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【コンテンツマーケティング】コンテンツマーケティングで事業を成功させるには?

2022.07.28 放送分

【コンテンツマーケティング】コンテンツマーケティングで事業を成功させるには?

第91回アートリーアカデミア

THEME

【コンテンツマーケティング】コンテンツマーケティングで事業を成功させるには?

2022年6月、Googleはウェブサイト「ビジネスのこれからを、ひらこう。」を公開。中小企業向けにコンテンツ強化を図るとしてノウハウを掲載しており、マーケティング支援のトレーニングも受け付けています。コンテンツマーケティングで事業を成功させるには?アートリーアカデミアでソリューションを見出します。

TOPICS

ニュースの話題

佐藤
始まりました アートリーアカデミア。
井戸
本日のテーマはこちらです。「コンテンツマーケティング。Google 中小企業のコンテンツ強化。日本経済のさらなる成長へ。今年(2022年)6月、Googleはウェブサイト『ビジネスのこれからを、ひらこう。』を公開しました。『中小企業向けのコンテンツ強化を図る』として、ノウハウを掲載しており、マーケティング支援のトレーニングも受け付けています」
佐藤
(今夜のテーマは)「コンテンツマーケティング」ですけれども。まずはニュースについての補足を(徹郎さんに)お願いしましょう。
蒲生
「コンテンツマーケティング」とは、「顧客にとって『価値のあるコンテンツを制作・発信を通じてタッチポイントを増やす』ことで、『顧客を育成して、購買層やファン化させていく』こと」を指します。なお、『Google』社が新しく開設した『ビジネスのこれからを、ひらこう。』とは、「コンテンツの質をどうこうする」というよりも「『Googleマップ』や『Googleアナリティクス』、『Google広告』などを使ってコンテンツを発信していきましょう」みたいなことが掲載されているんです。だから「事例」としても様々な企業が挙げられていまして。例えば、「何百年も続く寺院がGoogle広告を出している映像」や 「沖縄の観光事業会社のスタッフが『アナリティクス』を使って、『どこの地域から見られているかを確認している」などの様子が掲載されています。
佐藤
ということは、(『ビジネスのこれからを、ひらこう。』は、)「結構活用されている」わけ?
蒲生
『ビジネスのこれからを、ひらこう。』では、「ウェビナーを申し込める」という特徴もありまして。とは言え、「アナリティクス」や「MEO」のように具体的に載せられてはいませんが、「無料オンライン講座申し込み」というボタンを押すと、(ウェビナーの開催)時間が表示されるので……。
佐藤
そうは言っても、Googleからは「割と頻繁に電話かかってくる」ものだよね?
蒲生
ですね。
佐藤
要は「(Google)広告をたくさん使ってもらったほうが(Googleが)儲かる」わけだから。だからか、「結構頻繁に電話がかかってくる」んだよね。
久田
ちなみに、「どういった内容の電話」なんですか?
佐藤
例えば、「今運用されている広告のパフォーマンス上げるためのアドバイスがしたいから」みたいな話であったり、「SEOについて」だったりかな。
井戸
私の印象では、「すごく丁寧な電話がかかってくる」んですよ。おまけに、「担当者」まで付いて……。
佐藤
本当に「すごくきちんとしている」よね。ところで、渡邉さんは、『Googleアナリティクス』や『(Google)広告』などにはあまり……?
渡邉
「分からなそうな感じ」は伝わっていますかね?
佐藤
実際、やり方が「アナログスタイル」だものね。だけど、「インターネットを活用すること」も「少なからずあり」ますよね?
渡邉
例えば以前取り上げた「ライブコマース」などは取り入れていこうかと思っていますが、基本的には「これから」なので。だから丈亮さんのおっしゃる通り、「結構アナログ」です。あと(デジタル系の要素でやっていることとして)は、「ECサイト」くらいですかね。だからメインとしているのは「展示会」や「ポップアップストア」なので。事実、「デジタル系の施策」は、「もっと積極的にやらなければならない」と言いますか、「弱点となってしまっている」ので。だけど、「コンテンツマーケティング」という観点としては、「セレクトショップ何選」みたいなファッション記事を書いていて。ちなみに、こうした記事類は「年間8万人ぐらいに読まれている」ようで。それから「明治時代のファッション」や「大正時代のファッション」みたいな「数万文字クラス」の記事も1ヵ月に1記事は上げるようにしていて。……だから「ライター」もしています。
佐藤
(ちなみにそれらの記事は)どこに掲載しているんですか?
渡邉
『BECOS Journal』という友達の会社のサイトから『VEDUTA』のサイトへ飛べるようにリンクを仕込ませてもらって……。ちなみに、連載の語り口としては「着物デザイナーが語る何ちゃら」みたいな感じですけど。要するに、「『VEDUTA』のホームページを見に来てもらうためのフック」としてですね。
佐藤
それならむしろ「バリバリにやっている」ことになるね。
渡邉
「僕のやっていることも当てはまる」んですか?
佐藤
「充分にコンテンツマーケティング」だよ。
渡邉
「いかにしてタッチポイントを増やすか」を目標にやっています。
佐藤
「コンテンツマーケティングの入口」としては、基本的には「SEO」と「SNS」が挙げられるだろうね。要は、「(SNSで)広告をかける」か、 いわゆる「オーガニック(自然流入)検索か」の違いであって。とは言え、「基本的な施策」としては、「書いた記事をウェブに載せて、SEO的な観点から検索順位を上げていって。さらにそこ(ウェブに上げたSEO記事)に(サイト訪問者を)繋げるために、(SEO記事の)「予告版」や「ショート版」のようなコンテンツをSNSで発信して。それで「記事」は、いわゆる「オウンドメディアとして運用していく」という流れが「大前提とも言える基本形」なんだよ。だから、「ナベちゃんのやっていること」は、「立派なコンテンツマーケティング」なんだよ。
渡邉
この(コンテンツマーケティングという)手法は、「おすすめしてもらった」ので取り入れたんですよ。要は、「ホームページの導入を増やすためには何をすれば良いのかな?」と思い立って相談したところ、「記事を書いたら良いんじゃない?」と言われて始めたんですけども。……ちなみに、「明治時代 ファッション」で検索をかけると、僕の書いた記事が「(上位に)ポーンと出てくる」んですよ。だからそのおかげか、たまに「『Twitter』で拡散される」こともあって。例えば、「大正時代の原宿を歩いている女の子たちのファッションは、今でも通用しそうだよね」みたいな感じで……。
佐藤
……だけど、それ(自分の書いた記事がSNSで拡散されること)は「理想系」だよね。要するに、(投下するコンテンツの)数を増やすことは「(潜在顧客層への)接触機会の増加」に繋がってくるわけだから……。
渡邉
ちなみに僕は「1ヵ月に1記事書いてきた内容を全てまとめた本」を出版したいと思っていて……。
佐藤
確かに、「本」も「コンテンツマーケティングの1種」だからね。実は、「コンテンツマーケティングの究極系」は「本」なんだよね。より正確な言い方をするなら、「本」や「映画」などの「パッケージングされたもの」だよね。だから、展示会の折に「本を配っている人もいる」わけで……。
久田
「セミナーの本です」みたいな?
佐藤
そういうこと。要するに、(コンテンツマーケティングの)「最強形態」が「本」などのパッケージングコンテンツというわけ。ただし、パッケージングコンテンツは、用意するにも「手間と時間を要する」から……。
原
「本」と聞くと、すごく「アナログな感じ」がするけれど……。
佐藤
確かに、「アナログな感じ」は否めないけれど。だけど、「最強形態を追い求める」と「パッケージングコンテンツに行き着く」んだよ。だから、ナベちゃんの場合は、「最上流のと最下流を押さえようとしている」とも言えるわけで……。
原
さすがです。
渡邉
知らなかったです。
佐藤
「フリップがある」とのことなので、ひとまず見てみましょう。

TOPICS

フリップ解説

井戸
「コンテンツマーケティングで扱うコンテンツ」の分布図となります。縦軸が「感情訴求」と「ロジック訴求」、横軸が「認知獲得」と「購買」と(いう設定に)なっています。
佐藤
「真ん中少し左」に「eBOOK(電子書籍)」とあるけれど。要はそちら(eBOOK)のほうが「もう少し手軽」なわけだよね。……確かに、「まとめて出すにしても、「(紙の)書籍にするには少なからず短いな……」と思う時もあるだろうし。
井戸
確かに、「記事」も(eBOOKよりも「認知獲得」に寄ったコンテンツとして)「含まれて」いますね。
佐藤
要するに「本」などのパッケージングコンテンツは、「最上流」の……。
蒲生
詰まるところ、「時間をかけて」いますからね。「積み重ねてきた細かいコンテンツの総まとめ」が、「書籍」や「ロングムービー」などになるわけですから。
佐藤
何か補足があれば(徹郎さん、お願いします)。
蒲生
先ほど社長がおっしゃったように、「SEO」や「SNS」、「オウンドメディア」など、「マーケティングにも様々な手法がある」のですが、その総称が「コンテンツマーケティング」となります。そして、「コンテンツマーケティングの舞台」として扱われるものの一例として、「これら(フリップに挙げられている各種コンテンツ)がある」わけです。それから、「少なからず馴染みのない言葉」を補足していくなら、「バイラルコンテンツ」でしょうかね? これは『Twitter』などで「目を引く写真」や「キャッチコピー」でバズらせることを……。
佐藤
端的に言えば、(バイラルコンテンツとは、)「バズらせることを目的にしたコンテンツ」だよね。例えば、「爪楊枝で恐竜の骨格模型を作ってみました」みたいな……。
蒲生
それから、「インフォグラフィックス」も挙げられるでしょうね。こちらは、「イラストや図などを用いて」……。
佐藤
「このフリップそのものがインフォグラフィック」だよね。
井戸
要するに「分かりやすくまとめられた資料」ということですね?
佐藤
結局は「そういうこと」だよね。要するに「コンテンツマーケティング」とは「コンテンツと呼ばれるものを利用してマーケティングをしていく手法」なわけだよね。要はその中でも「入り口になりやすいもの」が「SEOと連結した検索」と「SNSでの投稿」である分「比重が集まって」いるわけだよね。だから、これら(SEOやSNS対応のコンテンツ)を足がかりに「少しずつ理解を深めさせていく」みたいな「潜在顧客に対するエンゲージメントを高めていくやり方」も外せなくなるだろうね。そうなると、もはや「現代の代表的なマーケティング手法」と言っても過言ではないだろうね。さらにそれ(SEOやSNS対応のコンテンツ)をバズらせるために、「広告を仕掛ける」こともするわけで……。……「例えばの話」をすると、「渡邉さんの記事に関する広告を仕掛けた」とした場合、そこ(ナベちゃんBECOS Journalの記事)には「さらなる流入が起こる可能性がある」わけだから。……だから、「通常の自然検索に任せるだけ」であれば、「年間8万人の流入」が「上限」だったかもしれないけれど、「それ(ナベちゃんBECOS Journalの記事)に関する広告を投下」させることで、「2年で16万人」だったところを「3カ月で達成することもできる」わけだよね。言い換えると「広告を仕掛ける」ことは、「時短にも繋げられる」わけだよね。……もちろん、「事業との相性もある」とは思うけれど。だけど、「基本的にはおおよそどこにでも当てはまる」ような話ではある気がする。要は「ここ(フリップ)に挙げられているものが全てではない」と言うか、「コンテンツになり得るもの」は「いっぱいある」わけだから。例えば「ボイスメモ」や『Podcast』なども「コンテンツになる」わけだから。要するに、「ユーザーがそれを利用して価値や対価を得られられるもの」が「コンテンツになる」だろうね。
原
アートリーさんには「うちのお客さんをお願いします」みたいな感じで「案件をご紹介することがある」わけですよね。とは言え、「業態や会社の状況、何を商っているか」などで「提案されている内容が違う」という認識なんですけど、それは「何を基準に考えているのか」が……。
佐藤
それは(コンテンツマーケティングを)「どうやって組み立てるのか」みたいなことですか?
原
そうです。その方法を教えていただければ。
佐藤
「ビジネスモデルによるところがある」のは大前提だけどね。例えそこ(ビジネスモデルに左右される要素)は置いておくにしても、「現実的な予算」と「それ(コンテンツマーケティング)を実現できる体制が整っているかどうか」は大きいだろうね。例えば仮に「記事コンテンツでコンテンツマーケティングを進めていく」となったとして、いきなり「記事を書いてください」となったとして。「(実際に記事を)書ける方」がいれば「大抵は問題ない」のだけれど。とは言え、結局「それ(記事のライティング)は本職ではないので、発注しましょう」みたいになるのが「大体」だから。「金を出すことが難しい」のであれば、「ランディングページか何かを1発作っ」て、 そこに紐付く広告を「小出しで流していく」手もあるわけだから。確かに「すぐに成果が欲しい」などの場合は、「不適」かもしれないけれど、「長期的な資産」と言うか(いずれは)「お金をかけずとも多くの流入を得られるようにしたい」のであれば、「少しずつでも構わないからウェブマガジンの記事を書き溜めていく」だけでもありだろうし……。
原
つまりは「お客さんの要望」だけでなく、「実際にできること」や「成果として見せられる要素」も重要なわけですね?
佐藤
例えば「渡邉さんの場合」であれば、「記事の内容自体が結構個性的」と言うか「ユニーク」なんだけど。ところが一方では「クレジットカード」のような「金融関係のコンテンツ」は「溢れ返っている」わけで。だから、「供給過多のコンテンツでSEO勝負をしよう!」と思っても、「もはや難し過ぎる」から、「違う施策を考える必要がある」だろうし……。実際、「金融関係コンテンツ」は、「『YouTube』の動画などもかなり多い」よね? だから、そうした「競合が多すぎるジャンル」の場合は、「この人が動画に出てしゃべっていたら面白いよね?」みたいなものなら、「狙えなくもない」だろうけど。そうは言っても、「かなり綿密なコンテンツ設計は必要」だろうね。……でも、「最終的なゴールに導くためのページ」は「必要」だから。要するに、「知ってもらうことや認知を高めるためのフックになるようなもの」と言うか……。例えば、「明治時代の衣装」みたいな記事は、そもそもが「フックとして強い」んだよ。だけど、「『VEDUTA』のサイトに飛んでもらう仕掛けはできてます。そうは言っても、そこからさらに引き込むためのコンテンツは用意できていない」として。その場合、「ある程度の流入は来ている」ものの、「思ったよりも購買に至っていない」や「もう一工夫できれば、もう少し買ってもらえそうだよね?」みたいな雰囲気があるのであれば。不足している「中間のコンテンツを差し込んでいく必要がありそうだよね?」みたいに「段階を踏んでいく」ような感じで施策していって……。例えば、「明治時代の衣装の記事から来た人には、今度はこの記事だよね」や「もしかしたら、こんな記事にも興味があるんじゃないかな?」みたいに次々レコメンドさせていって。……そうは言っても、「どのルートからも全く刺さらない記事」なんてものもあるわけだから。その場合は、「違う角度からのアプローチで呼び寄せる」方法を考える必要があるよね。例えば「女性向け」か「男性向けか」で「既にターゲットへのアプローチのさせ方が違う」よね。だから言うなれば、本当に「ケースバイケースの組み合わせ」だろうね。……何だか「あまり話がまとまっていなかった」ようなところはあったけれど、一応は「プロ」なので……。
原
だからこそ、「プロに聞きたい」わけです。
井戸
確かに私にとっても「勉強になり」ました。
佐藤
言ってしまえば、このアートリーアカデミアも「そう」だからね。文字通り「コンテンツマーケティング」だから。
原
そうは言っても、この図(「コンテンツマーケティングで扱うコンテンツ」のフリップ)を見て、「より良い組み合わせを考え出すことは素人には難しいだろうな」と思いました。
佐藤
確かに、「できるかできないか」もあるけどね。例えば「うち(アートリー)がコンテンツマーケティングをしていく」にしても、「ここまでやれれば、もっといけるだろう」とは分かっていても、「事業上の都合などもある」わけだから、「手の回っていない部分」というのも「どうしても出る」わけで。別に「マインド(※思考要員)が足りていない」わけではないんだけども。だから、本当であれば「(外部に)発注する」みたいな選択肢などもあるわけだから。……とは言え、一般的な企業の場合では「それ(コンテンツマーケティングの外部発注)すらも考えるに至っていなかったりする」こともあるわけだから……。
蒲生
仮に「幅広くコンテンツ出していく」にしても、「ブランディングとしての一貫性」を担保しなければ、むしろ逆効果……。
佐藤
「逆効果」と言うよりも、「分散してぼやける」みたいなイメージだろうね。コンテンツマーケティングの意義自体、「少しずつ解像度を高めていく」ことにあるわけだから。
原
(要するに、「コンテンツマーケティング」とは、)「そういうイメージ」なんですね?
佐藤
だから、「誰でも入ってこれるような感じのオープンで割と広い箱」をイメージしてもらえると分かりやすいのかな? それで、「最終的にVEDUTAの服を買わせたい」と言うか、「買ってもらいたい」とするなら。入口となるのは、「着物」や「ストリート」などの「様々な服のジャンル」だろうから。「ワンピース」に興味ある人もいれば、「ドレス」に興味ある人もいて……。要はそうした「雑多な集団を全体的に高めていきたい」わけだから……。
原
要するに、「エッセンスの最も濃いところをいかにして本来のゴール着地点に近付けていくか」ということですか?
佐藤
そういうこと。だから時には「変わり種」として「動画を投下させてみる」みたいなこともして、「動画からの流入も拾える」算段ができていければ。……言ってしまえば、「全てできていれば最高で最強」なんだよ。だけど、コンテンツの運営には「時間も金もかかる」から。さらに、徹郎さんが言ったように、「一貫性を保つ」必要もあるわけだから。とは言え、「一貫性」すら「時代の変化と共に変わっていく」わけだから……。
原
すごく細かいところまで解説いただいて……。私からすれば、「すごく難しいことをやっている」ように見えるのだけれど……。
佐藤
確かに「難しいと言えば難しい」のかもしれないけどね。だから「導入事例」みたいなものを考えるとして……。例えば「著名人の推奨コメント」や「商品レビュー」などは「第三者証明」みたいなものだから。だから、同じ「記事」というコンテンツがあったとしても「自力で発信している記事」と「第三者証明としてまとめられた記事」とでは、「説得力の有無が違う 」から。だから、今回のフリップでは「著名人の推奨コメント」となっているけれど、コンテンツマーケティングとしては、「軸とのかけ合わせ」ではないけれど、「著名人の推奨コメントによるプロモーションビデオ」や「著名人の推奨コメントによるオンラインセミナー」みたいなものも「あり得る」わけだから……。
原
内容によるわけだ。

TOPICS

テーマ討論

佐藤
そういうこと。今回の課題を見ていきましょうか。
井戸
「コンテンツマーケティング。課題:中小企業が成果を出すには?」
佐藤
「中小企業が成果を出すには」ですけれども。徹郎さん、(中小企業が)「成果出す」には、どうすれば良いですか……。
蒲生
「コンテンツの質」に加えて、「自然検索や広告」なども含めた「タッチポイントの精度」が重要でしょうね。そうは言っても、最も重要なのは「コンテンツの質をいかに担保するか」ですけれど。中小企業には、「それぞれの個性や考え方がある」ものなので、そこを活かして「ターゲットに向けた上手なコンテンツ化」ができれば良いと思います。事例を挙げると、「にきびケア用品メーカー」では、『ニキペディア』と題した「にきびに特化したウェブマガジンを運営していたり。あとは「葬儀会社」の場合は、日常生活ではあまり聞かないであろう「葬儀におけるマナーを解説する動画をYouTubeチャンネルで配信」していたりなどがありますね。要は「少しニッチな感じの個性的なコンテンツ」を作っている傾向にあると言えるでしょう。
佐藤
要するに「市場」や「メディア」にもよるわけか。だから、「適切なメディア」に出すべきで……。例えば代表的なSNSと言うと、『Twitter』、『Facebook』、『Instagram』、『 TikTok』、『YouTube』辺りが挙げられるだろうけど、 全て「メディアとしての形式が違う」から。 例えば「Aさんというユーザーがいる」としても、「各メディアに対して何を求めているかは違う」わけだから。だから、「メディアに相応しいコンテンツを提供していく」必要があるわけで。例えば、「記事を読みたい層の流入」なら、「SEOやTwitterから見込める」わけだけど。だけど、その記事の広告を「『TikTok』に出稿したとしても、(そこ(『Tik Tok』)には、)「ショート動画を見たい人たち」が溜まっているわけだから。その場合……。
井戸
「マッチング不成立」というわけですね?
佐藤
そういうこと。だから「メディアとの相性」も「考えなければならない」わけで。言わば「発信したいこと」と「読み手が知りたいこと」を「デザイン思考的に考えなければならない」と言うか、「読み手が何を求めてるか」という「ニーズをマッチさせて、ソリューションを出していくことが必要」だろうね。だから、「中小企業が成果出すには?」で考えるとすると、「発信したい気持ちばかりが先行している面が強いから。欠点を補うためにも「コンサル(ティング)を入れ」られれば「最良」なんだけど。少なくとも「社員の声を聞く」だけでも良いかもしれない。あとは、「社員の周りの友達や家族などから意見をもらう」ことも「あり」かもしれないただ、「バイアスがかかっている」可能性はあるから。だから、「話半分」ぐらいで聞いておいて、「傾向みたいなところを取れる」と良いのかもしれない。
佐藤
そうは言っても「お金をかけないことには何ともならない」んだけどね。だから、「コンテンツに対する予算はいくらでも構わない」んだけど。だから月額予算が「5万円」だとして。だけど、バズらせていくにも「ある程度の母数は入り用」だから。要は「数字(アクセス数やPV数)」にも「大数の定理」と呼ばれるものがあって。要は、たかが「100アクセスぐらい」ではブレが出たりするわけよ。要するに「『果たしてそれ(100アクセスくらいでブレの出る値)はデータとして正しいのかどうか』が問題になってしまう」から……。
井戸
つまりは「割合の問題」ということですね?
佐藤
だから「100人ではなくて1万人に見てもらった」のであれば、「それなりに信頼性は高くなる」わけで。それで、ある程度データが得られたら、「10万人に見てもらえたらどうなのか?」みたいに「PDCAサイクル」が回せるようになるわけだから。そのためにも「ある程度の広告は突っ込んでいく必要がある」わけだよ。だから基本的には「広告もセット」で考えて様子を見ていかなければ「厳しい」ようには……。要するに「マーケティング」と言うよりも「リサーチにお金払った」と思うほうが「正確」なのかもしれないね。例えば「今月は10万円」みたいな「ショット(単発)の金額」として。感覚としては「トライアル(お試し)としてやってみたいんだけど」みたいなノリでもありかもしれない。その結果、「たまたまとは言え相性が良」ければ「見っけもの」だろうし、逆に「少なからず頼りない」パターンであっても「そこで終わり」にすれば問題ないわけで。要は「試金石」ではないけれど、「(経験を)蓄積していかなければならない」わけだ。言ってしまえば、「マーケティングは金を払って失敗しておくべきもの」であって……。
原
「リサーチ」を目的に据えるのであれば、「トライアンドエラーは必然」でしょうね。
佐藤
せっかくだから、我々(株式会社アートリー)のスタイルを例にして。うち(アートリー)では、新しく何か立ち上げる時には、「事業内容が固まる前」から「メディア」と言うか、「ウェブマガジン」を作って、とりあえず記事をばーっと拡散させるの。……昔であれば、『NAVERまとめ』のような「キュレーションサイト」的な感じで、よそのサイトから持ってきた情報を添削して、大体100ページ〜300ページぐらい作って、SEO検索の分析に通すことで、「その市場にそもそもニーズがあるのか」や「どのページが見られているのか」を……。
井戸
詰まるところ「(事業を)立ち上げる前に分析する材料を先に得ておく」ということですか?
佐藤
そういうこと。そうやって仕掛けておくことで、「半年後や1年後に事業が進んでいた」場合、「既にユーザーがいる状況を作れる」わけだから。だから、「ウェブマガジンを1つ立ち上げる」にしても、「この10年ぐらい変わっていない基本的な戦略がある」わけだよ。しかも、この戦略は「Googleに検索がある限り有効」なわけだから…… 。確かに今は「インスタなどのSNSが流行ってきている」分、「記事にハッシュタグをありったけ入れていく」のも「1つの方法」ではあるけれど。そうは言っても、「SNSはエンゲージメントが弱い」一面もあるから、「クリエイティブが心底高く」なければ「厳しい」だろうね。「本質的に求められる情報量が少なくなる」わけだから。だからその分、「価値だけでなく質も高くなければ見破られる」わけだけど。だとしても、「エンゲージメントの構築」は「一朝一夕にはできない」から。そもそも、「記事を検索する層」は「基本的なニーズは既に持っている層」だから……。
原
「知りたいことは定まっている」わけですものね。
佐藤
言わば「顕在層」だよね。SNSは「全く知らない層にもぶつけに行くもの」だから。確かに、「ハッシュタグで検索はする」けれど、そもそも、「SEOとハッシュタグでは検索の質自体が違う」から……。
原
要するに「元々の質が違うところでの顧客の拾い方の話」ですね?
佐藤
だから「SEOは強い」よね。ちなみに、この5年ぐらいの定石は、「順位を上げること」よりも「様々なキーワードで流をさせること」だけどね。
井戸
勉強になった。
佐藤
今日は「勉強回」だったのかな?
原
「勉強回」でしたね。
井戸
また、今回のテーマが絶妙に……。
佐藤
もしかして、今日は「ウェビナー」だったのかな? ……ソリューションを出しても構わないですか?

TOPICS

ソリューション

井戸
お願いします。
佐藤
本日のソリューションはこちらです。「マーケティング予算を作ろう」。「捨て銭」とは言わないけど、ひとまずは「予算の金額設定をし」て。例えば、「毎月10万円ずつ、1年間はまずやってみよう」と言いますか。言ってしまうと(マーケティングは)「企業活動をしている間はやらなければならないこと」だから。だから「成果が出ても出なくても、予算決めてとにかくやってみて、そこから学ぶこと」が大切……。場合によっては「業者を変えて良い」とも思うし、「いろいろな施策を講じてみても良い」とも思う。とにかく、「いくらでも構わないから毎月投資をする」ことで、「いろいろなことを覚えていけ」れば……。要は「成果を一つずつ噛み締めていければ良い」ように思います。具体的には「広告予算」でも「コンテンツの発注」でも構わないから……。
原
何はなくとも「検証」なんですね。
佐藤
出し直すなら、「まずお金を使おう」というところかな? ありがとうございます。「まずお金を使おう」は良いかも! 「本当のこと」だから。そもそも「お金をかける」ことは、「食べ物」や「服」にしても「良いものを知る上には必要なこと」だから……。
井戸
まずやってみないことには「価値すら分からない」ですものね。
佐藤
ちなみに、これは「持論」なんだけど。検索項目の処理で出てくる……。「検索結果に紛れてたくさん出る広告(※おそらく「リスティング広告」のこと)も、「参入障壁が高い」と言うか「競合が大勢いる」わけだけど。「ニーズがあるからみんな広告を出稿している」わけで。要は、「結局やっていないから価値が分からない」だけで、「みんながやっている」と分かれば、「それだけで上手くいく」可能性もあるよね。
井戸
「パイを食い合うほどのニーズがある」わけですものね。
佐藤
それで上手くいっているわけだから。であれば、「やらなければならない」よね。
原
むしろ「今だからこそやらなければならない」わけだよね?
佐藤
仮に「不幸なことにコンテンツマーケティングについて分かる人間が周りに誰もいなかった」としたら、「自分が頑張って覚える」しかないよね。だって「仕方がない」もの。さすがに「今まで人間関係を作ってこなかったのだから」とは非難しないけれど、おそらく「たまたま偶然とは言え、縁がなかった」のはあるかもしれないよね。だったら、「今お金を使うしかない」わけで……。
原
むしろ、「今まで使っていなかった」ところに「使うタイミングが来た」わけですから……。
佐藤
そういう話だよね。
原
大事ですね。ありがとうございます。
井戸
次回以降の放送はこちらの通りとなっています。来週も木曜日の夜10時にお会いしましょう。次回もお楽しみに。
佐藤
最後までご視聴ありがとうございました。さよなら!

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