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  • ユニークベニュー活用でビジネスイベントを変革!どのような新しい価値を企業は生み出すべきか
ユニークベニュー活用でビジネスイベントを変革!どのような新しい価値を企業は生み出すべきか

2024.03.27 放送分

ユニークベニュー活用でビジネスイベントを変革!どのような新しい価値を企業は生み出すべきか

第178回アートリーアカデミア

THEME

ユニークベニュー活用でビジネスイベントを変革!どのような新しい価値を企業は生み出すべきか

企業としてユニークベニューを利用するメリットと、それによって生まれる社会への影響について議論します。アートリーアカデミアでは、どのような答えを見つけたのかをご覧ください。

TOPICS

フリップ解説

佐藤
さあ、今夜のアートリーアカデミアは。
井戸
「ユニークベニュー活用でビジネスイベントを変革!どのような新しい価値を企業は生み出すべきか」。ユニークベニューとは一般的な会場や施設とは異なり、特異な特徴や魅力を持つ独特な場所で、イベントや集まりに個性的な体験を提供する空間のことをいいます。ヨーロッパ発の概念で、参加者の関心を引きつけ、差別化を図り、記憶に残る体験を提供するための有効な手段として活用されています。
佐藤
ヨーロッパとかだと、フランスとかだとベルサイユ宮殿の庭使って、市をやったりだとか、セレモニーとかそういうことをやったりとか、割とそういうイメージがあったりとかするんですけど、最近国内でもお寺を使ったりだとか、ライトアップみたいな、ああいうものもあるし。興行的なイメージがあったんだけど、それだけじゃなくて、例えば式典的なものだとかもそうだし、ああいうカンファレンス。サミットとかもそうじゃん。結構文化的なとか、ああいうところでおもてなしもあるから、国それぞれの。だからそれがもうちょっと民間にも下りてきてるようなイメージなのかなっていう感じですね。文化を知ってもらうっていう観点からもすごく意味のあることなのかなっていう。特に古いものとかは歴史っていうものもつきまとうから、そこに対して。だから、そのコンセプトに合ったものっていうのができてくると、よりいいのかなっていう、イベントの質も高まるっていうか。どういった場所があるのかっていうのを次のフリップでご紹介します。
井戸
ユニークベニューの種類です。大きく三つ挙げられてまして、ビーチ、森林、山岳地帯など自然美が際立つロケーション。次が神社仏閣、城跡、古民家など歴史や文化的価値の高い建造物。最後にアートギャラリーや美術館など現代的デザインを特徴とする施設といったものが挙げられています。
佐藤
必ずしも歴史的な場所だけじゃなくて、海だとか山だとかそういったものもそうですし。こういう、例えばミュージアムみたいなんもそうだと思うし。ちょっと意外性っていうか、場所のパワーも借りようよっていう考え方。ただ会議やるので会議室でやるとかじゃなくて、そういった意味でいろんなアイデア、だから結構意外性とかも大事だし。アクセス面だとかそういうことの問題とかも残っちゃうんだけど、なのかなっていう。だから割とアーティストとかは昔からミュージックビデオを撮るのに教会でやったりだとか、どこどこでとか割とあるじゃん。それをビジネスシーンにもっと活用するっていうような話なのかなっていう。これ、どう思いますか、先生。
原
日本って誇れる歴史的なものだったり風景だったり、四季もあるから、すごくいっぱい使えると思うんですよね。で、その土地の雰囲気で何かを楽しむとか何かをやるって、すごくかけるの要素が多いと思うんですよ。だから、これ、一般の企業もそうなんだけど、地方自治体もっともっと打ち出してもらいたいんです。こういうふうに打ち出す、使えるよっていうのをやってもらえるといいなって私も思ってるんですけどね。
佐藤
これ、毛受さん、どうでしょう?
毛受
私も経験したことがあるのが比叡山延暦寺のファッションショーであったりとか、神社仏閣でやるイベントっていうのも、それを体験した、自分が出演する側でもそうだし、目にすると特別感がすごくあるので、すごく注意が引くというか、行きたいとかすぐ思うんですよね。なので、よくファッションショーでも最近神社仏閣であるファッションショーっていうの結構多くなってきているし、能楽堂でイベントやったりとかっていうのもあったりとか、特別感がより興奮させるじゃないですけどもエンタメ要素が高くなるので、そういうエンタメ、ファッションショーとか以外でも、ビジネスシーンでどういうことが使えるのかなってすごく考えてますね。
佐藤
それこそ昔はバブルじゃないけど、ITバブルのときにサイバーエージェントが入社式をクラブでやったりだとかもあったし、あれもユニークベニューっちゃあユニークベニューの活用になると思うし。だからそういうのもそうだし、何かしら催し事をやるのはすごくやりやすいかなみたいな。新製品発表会とか、ああいうのも記者会見の場所を借りるだけじゃなくて、ちなんだ場所でやるよとかでもいいと思うし。だから結局企業だったらそういう新製品の発表とかああいうのもそうだけど、PRする、プレスリリースで打つようなものとかだったら割といいよね。ちょっと手間かかるんだけど、より効果としては大きくなる。だからそれに向けてユニークベニューを活用するうえで企画が生まれるとか、そういうクリエイティブな感じになってこれば、企業としての社会的な見え方が変わってくるし、ブランディングの一貫でもあるし。そこに社会貢献も交ぜてもいいじゃん、サステナビリティっていうかさ。そこの地域に人を呼ぶことによって、例えばそこの、関連の環境の地域経済に貢献することも生まれるかもしれないし、認知させるっていう感じにもなるし、コラボレーションだね。パワーも借りてブランディングするぶん、還元することも考えていくってなると、すごく面白い感じになってくるし。今は変な話、あんまりユニークベニューはそこまで活用が進んでないから、やるだけで意外性があって話題になりやすいから、今、まだ狙い目な感じはあるかなっていう。だんだんこれが当たり前になってくると、今度企画だとか親和性だとか、その経済のエコシステムな部分も考慮してすばらしいみたいな感じになってくるとは思うんだけど。逆にこういうところでやったらライブ配信も一緒にセットにして、より多くの人に認知させれるっていうのもいいよね。株主総会を清水でやるとか。それが例えば、車の、じゃあ発表会でとか、車の発表はクリーンウォーターを使ったとか、水素ガスをあれで走る車を発表しました、だから清水寺でとか水が清いからとそこにかけるとか、例えばめっちゃ安易だけど、なるほどみたいなね。
久田
意味合いを持たせるというか、つなぐみたいな。単純に派手なところでやったらいいっていよりは、もう少し深みを持たせたほうが面白味も出てきますよね。
佐藤
面白味もあるし、より印象に残るよね。あ、そういや清水寺でやったな、あそこの車どうたらこうたらとかさ。ってのがやっぱ面白いかな。戦略に組み込みやすいし、意外と。俺は結構好きだし割と得意、そこら辺の戦略(笑)。メリットっていうのもあるんで見ていきましょう。
井戸
活用のメリットです。参加者、主催者、所有者、地域の四つの視点からメリットを挙げています。参加者は特別な会場や文化財で特別な体験ができるですとか、文化や歴史にふれることで知的満足が得られます。主催者側はイベントの魅力や価値の向上につながりますし、新たな切り口での開催により主催者の知名度向上にもつながります。また所有者はユニークベニューの認知度や知名度向上につながりますし、魅力に気づいてもらい、その保存活動の機運上昇にもつながります。また会場使用料などの収入を得られる可能性があります。最後に地域目線ですね。参加者の再来訪により観光客の増加につながりますし、地域の知名度向上にもつながります。また地域への経済波及効果が生まれます。
佐藤
まさしく三方よしの考え方、この場合は四方よしになるんだけど、いいことずくめなんだよね。ただ、ちょっと勉強しなきゃいけない部分だとか、いろんなステークホルダーがかかわってくるぶん、政治的な動き方をしないといけなかったりする場面もあったり。でも、それに見合うだけのメリットっていうのは、結局これも作るから自分でメリットっていうのを、大きさってのも企画だとかやり方しだいでできるのかなっていう。これ、どうですか、七菜子さん。
久田
ユニークベニューって単純に美しいとかっていうのもあるんですけど、歴史を刻んできたぶんの深みだったりとか、単純にじゃあ会議やります、イベントやりますっていって、文字だったり言葉で伝わるもの以上の、第六感じゃないですけど、すごい深み、感じるものっていうのが付加価値としてつけれるのが結構おっきいなと思って。
佐藤
ストーリーだよね。
久田
そうですね。そういった中で、じゃあ企業の新作発表を体験してもらうっていうのが単純に企業の新作だけの情報じゃなくて、こういう深みを同時に与えながら伝えることで、よりもっと伝わっていく部分も印象も変わるんだろうなと思います。
佐藤
先生どう思いますか。比叡山のときはメタバースに協賛もしてくれてるじゃないですか。だからそれ、そういう目線で見たらどうなんですか。
原
これ、よくお会いする関係者っていうのが例えば金融機関だったりするんだけど、めちゃめちゃ興味引くのよね。だって、言ってみれば私は税理士事務所じゃないですか。税理士事務所でメタバースのイメージってないわけですよ。でもこれら、比叡山延暦寺の中にうちの事務所のホームページがありますって言ったときに、最初は何を言ってるんですかみたいな感じなんです。でも、それに合わせたような伝燈LIVEっていうのもこういうふうにあってねみたいな話したときに、ぐるっと回ってめちゃめちゃすごいことやってるじゃんみたいなイメージなんです。金融機関からすると度肝を抜く話なわけですよ。例えば伝燈LIVEもそうだけど、史跡等々でやるのもそうだし、名のある場所、きれいな場所でやるっていうのって、歴史だけじゃなくって、そこの環境を知るっていうことが大事だと思うんですね。で、この環境をよく知ってもらうのって、地方自治体ってまだまだ誰かに広めてもらおうで、なかなか自分たちで発信するってのができない。ここの部分で経済効果を生むのがそうなんだけど、実はそれを掘り起こしているのが会社の、企業側が掘り起こすってすごく意味があると思っていて。価値としての在り方が。一企業がそこを、実はこんな感じでっていうのをどーっと広めるのって、会社だけのブランディングだけじゃなくって、そこの地域のブランディングも併せてやっているって、これ、経済効果で2乗3乗の意味合いだっていう話だと思うんですね。
佐藤
でもそうだよね。結局、じゃあメタバースに出展っつっても、単純に言えば協賛してくれただけじゃなくて、あれって結局、天台宗の一隅を照らすっていう伝教大師の言葉があるわけじゃんね。社会の片隅を照らす人こそ国の宝だっていうさ、金銀財宝じゃなくてみたいな。だから、そこで、先生だったら税理士事務所でこうやって頑張ってるんだぜっていうのを紹介するっていう。あれって一隅を照らすっていうところにもつながってくるし、のっとってやってるわけだから。だから結局一隅を照らすっていう概念を知るきっかけにもなるし、そういう社会貢献のプロジェクトに対する協賛もしてもらったっていうイメージも出るしって。だから、ミルフィーユにしていくようなイメージだよね、概念だとか価値っていうの。だから何乗にもなる。だから本当にやり方しだい、組み立て方しだいではどんどん巻き込んでいけれるし、絡めたいとこ増えてくるから、そこのマネジメントというか政治的な部分も大変なんだけど、だけど、それだけやるメリットっていうのはあるのかなっていう感じ。一方で課題っていうところがあるんで、それも紹介したいと思います。
井戸
活用の際に重要となる視点です。大きく三つありまして、特徴や魅力を生かすこと、それから課題の解決ができること、最後に本来の用途をリスペクトすることといったことが挙げられてまして、詳しく三つずつ中身を見ていきますと、特徴や魅力を生かすというところでは、物語の想像、空間の活用、限定性の演出。課題の解決では、アクセシビリティの向上、インフラの整備、安全対策の強化。本来の用途をリスペクトするという点では、文化的価値の尊重、持続可能性の考慮、地域コミュニティとの協働といったものが挙げられています。
佐藤
比叡山のときもほとんど気にしたところだもんね。ストーリー大事でしょう、空間活用大事でしょう、限定演出もそうでしょう。で、右いくと文化的価値の尊重、まずこっから入ってるし、持続可能性ももちろん入ってる。で、地域コミュニティとの協働、これはなかったんだけども、最初の時点で市長に挨拶行ったほうがいいですかっていうことも言ってたぐらいだから。延暦寺側からすると、別にあとからできたから、市はみたいな(笑)。立場が、なるほどっていう、確かにねみたいな。別に行きたきゃ行っていいよって感じぐらいだったから、なるほど、わかりましたっていう、もういいやみたいな感じだったんだけど(笑)、そこに関しては。だからアクセシビリティも演者の方にはバス出したりだとかそういうのも大事だったし。インフラ、これも結局ライブ配信とかやるから、本当にWi-Fiの環境だとかもやらなきゃいけなかったってのもあったり。あと電気、あれは結構また曲者なんだよね。発電機を持っていかないといけないからさ。標高何百メートルとか、900メートルとかあるから。で、安全対策だよね、リスクのところ。だから結局なかなか全部やろうと思うと大変なんだけど、あれはどっちかというと、興行的なイメージがあったからあれだったんだけど、いろんなことも、いろんな企画同時に3本走ってたから大変だったっていうのもあるんですけど、だけど、これをちゃんと考慮してマネジメントしてステークホルダー。特にユニークベニューの持ち主に関しては、向こうのブランディングを下げるわけにはいかないから、絶対的な相乗効果っていうのを考えないといけないんだよね。ここが結構大切になる視点なのかなっていうふうには考えますね。
原
これ、私が思う、立ち位置的に考えてしまうのは、ユニークベニューの所有者が思っている、思いのほか保守的な部分だったりとか、リスクの部分とかっていうのはあるじゃないですか。ここってなかなか難しいところもあったりしたんじゃないのかなって思っちゃうんですけど。
佐藤
だから攻める必要もあるよ。ユニークベニューは、その企画自体の開催で、その主は寺社になるわけだから、どこまでもいってもこっちの思惑は、なので譲歩する部分もあるんだけど、だけど極力絶対とおすかたちにしないと、そもそもやる意味ないじゃんになっちゃいけないから。これぐらいだったらやるインパクトが弱いから意味がないっていう。だからやっぱり理解してもらうことも必要なんだよ。
原
そこですよね。多分ユニークベニューの所有されてる方々って、そこの理解っていう部分が一番大事な話であってっていうところなんだと思うんですよね。
佐藤
だから、向こうの歴史だとかリスペクトの部分も大事にしなきゃいけないから、勉強しなきゃいけないし。それもそう、じゃあ、こっちもそのぶん理解しているよっていう話し合いも必要だし、ほんで、向こうも逆にこっちのことを理解してもらう必要がある。だからそれを伝えるってことも大切。主はどこまでいってもこっちだから、そこの部分も責任が発生するんだけど、ちゃんとそこの話し合いをしたうえで、でもっていう、どこまで攻めるのか。結局それはそうで、いつまでたっても新しいこと、油断大敵って比叡山の不滅の法灯って1200年毎日油を注がれて、油を注がなくなったら火が消えるから油断しちゃいけないってそこからきてるんだけど、新しい油を入れていく必要があるから、伝統を守っていくとかその場所を守っていくっていう意味では。だから新しい要素っていうのはどこですかっていう。だから相手のそこの部分も考慮して、向こうも向こうでプロフェッショナルなんだけど、本質的な部分を、外見的な部分で見失う場面っていうのもあったりするから、だからこそこっちも勉強をして、そうじゃないんです、この意味の本質としては、っていうアプローチっていうか交渉っていうか、だからそれも理解だし。で、こういう未来を描いてるからっていうのも必要だし。だからそれぐらい丁寧にやってこそやっぱり意味があるし、さっき言ってたサスティナブルが関係性もでき上がってくるし。だからそれぐらいやらないと、特に日本の文化って長いから、リスペクトがそのぶん必要になってくるから。
原
何で質問させていただいたかっていうと、それこそ日本って誇れるものがいっぱいあるっていうところでいったときに、世界遺産も踏まえてまだまだあるわけなんですよ。でも恐らく皆さん、少なくともユニークベニューの所有者って、例えば地域での人だったり、それを本当に個人所有しているところだったりとかってなったときに、これを壊されるっていうイメージがどうしてもあったりすると思うんですよ。でもこれを、どこまで相互理解で持っていくかの大事さって、簡単に商いが、だけじゃないっていうところがすごい根底だと思っていて。これって、ただ単なる商いだけで終わらせると薄っぺらいものになっちゃうからこそ、逆に言うと、持っている所有者の方々もそこまでをきちんと見据えていただく必要もあるのかなとは思っていてですね。
佐藤
あるし、信念を持って信念を伝えないと伝わらないんだよ。だから大企業の、例えばサラリーマンとかが自分の看板だけでいこうと思っても断られるっていうか、できないから、ことが多いから。やってもらわなくていいんだもん、だって基本的にユニークベニュー側は。
久田
何十代、何百年つないできた歴史を自分の代でぶち壊すわけには絶対にいかない(笑)。
佐藤
いかないし、そいつらの商売のためだけに使われるのってやっぱり許せんじゃん。
久田
軽んじられてるみたいな。
佐藤
そうそう。軽んじられてるから、だからそこの部分ってすごい大切なんだよね。でも、そのうえでも新しいことをやっていってもらわないといけないわけだから。
原
すごく大事な部分なんだろうなと思ってね。
佐藤
でも面白いよ、やっぱり。一筋縄じゃいかないからこそ面白いし。大企業はだけど知ってる、大変さは。だからやってるところに乗っかりたいっていうのもある。だからYORU MO-DEとかも豊川稲荷でやってたctcがメタバース使って、フォートナイトのeスポーツのイベントやりたいとか、あれも結局はユニークベニュー。大変なの知ってるから、稲荷も大変な歴史があるから、やっぱ入り込むの大変なわけなもんで。
久田
地域社会との連携とか理解もあるから、所有者がよければいいっていうわけでもなくて。
佐藤
地域は地域でまた利権があるから、地場の地域経済が。当然地域経済ってなれば、そこのドンみたいな人もいるし、そこの体裁だとかメンツみたいなのもあるから、そこも立てなきゃいけないし。だから本当に三方よしどころじゃなくて八方よしで考えないと成り立たないケースっていうのはあったりするんだけど、そこにお金を、ビジネスが発生するのは特に。借りて催しやりますっていって会場にお金ぱんって払って、それでふわっと終わっていくぐらいの軽い感じだったらいいんだけど、それもそれでいいと思うんだよ。国際会議やりますよとか、こういう新製品発表会やるんでここでやらせてください、そのぶん、お金払います、地域の皆さん払います、それでOKですっていうんだったらそれでOKかもしれないし。それでも、ただ自分らが金目当てで貸してるみたいな、軽んじられるのむかつくとか、しゃくに障るみたいなんもあるわけじゃん、人によっては。だからやっぱり体裁も必要だし、お金を払わせていただいてるっていうか、お金なんかじゃすいませんみたいな話なわけよ、そういうものじゃないからさ。
原
だから、すごく難しいわけではないけども、企業は気を使わなきゃいけないことがすごくいっぱいあるってことだよ。
佐藤
だから、あくまで社会のためっていうのが先頭にきたうえで、だけど企業だからそこには経済も発生しないといけないのでっていうのは理解してもらう。だけど企業って金もうけするだけの存在じゃなくて、社会に対して貢献している存在でもあるからっていうところも理解してもらいながら、やっぱり社会のためっていうのがまず一番にないといけない。だからその場所だけの問題じゃなくて、日本として今どうですかとか、日本人としてどうでしょうみたいな、そういうのが気づきのきっかけになればとか、そういうことを、言い方あれだけど並べていくっていうか、固めていく必あるのかなっていう感じで、本日のアジェンダ入っていきましょう。

TOPICS

テーマ討論

井戸
「ユニークベニュー活用でビジネスイベントを変革!どのような新しい価値を企業は生み出すべきか」。
佐藤
本当に企業として今こういうサスティナブルだとか、社会的責任もそうだし、いろんな、ただ利益不利益だけの話じゃない、ギブアンドテイクだけの話じゃない。競争っていう社会だからこそ、やっぱりユニークベニューを活用する価値っていうものを作っていくのも企業としての活動する価値になっていく。
原
社会的な意味合いのところが濃くなりますもんね。
毛受
日本の文化、歴史を次の世代にどうやってつなげていくかっていうところに、企業の力であったりとかも加えていって、いいかたちとして残していかないといけないっていうところで、結構いろんな視点からの知恵というかが要りますね。考えるっていうのがすごい大事にはなってきますよね。
佐藤
特に日本人って和の心があるんで、和ってやっぱみんながバランス取れてる状態。海外のそれこそメゾンのファッションショーとかだと、ディオールがギザの三大ピラミッドの前でやったりだとか、わからんけど、その背景にどういうものがあるのかとか。だけどそれ、もうちょっとやっぱり複雑だよね、日本人のほうは。またそういうのを管理されてる方たちって、人間性っていうかちゃんと徳の高い人たちが多いから、一筋縄じゃいかない。だから、彼ら守ることが仕事だから、言ってしまえば。新しいこともやっていかないといけないんだけどっていうのはありながら、ただ守るのが一番。
井戸
保存していくことに重きを置いた開催ですね。
佐藤
企業っていうのは発展させるのが仕事だから。
久田
相反してるわけじゃないんですけど、向きは違いますよね。
佐藤
向きは違うんだけど、綱引きみたいなもんだよね。最後どこら辺で止めとくかみたいな。で、少しずつ前進していくっていうのが必要だから。
毛受
企業側もこのユニークベニューを成し遂げたとしたら、企業としての成長ってすごいありますよね。もういろんなことを考えて、困難を乗り越えていった先の企業ってすごい人間性みたいなもので、企業性みたいなのが上がる気がするので、これはすごくいいですよね、そういう意味でも企業としての価値も上がるっていう意味ではそうだし、人間性も上がっていくんじゃないかなってのもありますね。
佐藤
だから価値は、どのような新しい価値か。やっぱ企業自体の成長にはなるだろうし。あらゆる面で。
久田
それこそ前回の従業員エンゲージメントも上がりそうじゃないですか。ですし、ユニークベニュー側を口説き落とすというか、一緒にやりましょうってなる、そういう方向に持っていくために、自分の、自社のパーパスですか、社会的意味も明確にしないといけないですし、解像度を上げて。それを伝えるっていうことをする前に、分析だったり落とし込みだったり必要じゃないですか。っていう段階を踏むってなると、必然的にエンゲージメントは高まるんだろうなとは思いますね。
佐藤
それを実現するまでの課程においても、再定義だとか自立が増すよね。でも、経済を動かしてんのって企業だから、社会とは言わんけど、だけど結局大きな影響力があるじゃん。だから企業はやっぱりドライブしていく必絶対あると思うんだわ。だからそういう役割だよね。だけど企業一人でもうけるっていう時代はもう終わったから、社会に還元する。周りの人、周りの企業もそうだし、自治体もそうだし、個人もそうだし、夢っていう意味でも可能性も残していく必要があるだろうし、アーティスト的な役割も必要なんだよね。アーティストとコラボしてもいいと思うんだけど。なのかなってのは思うけどね。だけど、それを踏み込んでまでやる必要性っていうのも企業にはないから、逆に言うと。
久田
まあ大変ですし、お金もかかるし。それ、コスパどうなの?っていうね。
佐藤
だからそこも踏まえて設計しなきゃいけないから、もうビジネスになっちゃう可能性もあるんだよね。
原
多分どの企業も考える目線が使わしてもらう場所によって、比重の在り方って変わると思うんですよね。
佐藤
変わると思うし、どれぐらいの規模感でやるかってのもあると思うし。
原
あると思うんだよね。私なんてそれこそ、城跡が好きなんでイメージしちゃうんですよね、こういう場所でこういうことをやったらって。だってその城跡のところには何もないんです、石垣と曲輪と。そういったもの以外は何もない状況なので、こういうところでこういうことをやったら面白いのにな。特に今回ユニークベニューのお話があったから、なおのこと、あそこでこういうことをやったらもっと人を集めれて、ここの場所をもっと知ってもらえるにとか。やっぱり城好きだと百名城みたいなのがあるんですけど、本があるんですよ。そういうのも見てても、ここの場所でこんなことをやったらみたいなことを仕事柄考えちゃうんですよね。そういうのって、でも地元の人たちとか、先ほどのすごい大変な部分がありながらってなると、どこで、じゃあ、企業としての価値の在り方もそうだし、ユニークベニューの所有者だったりとかの新しい価値の見いだし方って、双方の思いの部分をどんだけ乗っけれるかっていうところだと思ってて。ただ単なる手段だけでは終わらないんだろうなっていうところがあったんだよね。
久田
結構気軽にやってっちゃえばいいんじゃないかなって思いますけどね。
佐藤
気軽に使ってもいいと思うよ。比叡山のイメージが俺らの場合強いからあれなんだけど。
久田
大きい重いものもあれば、小さい軽いものもあるし。
佐藤
全然近くの見晴らしのいいカフェとか、そんなところで会議しますでもいいわけよ。
久田
それでも気分変わったりとか、また違ったりもしますね。ユニークベニュー自体が文化庁がサイトを作ってどんどん企業に使ってってほしいっていうふうに提唱してて、会議50人以上、定期的な開催、3カ国以上の参加で支援を受けれるんですよ、もう。文化庁、観光局ですね。なんで、結構ハードル低くて。それこそ、文化財を傷つけるような失敗はだめだけど、失敗してもいいからどんどんやってって。経験じゃないですか、結局やらないとわからないことってすごい多いから。どんどんやってって、いろんなことを教えてもらいながら、いろんな地域と関係性をつないでって、そうするとステークホルダーが増えていくし、そういう動きでしか得られないステークホルダーってすごい多い。それの関係が、お金払って終わりですってなったらその関係で終わっちゃうかもしれないけど、それこそ信念の話とか深い話をしていけば絶対に切れないので、縁は続いていくんですよ。
佐藤
いいこと言うやん、今日めちゃくちゃ(笑)。気使ってやらなきゃいけないぶん、そのやったぶんだけ確かに残るからね、ステークホルダーに対するあれは。
久田
残ります。結局われわれも延暦寺でイベントやりましたっていうの、いまだに延暦寺さんとおつき合い続けさせてもらってて、この縁が続いてるなって思う。
佐藤
そうすると縁ってことだね。えにしってことですね、ゆかりっていうか(笑)。だから、そういうことか。
毛受
それが本当に価値なんですよね。
佐藤
それが価値かもしれないですね。
原
そこでパイプとしてつながり続けることが価値だっていうことですから。
佐藤
それがじゃあ次世代に縁がつながっていくってことかもしれないし。どのような価値をっていう。そうか、縁なんだね。金のほうの円じゃなくて。
原
えにしのほうね。
佐藤
確かに、それ、いいわ。それ、いただき。いただきジョウちゃんするわ。じゃあそれ仕上げます。
佐藤
できました。
井戸
お願いします。

TOPICS

ソリューション

佐藤
本日のソリューションはこちらです。縁の輪を。縁と輪だね。縁によって生まれる輪を企業は生み出すべきだと。縁ができればそれだけ力になってくれる方も増えるし、力になれることも増えるし。それが輪になっていけば、それは自然と広がっていくっていう。縁の深さと輪の広さっていうところが、じゃないでしょうか。だけど、こういうことをしないと結局、経済活動と言っていいのか言っちゃいかんのか知らんけど、経済活動だけじゃ、だけどやっぱり企業って弱いっていうか。こういった活動、米仕事、花仕事っていうらしいんだけど、一部では。米仕事っていうのはお金を稼ぐ、花仕事っていうのは誰かのためっていうか、みんなのためになる仕事で。結局日本って何で弱くなってきたかっつったら、花仕事をする会社が減ってきちゃったからなんだよね、コメばっかり作ってるから。花を作らなくなったから今が弱くなってきてる。だから今こそやっぱり花仕事を増やす。でも花仕事をするためには米仕事ができてないと当然できないから。
原
一対で考えないといけないんだね、そういう意味で言うとね。
佐藤
そりゃそうだよ。稼いで本店をよその国にタックスヘイブンみたいなとこに移すような会社とかもいろいろあると思うけど、結局、国があるから経済があるわけで、人がいるから経済、社会があるわけだから、自分だけOKっていうのはいかんっていうことだね。じゃないでしょうか。ありがとうございます。
井戸
ありがとうございます。来週以降の放送はこちらのとおりとなっています。次回も木曜日の夜10時にお会いしましょう。また来週もお楽しみに。
佐藤
最後までご視聴ありがとうございました。さよなら。

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