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  • ダイナミックプライシングで収益最大化?リアルタイムに変動する価格戦略で企業の競争力を高めるには
ダイナミックプライシングで収益最大化?リアルタイムに変動する価格戦略で企業の競争力を高めるには

2024.06.07 放送分

ダイナミックプライシングで収益最大化?リアルタイムに変動する価格戦略で企業の競争力を高めるには

第188回アートリーアカデミア

THEME

ダイナミックプライシングで収益最大化?リアルタイムに変動する価格戦略で企業の競争力を高めるには

需要や在庫、顧客行動に応じて価格をリアルタイムに変動させるダイナミックプライシングについて議論します。収益最大化の仕組みと導入のハードル、価格をブランド価値としてどう守るか、販売チャネルごとに戦略を分ける考え方を整理します。

TOPICS

フリップ解説

佐藤
さあ、今夜のアートリーアカデミアは。
井戸
ダイナミックプライシングで収益最大化? リアルタイムに変動する価格戦略で企業の競争力を高めるには。ダイナミックプライシングとは、需要、供給や顧客行動に応じて商品やサービスの価格をリアルタイムで変動させる戦略のことです。需要と供給に基づく価格の変動を顧客行動の分析と利用することで、競合との価格競争への対応をしていきます。売り手は収益最大化を目指し、買い手は時期を選ぶことでお得に購入が可能となります。
佐藤
はい。わかりやすく言うと、航空券だとかホテルだとか平日安くなるみたいな、土日高くなるみたいな、そういうものが、まあ要はダイナミックプライシング。要は動的な価格っていう意味で、普通の価格のイメージだと静的、つまり動きがない。値決めしたものに対しての価格っていう形になるんですけど、まあある程度この市場だとか需要、要は人気、予約がたくさん入ると高くなるよとか、大体要は年間の統計を見て、大体このゴールデンウィークは高くなるとかっていうのをある程度オートでやるのか、それともある程度予想してやるのかっていう、いずれにしてもダイナミックプライシングにはなるっていうような感じですね。インターネット広告とかも自動入札とかで、この人気なキーワードに対して広告を入りたいとなると、やっぱこう、その人気度に応じて要は広告の入札単価が要は変わったりだとか。結構ダイナミックプライシングっていうのは取り入れられてる場所ってのが多いのかなっていうふうには感じますね。はい。うん。結構アパレルのセールアプリとかもね、割とブランド品だとかアイテムとかも割と取り入れられてる。タイムセールだとか、ああいうのもあったりするよね。今日はこの価格だけど、明日見るとまた違ったり。
井戸
そうですね。なるほど。
佐藤
結構いろんなところで使われてて、最近だとAIとかもね、先進的なところだと使って活用しているケースもあるんじゃないかなというふうに思っています。はい。具体的にどういうイメージになるのかっていうのを次のフリップで紹介します。
井戸
はい。ダイナミックプライシングの仕組みです。値下げのイメージですね。需要が高い時には価格を値上げし、需要が低い時には価格を値下げすることで追加の収益を図れる仕組みとなっています。
佐藤
はい。まああの、まあ図の通りなんですけど、企業側としては、その、何て言うんだろうな、その需要が低下した時にやっぱり高い価格設定のままだと、やっぱりこの、まあ機会損失するっていうか、だから安いから買うかみたいな動気の人もいるから、そこをまあ抑えに行くっていうイメージなんだけど、同時にこれをやるとブランド価値は下がるよっていうところも懸念しないといけない。それこそトヨタとかもそうだし、ルイヴィトンとかエルメスとかも値下げしないじゃん。そう。あえてダイナミックプライシングを採用しないっていう、ブランド価値を維持するっていう意味で、っていう部分もあるよね。そういうものを使う場合は、もう中古市場だとか、その要は代理店とか、そういった、要はブランド価値をキープしながら、要はそれを取り入れるっていう戦略を取ってるところもあるのかなっていうふうには感じますね。これどうですか? 先生。
原
根本的に、えっと、このダイナミックプライシングが一般化してくると何が起きるかっていうと、経済の弱体化なんですよ。
佐藤
あーそうなんだ。
原
そう。あんまり。だから経済的な部分でいうとよろしくないです。
久田
なんでですか?
原
えーと、なんでかというと、人間の欲求って安けりゃ買うに走るのは当たり前でしょ。でもそれって先ほど出たものの価値だったりとかってとイコールかっていうとそういうわけじゃないよね。で、えーと、ものの価値が例えば二分の一の金額で買えます。買いたくなりますよね。でも本来の、えーと、まあその売りたいもの自体の戦略がきちんとしてたら、その金額で売らなくてもいいはず。ってことは、えーと、要は市場の価格を前提にしているがゆえの経済の脆弱さが出ちゃうんですよ。ものを二分の一でしか買わない社会になっちゃうっていうのが形成されていくんで、ものが高いなら高いままの方がいいが、本来の経済の仕組みとしてはいいはずだっていうところが基軸だって話。
佐藤
なるほどね。そうですね。そうだよね。割とこの五年ぐらいでハイブランドとかもセールをやるようになってきたんだけど、ものによっては。そうするとやっぱセールの時しか買わんくなるもんね。
久田
なるほど、どうせセールになるしってなっちゃうんですね。
佐藤
そうそうそうそう。それが要は人の、要ははその収入とかがどんどんこう右肩上がりで増えてってるんだったら、まあ安い時にブランド体験させて、まあね、だんだんその収入も増えたら正規の値段でも買ってくれるよねっていう、もちろんそういう期待感もあるんだけど、なかなかそうは。まあ国内だと日本だとあんまりね、そういうのはあるかもしれない。
原
考えなきゃいけないのって、世の中、まあそもそも日本だけで考えた時だけど、日本のお金の回りをどんだけ多くできるかって考えたら、ダイナミックプライシングで金額が下がるじゃなくて、どっちかというと需要を上げて金額高くなるの方に持っていくのが本来なんだよね。
佐藤
まあでもあれかもしれんけどね。その、要は商品にもよって違うのかな。
原
違う。間違いない。
佐藤
それこそ例えば大根買うにしても、当たり前の毎日の大根とかと、要はブランド大根みたいなやつがあったとしたら、ブランドの大根は下げちゃいかんだろうし。
原
そうだね。でも世の中今多いのってSDGsの影響もあるんだけど、要は食、フードロスってよく言うじゃない。あれって要は計画生産できてないからなのみたいなね。で、それを要は廃棄するのがもったいないから安売りしますって根本的な話じゃないの? って私は思っちゃう。
佐藤
なるほどね。そもそも需要に合わせて生産をしていればっていう話もある。
原
そうです、そうです。そう。
佐藤
それもあるよね。
原
とは思うんですけど。
久田
ダイナミックプライシングってその値段が下がっていく方もあると思うんですけど、逆に需要が高まれば値段が上がっていくじゃないですか。なんでそのよく流通してるものに置いちゃうとあれなんですけど、例えばもう数が決まっているものが、その一般の人も買える値段で出回ってしまっていて、実際その買える買えないが競争になってしまうことを考えると、例えば倍、倍の値段をつけることで自分は買えるっていう確約がもらえるんだったら、その値段って全然払う価値はあると思うんですよ。なのでお金をかければ手に入るっていう手段をもらえるっていう意味では、私、ダイナミックプライシングって結構賛成なんですけど。
佐藤
値上げの方でね。
久田
はい。
佐藤
まあでも結局そのなんて言うんだろうな、ダイナミックプライシングもいいところ悪いところがあるから。
原
うん。
久田
うん。
佐藤
まあ結局落ち着くところはやっぱりブランドイメージを優先するのか、要は今すぐ目の前の、要は その商機を取るのかっていうところはある。先生が言うのは中長期的に見ると絶対的に経済は衰弱していくっていう話になるから。
原
そうですね。
佐藤
みんながみんな安い時に買えばいいよねっていう感じ。だけどみんなそれで待ってたら要は消費できんから、結局どっかのタイミングでは買うんだよね。
原
そうだよね。先ほどおっしゃったように、本当にものによると思うんですよ。希少価値だったりとかね。
久田
そうですね。
佐藤
あと企業のやっぱりあり方としては値上げをしていくことが正解だから。
原
うん。
久田
うん。
佐藤
だから結局だから、まあ生産数を絞っていけばいいんだよ。さっきななこ言ったように、値上げの方のダイナミックプライシングはいいと思うけど、値下げの方のダイナミックプライシングをしていくと、結局要は経済は弱体化していくっていう話になる。
原
そう。
佐藤
っていうところかな。まあいろいろ成功事例と失敗事例があるんで、一つずつ見ていきたいと思います。
原
はい。
井戸
はい。ダイナミックプライシングの成功事例です。つご紹介します。株式会社WASHプラスでは、コインランドリー専用IOTシステムスマートランドリーを開発。AIを用いて機器稼働データと気象データを分析し、日にちと時間帯ごとに分かれた1週間分の価格予報を表示します。これによって顧客は価格を比較し選択が可能で、オーナーは稼働率を最適化することができるようになりました。東京ヤクルトスワローズでは、人気に応じてチケット価格が変動する戦略を実施。特に阪神戦の外野席が人気で、発売当初円台の外野席が高騰しました。三塁側SS席は最高で一万三千四百円に達したこともあるそうで、ダイナミックプライシングを導入した価格戦略は、ファンの需要に応じて価格を調整。収益最大化に成功したそうです。
原
はい。
佐藤
こうやって見ると、利用料っていうところでは結構比較的導入してもいいのかなというふうに思う。要は例えば新幹線とかもそうだけど、なんていう新幹線が要は平日値上がりしたから、なんかブランド価値落ちるってことないじゃん。
毛受
それはないですね。それはない。
佐藤
平日当然利用者少ないから、やっぱりだから逆に言うとその時期を狙ってっていうのも別にそれは正しい判断だし、逆に土日に行きたいっていうふうになれば、高いお金を払ってでも行かなきゃっていうふうになるのは当たり前っていうか。
毛受
そうですね。
佐藤
だからやっぱりその利用料って意味ではいいのかなと思う。この洗濯機にしてもそうだし、洗濯のサービスもそうだしさ。コインランドリーの大衆的なもの、特に大衆的、公共的なものっていうのは基本的には導入していくといいのかなとは思う。
毛受
無駄がなくなるかもしれないですよね。入れた方が。うーん。
佐藤
そう。
原
これ思うのが、うーんとね、企業で見ると、例えばどの会社も事業計画としてのあり方ってあるじゃん。1年間の収益こんだけ取りたいって。これが要はダイナミックプライシングが影響させると、計画が多分落ちるか上がるかっていうところの局面が見にくくなるっていうのはあると思うんですよね。多分それこそ電車のチケットね、安くなったり高くなったり。これ、うんと維持費のベースで普通金額決めるはずなんですよ。いくらで売るのが適正かって。でもこれが要は市場の金額に応じて落ちるってなると、この会社自体が持たなくなるかもしれない要素も増えてくるっていうのは、もちろんニーズの差の部分は汲み取らなきゃいけない。大衆性の部分があるから。でもそこら辺も利用者側ってそこまで考えないと思うんですよね。そういうのもあるんじゃないか。あるっていうのは要素としては見とかないといけないとは思うんだけど。
佐藤
なるほどね。それもあるよね。確かに。そのブランドを応援したいから、あえて高い時に買うとかさ。
原
そうそうそう。
佐藤
いい時の価格で買うみたいなね。うん。そういうものもあるもんね。
原
そう。例えばだって車買う。だってトヨタとかさ、普通のディーラーもそうだけどさ、そんな安くしないじゃない。
佐藤
しないね。
原
例えばフェラーリとかさ、絶対値引きしないじゃない。あれ多分ブランドの部分の方の価値をみんな応援するからだと思うんだよね。
佐藤
そうだね。
原
レースで勝ってほしいとか、そういうのってなんか市場価格のあり方と何か違う気はするところもある。
佐藤
確かに同じものとして見ちゃえばね。違う経済だから。
原
違う経済。
佐藤
おそらく。
原
そうだと思うんだよね。
佐藤
経済が違うもん。
原
うん。
佐藤
どうですか?毛受さん。
毛受
そうですね、ダイナミックプライシング自体は結構なじみはありますよね。先ほどおっしゃってたように、旅行だったり航空券とか飛行機とかっていうのは当たり前のようにあるし。あとは日用、日常のお野菜とかの価格もちょっとずつ変わるじゃないですか。お肉とか結構安定してるのかなと思うんですけれども。なんかやっぱり業種によるんじゃないかなと思いますね。なんか日用品でもなんだろう、セール以外のシャンプーが今日は高いけど明日は安いとかだとちょっと困っちゃうとかあるし。あとはやっぱりブランドってところはすごく価値はあって、そのファンだったら一万三千四百円でもその試合が見たいとか、あれだったら大谷君のこれだったら何十万も払うよっていうところもあるし、ブランド価値をどう自分で作っていくかっていうところで高くしていける可能性はあるかな。
佐藤
逆に言うと、そのダイナミックプライシングでも導入しながらでも高くしていくっていうことも考えられるよね。
毛受
そうだよね。なんか私の大好きなお洋服のブランドがあって、ネットで販売してる方なんですけど、ファンが多いんですよ。だから販売した時にもうその日でもう売り切れちゃうぐらいな感じ。だから価格を落とさないんだけれども、でもやっぱりセールはやるんですよね。だけどセールはセール品だと思って買ってます、私も。すごく欲しかったわけじゃないけど、あ、でもこのぐらいの値段だったらお得かなみたいな。だけど本当に買いたいものはセールになるまでは待たないです。もしかしたらなくなっちゃうかもしれないしっていう。なんかすごいやり方うまいなと思いますけどね。
佐藤
そうですよね。そう、だからダイナミックプライシングは、まあだから一つとして、手段の一つとして使う戦略として。
毛受
なんかここが逃げになっちゃうと、経済が、もう損失出てもとにかく安く安く安くってしていっちゃうと、それ以外にやることができなくなっちゃうじゃないですか。やっぱり収入がちゃんと利益が出ないと新しい商品開発もとかもできないし、絶対回っていかないので、そこに逃げることは良くない。ただ無駄をなくすという意味ではいいかなと思います。
佐藤
案外その必要なタイミングがあるようなものとかもいいかもしれない。
毛受
そうですね。
佐藤
例えばうちも受託でね、制作をしていますとか、要は閑散期は安くしますよとか。で、当然繁忙期っていうのはみんな忙しいから高くても発注してくるし。
原
そうだね。
佐藤
そう。だけどそれによって、例えば後回しにしていたコーポレートサイトのリニューアル、ちょっと今このタイミングでやっておこうかとか、そういうのもあり得るし。多分家とかもそうだよね。家も結局タイミングじゃん。要は土地が見つかったらこのタイミングで家建てなきゃみたいな。土地だけ買って、なんか今ちょっと安くなるタイミング見計らってやるかみたいな感じで、あんま動機としては生まれない。
原
そうだよね。
佐藤
安くなってる、あ、このタイミングだったら、ここへ、要はこのタイミングで安くしてるところを決めちゃおうみたいな。ってのはあるもんね。一生に一回しか買わんもんとか。
原
そうだよね。そういうのもあるよね。確かにね。
佐藤
あと経済と直結すると私邸による影響を受けるから。そこもあるよ。
原
そこはある。
佐藤
私邸。その要はもう団体になって価格操作する連中。資本力あるとそれができるから。
久田
そうか。
佐藤
そう。
久田
上げようと思えば上げれちゃう。
佐藤
上げようと思ったら上げれるし、下げようと思ったら下げれるし、私邸による影響があるから。だから株とかそうだよね。
久田
だから、競合の旅館の予約をとりあえずめちゃくちゃ入れまくって、すっげえ値段上げて、で、キャンセルすればいいんだ、全部。
佐藤
っていうこともできちゃうし。でもそれで公取違反になるか何になるかわからんけど、営業妨害になるか。
原
そうだね。
井戸
ゲホゲホ。
佐藤
何しようとしてるの?まあでもそういうことはあり得る。失敗例もあるので見ていきましょう。
井戸
ダイナミックプライシングの失敗例ですね。観光地にあるホテルはコロナ禍で落ち込んだ売上を回復させるため、観光地近くの立地と円安の影響を背景に、外国人観光客を対象に宿泊価格を値上げしたそうです。すると日本人客が減少し、宿泊サービスが価格に見合っていないと悪評が口コミに多く投稿される事態になりました。もう一つ、ある洋菓子店のお話ですが、輸入食材の価格高騰を背景に、店舗とオンラインショップでの販売価格を値上げしました。同時に、値上げによる需要減少を防ぐためにタイムセールのキャンペーンを実施したところ、販売していたスーパーの価格よりも安くなったため、指摘を受け、卸価格を下げられる状況に陥ったそうです。
佐藤
気にしなかんのはやっぱり市場だけを見ちゃいかんっていうことなのね。
原
そうだよね。
佐藤
やっぱりこういう口コミっていうところで見ると、やっぱりその口コミの経済っていうのもおかしいけど、やっぱりこういうエンゲージメントみたいなやつも見なあかんし。で、やっぱり販売チャネルについてもやっぱり理解しなきゃいけないし。当然ステークホルダーを意識してバランスも考えないといけないよね。
原
これでも一方で、要は口コミの経済があるからこそなんだけど、悪いことにも転換されると思っていて。結局日本人客が減少って、これ要はターゲットがスイッチしたんですよね。
佐藤
そう、そうだね。
原
その上の観光地にあるホテルって、要はターゲットを外国人の観光客にするってやってるとこで日本人の客が減少するっていうのは、これも想定内の話だと思うんで。
佐藤
そうだね。
原
で、日本人の客でも、要はその金額を払える人がお客さんとしてターゲットですって明記してるだけの話なんで、これが口コミで悪いもんだって言われるのはちょっと違うのかなとは思ったよね。
佐藤
まあでもこれあれでしょ、サービスは変わってないのに単純に値上げしたからってことでしょ。
原
そう、まあそれはある。
佐藤
円安だから。
原
円安だからね。それはあると思うよ。
佐藤
どうした?
久田
いや、でもさ、その
久田
文句言ってる側も考えないといけないと思うんだけど、コロナでさ、めちゃくちゃ赤字叩いてるわけよ。回収しないといけないじゃないですか。それをさ、高くなったって言って騒ぐのはさ、あまりに酷じゃない。
佐藤
うん。まああの観光地についてね。
久田
うーん。それがなんかあ、あくどいとか。うーん。
佐藤
まあだからここに発生してる問題っていうのは、やっぱりその価値観なんだよね。
久田
うん。
毛受
価値観ですね。
佐藤
そう。価値観がやっぱり醸成しちゃっとるから。これも経済なんだよね、だから。コロナ禍による、要は経済の打撃ってそういうことだから。うん。
久田
うーん。
佐藤
必ずしも損得だけじゃなくて、要はそこに要は潜在している、その意識の部分だよね。うん。だからそういう意味でもダイナミックプライシングを取り入れると、そういう意識っていうのはもろに影響を受けるっていう部分もある。
井戸
確かに。
久田
そう意図していないブランディングが出来上がってしまう可能性はありますよね。上にも下にも。
佐藤
そうそうそうそう。ブランディングされちゃう可能性があるから。
久田
確かに。
佐藤
だからまあ静的と動的をやっぱりこう組み合わせて、やっぱり価格戦略をしていくっていうのはいいと思うんだけど、ただ今まであんまりそういうダイナミックプライシングと縁がなかった業界においても、考え方を取り入れていくと、ビジネスチャンスはあるんじゃないっていうところが今回のテーマですね。まあ一回本日のアジェンダ見ていきましょう。

TOPICS

テーマ討論

井戸
はい。ダイナミックプライシングで収益最大化?リアルタイムに変動する価格戦略で企業の競争力を高めるには。
佐藤
はい、どうでしょう?先生。競争力高めるには。
原
高めるには。それこそ本当にブランド力、商品だったり、企業のブランド力の高め方のところが、このダイナミックプライシングのところで反映されるようにしないといけないなんじゃないです。
佐藤
深くともブランド価値っていうものがあることを考慮しながら。
原
考慮しながら。そこをありきにしないと、なんか物だけだったり、サービスのあり方だけになっちゃうのは、あの企業としてはそこに引っ張られるのは良くない話だとは思うんですけどね。
佐藤
まあ価格競争してるところはまあ当然やった方がいいし、まあやってるんだろうね、当然。市場ばっかり見て値決めしてるわけだもんね、結局は。
原
そうだね。
佐藤
もっと言うと、ダイナミックプライシングに影響を取り入れなくてもいいぐらい、値段を上げきっちゃえば。
原
むしろね。
佐藤
いいよね。生産できる最大個数に対して最大の要は価格を設定して、そうするとあれだね、ダイナミックプライシングもういらないじゃんみたいな話になっちゃうけど。
原
いやでも。
佐藤
でもサステナブルもさ、誰か多分言ってたと思うんだけど、SDGsだとかサステナブルの影響もあって、今までハイブランドとかも値下げしてなかったやつが、要は値下げするようになったわけじゃん。結局要はブランド価値を要は気にしすぎて、自分たちのことばかり考えて、要は物を廃棄してるとか、そしたら環境に良くないよねみたいな。だからもっと地球規模で見た時に違うんじゃないの? っていう。
原
うんうん。
毛受
やっぱり企業もやっぱり自分たちの利益だけを考えてダイナミックプライシングをすると、多分良くない方向に行ってしまうから、企業の本当の理念っていうのは、消費者の幸せのためのもののサービスだったり、商品を売っているから、そこを頭に入れて価格をちゃんと考えていくっていう風に使えば、利益も最大化できるかちょっとわからないんですけれども、企業イメージみたいな価値とかは上がっていくような気はします。
佐藤
どう思う?ダイナミックプライシング。
井戸
なんかね、いやもう正直ね、どうとも思わないんですよね。正直なこと言うと。
佐藤
それはおもろいね。
井戸
欲しいもの、さっきも皆さんがおっしゃってましたけど、欲しいと思ったものがたとえ高くても欲しい時だったら別に買う、買えるし買うし、安くなるまでなるまで待とうとも思わないし。でもあの途中であの毛受さんがおっしゃってたセールになった時に、これぐらいの価格だったらこれは買ってもいいかもっても、確かにセールまで待つじゃないな。セールになったら買ったりもしますけど、なんかそこで動いてることに対して何も、まあそうだよねぐらいにしか思ってない。あんまり興味がなかったですね。ダイナミック価格が変わること。
佐藤
なるほどね。
久田
ダイナミックプライシングって、その市場のニーズを客側も知ることができる手段だと思ってて。値段が上がってってるものはつまりレビューですよ。人気がある、よく売れている、みんなが使いたがってる。なんか値段が上がってってるなって思ったら、クソ上がってるなって思いつつ、やっぱいいよねって思うし、値段が逆に自分が気に入ってるもので下がっていってるんだとしたら、なんかもっと買って応援しなきゃいけないのかなとか、この値段を止めなきゃって思うし、逆に他に流れてってるっていうことだから、じゃあそれはもしかしたら自分にとっても乗り換えタイミングなのかなっていう、その唯一の手段だと思います。
毛受
価格を下げる時のブランディングの仕方も結構大事かなと思っていて。売れないから安くなってるんだよねみたいなとちょっと価格下がるけども、それこそサスティナブルとかSDGsっていうのを付けて、こことここを省いて消費者のために見直した価格ですだと、あーなんか頑張ってるみたいなイメージはあって、安くしたとしても逆にたくさん売れるようになるとかはあるかもしれない。
佐藤
なるほどね。まあ値上げに関してはそのまま値上がっていいけど、値下げに関してはやっぱ違う商品として出すってのは正解かもしれないですね。カテゴリーとかもアウトレットとか。そうです。単純に安くするだけじゃなくて、ちょっと箱が汚れてるんでとか。
毛受
もう箱を省いたのでとか、無駄を省きました。で安くするとかだったらいいなと思いますね。
佐藤
そうですよね。安くする代わり恩恵も受けたらいいもんね、別に企業側もさ。
毛受
そうですね。まあ消費者としてはやっぱり安くなるに越したことはない、嬉しい、ラッキーとは思うので。ただ、そこの気持ちをつかむか、掴めるかどうかで変わってくるのかなとも。
久田
言い方ですよね。
毛受
言い方。
久田
言い方ですよね、本当に。
佐藤
それすらも、それすらもブランディング。
毛受
ブランディングですよね。だからしっかりブランディングができている企業はやっぱいいのかな。競争力高まっていくのかな。ただ、私は個人でやっていて、無形のサービスを提供しているので、私としては自分の価値を高めて金額は高くしていきたいっていうのはすごい難しいけど思っていて。安いから来るっていうんではなく、高くてもちゃんと買ってくれるようにするにはどうしたらいいかなっていうのの、やっぱりそこの責任だったりとか、ブラッシュアップっていうのはすごい考えるので、それも大事なのかな、企業としても。
佐藤
まあね、上げていくだけだったらダイナミックにならんもんね。上がったり下がったりするからダイナミックなわけだから。だから単純に最初のうちは人気とか需要とかお客様が少ないから安くして使ってもらうっていうのはまあいい戦略だと思うけど。で、サービスが人気になってきたら高くしていく。それもいいことだと思うんだけど、ダイナミックとなると安くするタイミングも必要だよね。それで何かっていうふうな時に。
毛受
結局プライシング、価格のつけ方とか変動すらも全部がブランディングになっていくっていうことだと思う。そこを見間違えないように、もうしっかり戦略として作っていかないと、あ、なんか流れに乗ってやっちゃうと失敗するような気はします。
佐藤
そうですね。
毛受
安くしてるから安くしちゃえとかではなく、ちゃんと一貫してやるっていうのが大事なのかな、企業として。
佐藤
ちょっと一回目星出したから書いてみるか。
井戸
ありがとうございます。
佐藤
はい。
井戸
はい。ではPRタイムとまいりましょう。久田さん、よろしくお願いします。
佐藤
はい、じゃあ本日のまとめできました。
久田
お願いします。

TOPICS

まとめ

佐藤
本日のまとめはこちらです。販売チャンネルに戦略を。なんかまあそこそこLVMHだとかもそうだし、リシュモンとかもそうだけど、ハイブランドたちがやってることを真似しちゃえばいいのかな。
久田
アウトレットとか?
佐藤
まあアウトレットもそうだし、最近だとアプリ作って、そこで別ブランドでなんかアウトレットセールサイトみたいなの作ってとか、タイムセール入れたりとか。なんかこう、全面ちょっと自分このブランドでやっちゃうとあれだけど、そういう市場アプリみたいな、そういう市場、なんて言うの、このセレクトショップみたいなブランドを作って売るとか、こっちのブランドに影響しないようにやるっていうのはありかもしれない。
久田
なるほど。
佐藤
だから結局やっぱサステナブル意識してかないといけない社会になってきてるから、単純にブランド守るっていう、じゃあ売りませんよとか廃止にしますよはダメだから。結局どうやってそれ解決していくかっていうのは、そういうところで、そこで要はダイナミックプライシングをやっぱり使ったチャンネルってのを持ってるとやっぱいいのかなっていうふうには思う。
毛受
いいと思います。
佐藤
究極の新商品だけど、全部なんかメルカリみたいなところにチャンネル作って、なんかプロパーが売ってないように見せて、実はプロパーが運用しているSNSのそういう販売チャンネルなんだけど。
毛受
あーでも見ます。なんかブランド持ってる子なんだけど、ZOZOTOWNにも出してて、そっちで値下げしたりとかして、なんでわざわざしてるんだろうと思ったら、そういうことかもしれないですね。ZOZOが値下げしてますみたいなイメージで、今ZOZO値下げしてるよ、私たちのブランドみたいな言ってるのは見たことあります。
佐藤
やっぱそうやって販売チャンネル分けますよね。ただそれしかないんかなっていう。
原
なるほど、そうだよね。市場の価値もわかるしね。
佐藤
そう、それで吸い上げてマーケティングに回していくっていうこともできる。
原
そうだね。
佐藤
はい、ありがとうございます。いやーちょっとね、難しい話だとちょっとね。
毛受
えー価格は。価格はね、永遠のテーマですよね。
佐藤
俺まで値決め得意じゃないのよ。いろんな視点で見ないといけないから。
原
そうだね。
佐藤
コストだけ計算しててもダメだし。市場に合わせるだけでも、結局要はなんていうの、売価構成みたいなやつをやっぱり捉えなきゃいけない。
原
そうだよね。
佐藤
結構科学的にやっぱ考えちゃうタイプだな。
原
数字だけが一人歩きしちゃうからね。
佐藤
そう。だけど数字はブランディングでもあるから、どういう数字が並んでるかによって安く見えたりもするし。200円とか違うだけでも安く見える。1万円なのか9800円なのか。そういうメンタルモデルに訴えかけるとかいう、ね、いろんな要素があるから。だから便利っちゃ便利なんだけど、ダイナミックプライシングで全部がね、全部やってくれたら。そういうわけにはいかんから、ブランドの目線で見て。だからまあもう難しいものは分けるっていうのがもう鉄則。アートリーアカデミアの鉄則。もうシンプルイズベスト。全部シンプルに分割していく。
久田
分かりやすい。
佐藤
これでいきましょう。
井戸
なるほど。かしこまりました。
佐藤
ありがとうございます。
井戸
はい。来週以降の放送はこちらの通りとなっています。次回も木曜日の夜10時にお会いしましょう。また来週もお楽しみに。
佐藤
最後までご視聴ありがとうございました。さようなら。

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