
2023.08.10 放送分
【ブランドマーケティング】ブランドマーケティングでビジネスを発展させるには?
第145回アートリーアカデミア
THEME
【ブランドマーケティング】ブランドマーケティングでビジネスを発展させるには?
ブランドは単なるロゴやスローガン以上のもの。それは企業の心と魂、顧客との関係、そして市場での位置づけを反映しています。強固なブランドは、消費者の信頼を築き、競合他社との差別化を図り、長期的なビジネスの成果をもたらします。アートリーアカデミアでは、どのような答えを見つけたのかをご覧ください。
TOPICS
フリップ解説
- 佐藤
- さあ、今夜も始まりました、アートリーアカデミア。
- 井戸
- 本日のテーマは、ブランドマーケティングでビジネスを発展させるには。さっそくフリップを見ていきましょう。ブランドマーケティングとは、顧客に自社独自の価値を認めてもらうために、ブランドの基本設計、関係者の意思統一、具体的な施策立案と実行、成果測定を行うマーケティング手法です。
- 蒲生
- ブランドマーケティング、わかりやすく言うと、ブランド作りをして、社会に知ってもらう活動の一連の働きかけで、ブランド戦略ともいわれます。で、改めてブランディングの効果について、おさらいをしてみましょう。
- 井戸
- ブランディングの効果の一覧となっています。
- 蒲生
- こちら、価値観が多様化する世の中で、従来のマスマーケティングが通用しなかったっていうところで、ブランディングをするわけなんですけど、そのブランドを広告とかSNSとかで発信し続けないと、ブランディングしただけの会社で終わっちゃいますので、マーケティング活動が伴うと、こちらのような効果が期待できます、といったところですね。
- 佐藤
- ブランディングだけじゃだめだよっていう話なのね、つまり。
- 蒲生
- はい。それが、社会に知ってもらわないと意味がないっていうところですね。
- 佐藤
- ブランド作りとマーケティングは別だよっていう。ブランドのマーケティングするからブランドマーケティングっていう話なのね。
- 蒲生
- そうです。その一連の活動のことです。
- 佐藤
- マーケティング目線から見ると、ブランドを要はフックにマーケティングするっていうことね。ブランドを押し出したマーケティングっていう。
- 蒲生
- さようです。で、続いて、企業の事例をまとめております。
- 井戸
- ブランドマーケティングの事例です。ヤンマー、稲作用農業機械を提供するメーカーとして、明日の天気予報をかわいいキャラクターがお知らせするCMを放送しました。社会に『ヤン坊マー坊天気予報』の会社と認知されました。無印良品、企業理念である「自然と。無名でシンプルに。地球大。」を軸に、無印良品らしい商品を展開。独自の世界観に対して、国内外からファンを獲得しています。
- 佐藤
- これどうですか、先生。
- 原
- 誰も知らない人いないよねっていう感じで、ブランディングがもう定着してるからね。ブランドってそれこそ、会社だったり製品だったりの意味だったり約束っていうのを、お客さんに知ってもらうっていうところとか、って私は認識しているんですけど、そういう意味で言うと、この2社なんてわかりやすくそこを明確にしているよね。
- 佐藤
- 無印は特にそうだろうね。製品にもやっぱり、だから無印って何か茶色っていうイメージがあるけどさ。何かちょっとエコっぽい感じの、再生紙使ってますとか。
- 原
- そうですね。
- 佐藤
- あと、何かもう活字で無印、ばんみたいな。あんまりデザインな感じにはしないですね。デザインされてるんだけど、当然。ファンシーな感じにはしないっていうか。だから、無印なんだろうね。無印っていうことが、もう印になってる。
- 原
- うまいよね、やり方が。
- 佐藤
- ある意味これ、ブランドマーケティングって言ってるけど、結局要はじゃあ、これだけかっていったら、まあそういうわけじゃないもんね。
- 蒲生
- まあ多岐にわたると思います。
- 佐藤
- ってことだよね。で、これはそれぞれ戦略の一つ。上は戦略っていうか活動の一つだし、無印に関しては、どちらかというとコンセプトを固めて、押し出してるっていうけど、押し出してるっていうやり方もいろんなマーケティング手法があるわけだから。でも、VEDUTA、ブランドマーケティングっていうところで言うと、どうですか。もうVEDUTA、ザ・ブランドって感じですけど。
- 渡邉
- 一番直近だったら、やっぱりメタバースショップですね。あれがやっぱマーケティングとしては、アパレルで、まあ大手は置いといたとしても、中小企業のアパレルブランドでメタバースショップって、そんなにやってないと思うので、しかも和服でってなると聞かないんで。あれだけでも、どういうところなの?っていうフックにはなります。
- 佐藤
- そうだよね。でも、確かにあれかもね。比叡山でファッションショーをやってメタバース作ったっていう、何かはたから見るとすごいブランドマーケティングしてるなっていう感じはあるよね。
- 井戸
- すごい。
- 原
- する。めちゃめちゃする。
- 井戸
- (笑)
- 佐藤
- そうだよね。
- 原
- めちゃめちゃする。インパクト大きいもん。
- 佐藤
- だし、何かそこコラボしてやったことによって、うちもだから、これ事例だから、メタバースの事例でも紹介するし、ファッションショーの事例でも紹介するし、展示会やるし(笑)、ばんばんマーケティングで事例出していくから、それはある意味VEDUTAっていうブランドがあるんだっていうのは、確かにマーケティングになってる。それはなってるだろうね、ブランドマーケティング的には。でも何か、ブランドマーケっていうと、もうちょっとやっぱり、SNSとか見ていると、ヴィトンだとかゲランとか、俺、その辺入ってくるんだけど、やっぱりかなりイメージを押し出すよね。
- 渡邉
- そうですね。
- 佐藤
- ハイブランドのブランド体験っていうところになってくると。どこのブランドも大体上質さとかを出してくる。あれ何なんだろう?って。七菜子とかもたまにLINEとかによく入ってくるじゃん。
- 久田
- 入ってきます。山ほど入ってきます。
- 佐藤
- あれはどういう印象を受けるの?
- 久田
- えー。
- 佐藤
- 考えたことない?
- 久田
- 新作だー、しか考えてない。
- 一同
- (笑)
- 佐藤
- でも、刷り込みはされてるよね。
- 久田
- されてる。
- 佐藤
- それがまさにブランドマーケティングなのかもしれないね。
- 原
- そうだよね。
- 久田
- 確かに。
- 佐藤
- 戦略的に刷り込みマーケをすることだっていう、
- 原
- イメージ的に言うと、でも、そっちのほうが一般的なのかなっていうふうに思ってしまいますけどね、刷り込みを自然とやられてるって。
- 佐藤
- そうだよね。だから、服の話になっちゃうとあれだけど、じゃあ利用シーンだとか活用シーンをマーケティングするって、訴求するって、ブランドマーケじゃないの?って。要は、UXだとかをマーケしてるじゃん、それは。
- 井戸
- ユーザーエクスペリエンス。
- 佐藤
- そう。体験の部分をマーケしてるから、ちょっと違うような感覚はある。
- 井戸
- ブランドのマーケティングですもんね。
- 佐藤
- そう。だから、刷り込みの話で言うと、それでいくと、どっちかというとコカ・コーラのテレビCMとかのほうが近いわけ。
- 原
- 爽快感だけがイメージとしてあったりとかね。
- 佐藤
- そうそう。だから、やっぱりSNSとか見てて、ハイブランドが流してるやつとか見ていても、どっちかというとそういう具体的なシーンのほうよりは、そういう感じの、コカ・コーラだとか、あとは、どういうところがあるかな、それでいくと。
- 蒲生
- レッドブルも同じイメージですけど。
- 佐藤
- レッドブルもそう。あれもブランドマーケしてる。
- 井戸
- 翼を授ける。
- 蒲生
- あれは、もう成分とか一切言ってないですから。翼を授けた、イメージ押しです。
- 佐藤
- そうですね。翼を授けるだとか。
- 原
- あと、キューピーマヨネーズとかね。
- 佐藤
- キューピー、どんな感じ?
- 原
- 人形がやってる、あのイメージが。
- 佐藤
- キューピーちゃんが踊ってるとかね。それもそうだよね。
- 原
- なんで、あれ、イメージの戦略なんだよね。
- 佐藤
- そうだよね。
- 久田
- クライアントで、ゼンリンさんっていう、地図やられているところが、いろいろ作らせていただいてるんですけど、この間聞いたんですけど、SNSで2年前の大河のときに、大河の放送に合わせて、今どこが合戦が起きてるところかを全部地図にマッピングして、SNSに流すっていうのを、リアルタイムでずっとやってたらしい、大河中。でも、それって、そのまま何かにつながることではないけれども、企業として社会とどうかかわるとか、この事象に対して企業としてこういう楽しみ方をするとか提供するみたいな感覚なんだろうなと思って、すごい面白かったですね、話聞いて。多分そういうことかなと思います。
- 佐藤
- 何かプロモーション的な性質が強いけどね。でも、定義ってか、どこまでを狭義のうえなのか、広義のうえなのかってあると思う。まあ一回ちょっと見てみましょうか、テーマのほうを。
TOPICS
テーマ討論
- 井戸
- はい。ブランドマーケティングでビジネスを発展させるには。
- 佐藤
- これ、ブランドっていうと、どういうものを浮かべますか、イメージ。
- 久田
- ブランドマーケティングのすごいありがたさっていうのは、営業する側としてはものすごい感じてて。
- 佐藤
- アートリーの例で言うと?
- 久田
- そうですね。やっぱり比叡山延暦寺さんの事例ができて、そういう話をするようになってから、ものすごく企業からの見え方っていうのが変わってて、今までだったら、一制作会社とか、選択肢のうちの一つでもいいかもねみたいな感覚だったのが、何だこれって、何かもう圧倒的アートリー、それ以外にないっていう感覚っていうのがすごい感じてて。やっぱり営業していく中でも、やりやすさっていうのはものすごいあるので。
- 佐藤
- そうだね。だから、ブランディングなんだよね、そこまでいくと。そこまでいくとっていうか、その段階では。
- 久田
- それをどうマーケティングするかっていうことなんでしょうね。
- 佐藤
- そうそう。だから、それが例えば、じゃあ考え方によっちゃ、メタバースっていうパワーワードを使ってアートリーがやったこと、比叡山でファッションショーをVEDUTAがやったっていう、すげえことじゃんみたいな、よその会社じゃそんなことやれないよ、どういう案件、どういうプロジェクトだったんですかって。それをメタバースに乗せていくから、メタバースきっかけでそれ知って、そういうことができる会社なんだっていうふうな感じでやるっていうこともできるよね。場所は展示会、広告とかいろいろあると思う。
- 久田
- キャッチーなワードと組み合わせることで広がりやすい状況を作る。
- 佐藤
- そうそう。なかなかファッションショーってそんなパワーワードじゃないじゃん。比叡山も当然パワーワードじゃないし。なんだけど、メタバースは今パワーワードじゃん。じゃあ、そこに乗っかってるっていうふうに考えることもできる。だから、メタバースをばんばん宣伝してって、うちも広告やっていけば、メタバースももちろんそういう引き合いに出てくるだろうけど、そこは狙いではあるんだけど、同時にじゃあそれを知っていく中で、企業がこういうことができる会社なんだっていうことを、要は啓蒙してるってことでしょ。戦略的に。
- 原
- それはあれです?会社の中に内在する潜在能力を、そういうところで見るっていうところもあるみたいなね。
- 佐藤
- そうそう。
- 原
- そういうことですよね。会社に対する可能性みたいなものも、逆に示唆させるようなものが、ブランドのイメージとしてはつけれるということ。
- 佐藤
- そういうことだね。
- 原
- 商いする商品でね。確かにそうですね。
- 佐藤
- だから、事例をもってブランディングするっていうこともできるし。単純にじゃあマーケティングっていうと、マーケティングで考えなきゃいけないのって、要は何倍にできるかっていう話なわけよ。かけ算を何個にできるかって話で、だからすぐ出てくるのって、要は費用対効果の話になるわけじゃん。だから、費用対効果を高めるために、何やったらいいかっていったら、かけ算なの。だから、結局要は、100万円使って直接訴求して、じゃあ例えば100万円使って200万円売れましたと、っていう換算で考えるより、100万円使ってそれがもう一発派生して、そっから、要は話題性が生まれれば、100万円の価値が1000万円の価値の広告価値にするっていう。まず広告価値を高めることを重要視しなきゃいけないよね。こことここをマッチングさせるための広告費用じゃなくて、ここにいったときに、ここの人が、大声ですげえじゃんとか言って、周りの人たちに、何?何?っていうところをまず仕掛けなきゃいけないから、広告って。だから、かけ算じゃなきゃあかんくて、そこのかけ算が何倍にできるかっていうところが重要なわけだ。
- 原
- そもそも戦略としての練り方っていうところの、すごく今ってSNSもありながらって、多彩じゃない?だから、こういうのをどうミックスさせるっていうのと、何とミックスさせたほうがいいのかっていうところの基軸、両方の基軸だよね。
- 佐藤
- バズマーケティングだとかバイラルマーケティングだとかいわれるんだけど、そこにはブランドを乗せてやるっていうの、なかなか難しいんだよね、それぞれで。
- 原
- そうだね。
- 佐藤
- だから、そこは結構やっぱり何重にもする必要はあるんだけど。やっぱりブランドマーケティングってこれ、だけど、どういう直接的なマーケティングになるんだっけ。何を、どういうコンテンツが出てくる?ブランドマーケティング大体挙げるとしたら。
- 蒲生
- 挙げるとしたら、特徴、有形なものがそこ一つ例で、もう一つは無形のもの。例えば、何だろうな、
- 佐藤
- 理念とか、パーパスとか、メッセージだとか。
- 蒲生
- 初めて月に、月面着陸したときにつけてた腕時計、何百万とか、
- 佐藤
- ストーリーね。
- 蒲生
- ええ。江戸時代から続く何代目の後継だとか。
- 佐藤
- ストーリーだね、だから。
- 蒲生
- その有形、無形の感じですかね。
- 佐藤
- だからまあ、特徴の部分と、もう有形、だから、かたちの部分だよね。だから、ロゴ、マークの部分だね、それで言うと。マークの部分と、あとストーリーの部分だね、やっぱブランドマーケっていうところで言うと。
- 原
- これでも、どうなんです?そういう意味で言うと、認知の度合いがどこまで広がるかによって、必然的にそれが、
- 佐藤
- ならない。
- 原
- っていうふうにはならない?
- 佐藤
- ならない。ブランディングがだからちゃんとできとらんとブランドマーケできない。
- 原
- そっちの話になるんだ?
- 佐藤
- うん。広まったときに要は、ワンメッセージで誰が聞いても同じものじゃないといかんわけ。
- 渡邉
- 独自性みたいなことなんですかね、唯一無二の競合がないみたいな。
- 佐藤
- 唯一無二の独自性ではある。
- 渡邉
- そのブランドしか提供できない価値を作るということなんですか。
- 佐藤
- っていうのが究極目標、究極的な。で、そこで出てくるのが、競合っていうワードなんだよね。じゃあアルマーニとヴェルサーチは競合するかっていったら競合しないわけ、求めてる属性が違うから。でも、広義の意味でファッションを好きな人からすると、競合なのかもしれないけど、ファッション好きな人からすると、いや、ヴェルサーチ好きな人はアルマーニはちょっと、それこそ控えめっていうか、ちょっとあれだよね、派手じゃないよね、みたいな。
- 井戸
- 物足りないみたいな。
- 原
- 大人な感じのイメージですかね。
- 佐藤
- そう、大人のイメージもあるけど、ちょっと地味だよねって。ヴェルサーチファンからすると、アルマーニは地味だよねみたいな。アルマーニファンからするとヴェルサーチはうるさいよねとかなってくるわけ。だから、競合しないのよね。だから、ポジショニングをするっていう、ここの属性はもらったぜっていう。で、ここでじゃあ戦ってる同じようなところ、それこそドルチェ&ガッバーナとか、ヴェルサーチ、ドルガバ、ちょっと近しいものがある。だから、あの辺は、じゃあちょっとぶつかるとか。じゃあルブタンは靴だけでいきましたとか、こういうことなんだ(笑)。
- 原
- そうですね。
- 佐藤
- 靴だけはもらったぜ、みたいな感じでいくのか、靴から入って、ジミーチュウみたいに、じゃあ靴だけ入った、靴から広げていったとかいうこともできるし。だから、それはもう戦略だから、マーケティングっていえば。
- 原
- これ、会社それぞれ、ブランド戦略する会社って、それこそ発展させるには、のところにも絡んでくるところもあるんだけど、もう少し。要は、それぞれ会社ごとのコンセプトだったり、パーパスがあったりするわけじゃない?っていうのを前提にしたときのこのブランド戦略って、それぞれがそれぞれ打ち出したい方向性で打つじゃない?でも、受ける側の影響って、人それぞれで違うっていう認識になるんだよね。
- 佐藤
- いや、そこは大体一緒だよ。
- 原
- ああ、そう?
- 佐藤
- にしなきゃぶれる。ぶれてるよ、だからそれ。
- 原
- そういうことか。そこは、だからそういうイメージのずれの部分は、逆に失敗してるって話ですよね。
- 佐藤
- そういうこと。多様的であってはいいと思うんだけど、だけど、ん?何か違くね?印象ってのは、もうぶれとるよ、それ。ミスってんじゃない?
- 原
- だから、ミスった時点で、要は既存顧客が離れる可能性が出てくるわけだ。
- 佐藤
- 同じセグメントっていうかターゲティングした人たちに対して、いろんな印象、全然真逆なことがあったら間違っとるよね。こっちの、セグメントAとセグメントBで、意見は全然反対だけど、こいつのそこのセグメントの部分は、全員傾向的に一緒だったら、それはうまくいってるよね。
- 原
- そういうことだね。
- 佐藤
- 結局、だから、市場をじゃあ広げていくにはどうしたらいいかっていったら、一つのブランドだけじゃうまくいかないから、だからみんなブランドポートフォリオ戦略作って、いろんなブランドぶつけにいくわけよ、どんと。
- 原
- そうだよね。
- 佐藤
- 何か講義みたいになっちゃった。
- 原
- 大変わかりやすい(笑)。
- 佐藤
- 一回ソリューション出してみましょうか。
- 井戸
- はい、お願いします。
TOPICS
ソリューション
- 佐藤
- OKです。
- 井戸
- では、お願いします。
- 佐藤
- はい。じゃあ本日のソリューションは、こちらです。ファンのペルソナを定義しよう。
- 久田
- わかりやすい。
- 佐藤
- まあポジショニングって話をしたんだけど、どこにポジショニングするか、すなわち誰に買ってもらいたいか、誰に自社のサービスなのかプロダクトなのか会社なのか、ブランド、誰に好きになってもらいたいのか、そのブランド。っていうのを定義しないと、始まらないかなと。こういうファンが欲しいよね、みたいになっても、いや、そのファンってじゃあ潜在的にどれぐらいいるんだろう?って考えたときに、それじゃビジネス成り立たんよねってことだったら、やっぱりそこから変えなきゃいけないし、すべてはそこからなのかなと。だから、デザイン思考でやっぱり考えていく必要はあるのかなっていう話かな。
- 久田
- なるほど。
- 佐藤
- はい、ありがとうございます。
- 井戸
- ありがとうございます。
- 佐藤
- だけど、無理してもいけないんだよね。昔、丈亮のブランドを立ち上げるときに、アーティストとしての。お世話になったプロデューサーの方が言ってたけど、やっぱり本人の、無理しちゃいけない。丈亮さんが、じゃあアイドルとしての潜在的なあれはあるかもしれないけど、じゃあアイドルをやってる丈亮さんが、それでいて気持ちがいいかどうかっていう。それができないのだったらやめたほうがいいな。
- 原
- なるほどね。
- 佐藤
- だから、そこはまあ難しいところではあるんだけど。でも、無理して自分の気持ちいいことだけやっていても、じゃあお客さんいないよねみたいな、それでは成り立たないよ、そもそも。自己満足だけになっちゃうよねっていう話だから、だからもうちょっとそこの部分を、やっぱり考えていく時間は作らないといけないのかなとは思う。ここまで、アイドルは厳しいけど、じゃあちょっとK-POP系だったらいいよねとか、洋楽のアイドルだったらどうだろう?とか、日本のアイドルじゃなくてとか。そこだけだったら、自分的に無理せんといけるよねとか、そういう考える時間は必要なのかなとは思います。
- 原
- そういうことですね。
- 井戸
- ありがとうございます。来週以降の放送は、こちらのとおりとなっています。次回も木曜日の夜10時にお会いましょう。来週もお楽しみに。
- 佐藤
- 最後までご視聴ありがとうございました。さよなら。
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