
2023.06.08 放送分
【クリティカルシンキング】クリティカルシンキングを活用して仕事の質を高めるには?
第135回アートリーアカデミア
THEME
【クリティカルシンキング】クリティカルシンキングを活用して仕事の質を高めるには?
情報が氾濫する現代社会で、正確で合理的な判断を下すためのクリティカルシンキングは、ビジネスパーソンの必須スキルとして注目されています。この批判的思考力を養い、仕事の質を向上させるためには、どのようなアプローチや実践が求められるのでしょうか。アートリーアカデミアでは、どのような答えを見つけたのかをご覧ください。
TOPICS
フリップ解説
- 佐藤
- さあ、今夜も始まりましたアートリーアカデミア。
- 井戸
- 本日のテーマはクリティカルシンキングを活用して仕事の質を高めるには。さっそくフリップを見ていきましょう。クリティカルシンキングとは、ものごとの結論を導く過程において、なぜ、本当にそうなのかと批判的に問うことで、納得のいく結論に到達するための思考法です。
- 蒲生
- クリティカルシンキングっていうのは批判的思考と言われて1930年代にアメリカの教育学から生まれた言葉になりまして、ロジカルシンキングっていうのが、その導き出した一つの答えを、生み出していく考え方に対して、こちら、クリティカルシンキングは多様化されたニーズに対して、多面的にものごとを判断するっていう部分で、現代注目をされ始めているというのがあります。続いて、ロジカルシンキングの違いを図で表したグラフになります。
- 井戸
- クリティカルシンキングとロジカルシンキングの違いです。まずはクリティカルシンキングは前提が乏しいのか検証したうえで本質を見極めることを言いまして、一方でロジカルシンキングはものごとを筋道立てて、要素に分解して、考えることを指します。
- 蒲生
- このロジカルシンキングというのが、筋道を立てて、論理的な正しさを、因数分解をして、追及していくのに対して、クリティカルシンキングっていうのはその考えがそもそもその前提本当に正しいのか、妥当性はあるのかっていうようなことを考えていくというようなところになります。こちらのクリティカルシンキングを伸ばすポイントについて、まとめております。
- 井戸
- クリティカルシンキングを伸ばすポイント。客観的な目線、多方面からものごとを捉える。うのみにせず、考える。目的意識、自他の思考の癖を理解、常に問い続けるといったことが挙げられています。
- 佐藤
- これどうですか、原さん。
- 原
- 仕事柄になっちゃうんですけど、よくクリティカルシンキングとロジカルシンキングって、コンサル業界でメソッド法、メソッドでよく言われる話なんですけど、ごめんなさい。私も認識になっちゃう部分があるんですけど、ロジカルシンキングって要は一つ、1個ずつ土台を作り上げていって、論理を作り上げる。結論に向かって垂直に上げていく方向のイメージですね。クリティカルシンキングって、大事なのが本質、意図、目的、手段を、明確にする。再度見直すということだと思うんです。これが要は批判的っていうか、その本質がぶれてないのか、意図がぶれてないのか、目的がぶれてないのか、手段がぶれてないのか、ほかにはないのかっていうこの四つの要素にWhy、これ、何でそうなるの?っていうのを5W1Hに収める感じなんです。なので、要は一度考えたことを自分で自問自答をするっていうことが考え方のベースにあると思っています。これを要は一つ一つの課題に対して、5W1Hに落とし込んでいくっていうことがクリティカルシンキングを進めていくうえで必要なことっていう、私は認識を持ってるんですけど。
- 佐藤
- どうですか、渡邉さんは。
- 渡邉
- 多分当たり前を疑うっていうところだと思うんです、クリティカルシンキング。例えばノンアルコールビールとかも事例であると思うんですけど、ビールってアルコールが入っているもんだという当たり前がある中で、ビールの味がするノンアル飲料を作ったら、ビジネスが飛躍したっていうのがあって、あとはフリーペーパーとかも雑誌って有料が当たり前の中でフリーペーパーただで渡すんだけど、広告代で取るとか、だから、結構僕もVEDUTAのクリエーション、製作工程の中では、クリティカルシンキングでやってるなと思ってます。現体制というか、着物に着つけが本当に必要なのかとか、着つけが必要な場面はもちろんあるんですけど、それって貴族とか偉い人たちの着物でかっちりと着る、フォーマルな場面ではもちろん必要なんですけど、じゃあ、一般庶民がわざわざ着つけ、毎回江戸時代からやってたかってやってないし、ぐるぐる巻いてるだけだから、その本質というところでいくと、はだけなければいいから結べばいいというところで、僕も縄帯というインスタントに巻けるものを採用したりとか、ベルトの帯にして、誰でも直感的に結べるようにしたりとかっていう、今、あるものがすべてではないという。
- 佐藤
- 在り方を疑うみたいな。
- 渡邉
- そうですね。
- 佐藤
- それに近いかもしれない。
- 渡邉
- はい。そういう考え方で作ってます。
- 佐藤
- じゃあ、これ、今日のテーマに多分つながると思うんだけど、結構それは多分ビジネスとして必要だよね。考え方としては。それをやってる人たちもいると思うんだけど、1回見てみましょうか。
TOPICS
テーマ討論
- 井戸
- はい。クリティカルシンキングを活用して、仕事の質を高めるには。
- 佐藤
- 今、だから、自然とやってんだけど、それをまたフレームワークに落とし込んでいくとか、自分1人の脳でやったやつを、いろんな人の脳で、より多面的に捉えるとか。そういうのはあるかもしれない。
- 原
- 特に例えば普通にビジネスであるのって、相手の立ち位置でものを見ていくと、どうなるだろうという、どういう答えを求めるだろうっていうのって、多分クリティカルシンキングの一つなのかなと思うんです。要は自分が売りたい側、買いたい側みたいな。
- 佐藤
- 立場を変えていくの。
- 原
- 変えていくのも一つなのかなと、よくある話なのかなと思います。
- 佐藤
- そうだね。例えばウェブサービスを作ろうと思ったときに、いろいろ考えなきゃいけないのは、作りたい人、クライアントの要望をキャッチアップすることです。なんだけど、本質的に、例えばビジネスとして要望してること、その人の要は、バイアスがかかってる話だけど、一応要望は満たさなきゃいけない。だけど、成長していったときにこうなるよなとか、でも本当のビジネスの質としては、そっち側だよね。なぜならその先にユーザーはそれを求めてないよとか、基本ユーザーもあれば、新規ユーザー、これからのユーザーの在り方もあるし、例えばそれに対してうちのできる技術とかそういったものがマッチしなきゃいけないし。逆に言うと運用していくことを考えたときに運用性、今、自分がやってるから運用できるけど、これを人に任せたときに、ちゃんと引き継がせれるかとか、広げていけれるか。向こう側でもそれはそうだよね。だから、そういう相手だけじゃなくて、いろんな立場で、考えていくっていうのがもちろん何かそういうふうに癖づけされているからやってるんだけど。例えば1年後の自分がそれをメンテナンスに入るときにわかるのかとか。
- 原
- そうだよね。結局ビジネスってずっとお客さんとつながっている以上、ずっと継続的になるから。でも、お客さんのありようだったりとか、時流とかって変わっていくもんじゃないですか。それに対して今、自分がいる立ち位置だけの視点だけで見ちゃうと、多分継続性ってずっと変化をさせなきゃいけないだけの話になるんだけど、将来を見越すという時系列の部分をどこまで持っていくかというのも、一つクリティカルシンキングで必要な話の要素。
- 佐藤
- そうそう。だから、そこだよ。そこが大切なんだよ。だから、今、言ったじゃん。先生が例えば、顧問契約しています。で、何年もやっています。ここって疑わんじゃん。来月いきなり切られるかもしれないし。そこがだから、大切なんだよ、クリティカルシンキングとしては。前提を取っ払うという。ていうのを常に危機意識として持っているっていう。だから、クリティカルな状況というと、危機的な状況みたいなイメージがあるじゃん。だから、俺、さっきそういうことなの?って聞いたのね。だから、それを常に危機意識だとか、危機感みたいなやつを持って、ものごとを考えれるかとか。だから、ロジカルシンキングじゃないけど、プログラミング的思考の中にどっちもあるんだね。だから、もしかしたら比較されてるのかもしれないんだけど、プログラム作るときって、すべてのシナリオを想定して、考えていかないといけないじゃん。
- 渡邉
- これはロジカルシンキングと重なる部分もあるんですかね。
- 佐藤
- ある。
- 渡邉
- それもある。
- 佐藤
- あると思う。結局クリティカルにものごとを考えていったときに、じゃあ、その反面を埋めるためには、どういうふうにしていったらいいかっつったら、多分ロジカルな思考になっていってしまった。
- 井戸
- フェーズが違う。
- 佐藤
- そう。
- 渡邉
- この二つだけなんですか。ほかにも何ちゃらシンキングとかいろいろあるんですか。
- 佐藤
- 何かめちゃくちゃあるんですけど、これ何でこうやっていろんなシンキングだとか、何とか思考とか、今、こうやって話題になってるか知ってる?
- 原
- それは知らない。
- 佐藤
- 考えたことある?
- 原
- 考えたことないな。
- 佐藤
- そこがもはやクリティカルシンキングしてないの。要はこの番組で何かを伝えるとなったときに、そこの部分の何で?みたいな、意外性を突くというそういうのが戦略的に。例えばコミュニケーションの中でないといけないし(笑)。
- 原
- 反省?
- 佐藤
- それ何でだと思います?
- 原
- でも、特に例えばこの番組であれば、楽しませるっていう部分が、マンネリ化しちゃいけない部分もありますよね。
- 佐藤
- いろんな見方をするために、シンキングが。
- 原
- シンキングが必要だっていう部分は一つあるんだろうなと思います、この番組で言えばね。
- 佐藤
- これはGPTさんに聞いてきました(笑)。
- 原
- GPTさんは何と答える?
- 佐藤
- ビジネスっていうか社会がどんどん高度化していってるから、情報化社会になってきて、ITになっていって、いろんな要はインタネットで瞬間的にものごとがつながって、情報の価値観というのがアップデートされ続けてる。だから、高度化していってるから、より要は思考を高める必要がある、現代のビジネスマン。
- 原
- 既存の考え方に、だから、順応していっちゃいけないっていう話になっていくの?
- 佐藤
- ていうか、今までの仕事のやり方ってレベル低いという話。グローバル化社会だとか、ITだとか、ましてやAIだとか、人口の問題、多様性、サステナブルとか、社会性。だから、いろんなことが考慮して、要はビジネスをみんな展開していかないといけなくなってきちゃったから、だから、より多面的により多角的に、より高度に、いろんな見方をしなきゃいけない、世の中の社会背景があるから、今までってだって鎖国しとった、日本でさえ。インターネットもない。とりあえず電車に広告出しときゃいいとか、テレビに出しておけば売れるとか、スーパー陳列できたら売れるみたいな。
- 井戸
- 単純だったんですよね。
- 佐藤
- 単純だったんだよね。シンプルだったんだよね。ものを作れば売れるって。それがマーケティングという概念があって、誰かがみんな、競争がもっと激しくなっていって、だから、高度化していろんな考え方、いろんな思考法、いろんなシンキングっていうのを、やらなきゃいけなくなってきてるという背景がある。だから、仕事の質を高めるにはと言ったんだけど、本当に、そのとおりで、むしろ、いろんな考え方ができなきゃいけない。できるやつが勝っていくんだよね、多分。
- 原
- 逆にクリティカルシンキングを活用しないと、生き残れない話になるということだよね。
- 佐藤
- これは本当にそうじゃない?SWOT分析とかやってるじゃん。あれも若干クリティカルだよね、やってることは。
- 原
- あえて、だから、弱みの部分だったり。
- 佐藤
- 弱みの部分を考えていくとか。自分にとって嫌なシナリオを考えていくというのが必要じゃん。大いに、そんなことあり得るわけじゃん、希望的観測だけでいこうとしてると、やっぱりだめだし。
- 久田
- クリティカルシンキングを日常的にやれる人間って多分殴られた経験がある人だと思って。これってもちろん自分の考えで、いつまでも生きていければいいけど、出したものに対して、いろいろ皆さん、ビジネスやってたら、何度も殴られてきてるわけじゃん。はあ?くだらないもの出してとか、そんな提案聞きたくて、ここに来たんじゃないんですけどみたいなことを、人生経験の中で何度もやってきて、その嫌な経験があるがゆえに、先に埋めるじゃん。これ、多分ここで、突っつかれるなとか、こういうこと言ってくるもんな、みんなみたいな。何か、それな気がする。
- 佐藤
- 殴られたことがあるやつ。
- 久田
- そう。殴られたことのあるやつが構えるようになってる。殴られたぶんだけ、そこのワクチンじゃないけど、あれができる。防御ができる。
- 佐藤
- でも、そうだよね。だって、この間、展示会で言われたんでしょう。比叡山延暦寺のメタバース、勝手に作ったんですかとか言って(笑)。来場者に言われたんでしょう。だから、クリティカルシンキングが足りとらんかったね。
- 一同
- (笑)
- 佐藤
- そんなクリティカルな発言してくるやつがいるとは思わんやん。
- 井戸
- 足りてなかったんだ。
- 久田
- だから、そういうのがやってきて、CM上の演出ですみたいなのが、下につくようになった。
- 一同
- (笑)
- 久田
- クリティカルシンキング。
- 佐藤
- そうだよね。
- 久田
- すごい思う。だから、本当殴られたことのない新入社員とか、ピュアの子たち、うちの社員の中でも、製作で守られてる子たちは、なかなか多分たどり着きにくいのよ。直接殴られてないから。フロントに立ってるやつは、ぼこぼこになってるから、それはちょっと控えようかみたいなのが、なかなか意見が。
- 佐藤
- でも、それはいいかもしれない。例えばクリティカルシンキングで、例えばしておいて、そうすると、相手から言われることと、自分の気づきだとか、そういうワークショップだとか、スキットみたいな感じでやった場合、受け取り方が違うじゃん。備えとけれるじゃん。
- 原
- 予防線をね。
- 佐藤
- だから、防御してない状況で不意打ち食らったら、そら、ひるむじゃん。それが仕事に影響する場面っていうのがあったりする。特に打ち合わせだとか、商談の場面だとか。
- 久田
- もう立ち直れないみたいな。
- 佐藤
- だから、セールスマンこそクリティカルシンキングをしておく必要はある。
- 久田
- クリティカルワークショップいいですね。
- 佐藤
- クリティカルワークショップいいと思うよ。
- 久田
- 1人、立たせて発表させて、みんなで、ぼこぼこにする。どう?
- 佐藤
- (笑)、でも、そういうセミナーある。
- 久田
- めちゃ強くなりますよね。
- 井戸
- あります。うちの会社もやったことあります。泣きますよ、まじで。まじで泣くよ。
- 佐藤
- 本当に椅子に座らせて、周り椅子で囲んで、罵声を浴びさせられるとか。今の時代、めちゃくちゃなことを。
- 井戸
- 問題になりそうです。
- 佐藤
- そういうことをやってる、ああいう洗脳系のセミナーとか。
- 井戸
- でも、洗脳系はね。
- 佐藤
- あるある。自分の殻をぶっ壊すみたいな。あるよ、そういうの。仕事の質を高めるということだからね。活用するというのは、そういう、ひるまないようにしておくから、想定。さっき七菜子も言ってたじゃん。言われたくないから、考えるやん、考える人は。
- 久田
- 自信にもなりますよね。これだけ思考を重ねてるから、じゃあ、クリティカルな発言で、ぼーんと殴られたとしても、はいはい、それは想定済みです。こちらの資料でございますみたいな、
- 井戸
- 殴り返せる。
- 久田
- どこでも来いよみたいな。
- 佐藤
- そうだよね。だから、段取りできてる状態。
- 久田
- そんだけ自信持って話せたら、それこそ説得力も増すし、自信って出るじゃないですか。
- 佐藤
- そうなんだよね、クリティカルシンキングね、わかるわ。だって、俺も比叡山で雨降ることも考えてたけど、考えたくなかったもの。時間がない中で、雨が降った場合のシナリオってどうやってこれ成立させるの?みたいな。これ外じゃないとできんしみたいな。モデルだけど、またもう一日空けておいてくださいとか、今から、これやるのかとか。
- 井戸
- クリティカルシンキングって、
- 佐藤
- 嫌なことまで考えなきゃいけないんだけど、だけど、考えなきゃいけなかった。
- 久田
- あとはいつまででも続けれるじゃないですか、そのケースを置き替え続ければ。いつまでやるのか。何%のヒット率まで落とすとか、どこか際限がないと。
- 佐藤
- それ孫さんとかは7割ぐらいまででゴーと。7割じゃ遅いつっとったか。6割かな。
- 原
- 決定して進めるのが6割だつってたね。実行できた段階で7割まで上げると言ってた。
- 久田
- 今の本当にこのすごいビジネスのスピードが速い環境下だと、あんまりたたきすぎるのも遅れちゃうというか。
- 佐藤
- だけど、それ多分頭のクロック数の話。回転数。
- 久田
- だから、1時間に1個しか考えれない人なのか、1時間に100個考えれる人なのかっていうことですね。
- 佐藤
- そう。クロック数を上げていけれるから。
- 原
- 上げるにはどうしたらいい?
- 井戸
- 自然に上がってきません?でも。
- 佐藤
- 上げるには会話の早いスピードにぶち込まれるのが一番いい。
- 久田
- 殴られるのがいいです。
- 佐藤
- だから、クロック数の速い人たちの中に投じられると、最初わけわからんくなる、話が。だんだん、
- 井戸
- スピードラーニングみたいな。
- 佐藤
- そう。だんだん。
- 井戸
- 慣れるんだ。
- 佐藤
- そう、慣れていく。
- 久田
- スピードに慣れていく。
- 佐藤
- そう。時が速くぶわーっと流れていってたら、だんだんゆっくりになっていく。(笑)、目が慣れてくるみたいな。慣れるしかない。
- 原
- でも、慣れるだと思います。
- 佐藤
- あれは慣れる。だし、1対1の場面でめちゃくちゃ頭のいい人と会話しなきゃいけないときに、そのクロック数を上げればいいとか。
- 原
- めちゃめちゃ話のスピード、テンポ上がるものね、早口。
- 佐藤
- そう。それを、だから、やるというのも、もちろん必要なんだけど。質を高めるには、でも、固めれるからね、クリティカルシンキング、重ねると。想定外のことを作っていくということだから。
- 原
- その想定外のことって、実質経験の部分があるんだけど、要は予測を立てるっていうことがどれだけできるかの話になってくる。
- 佐藤
- そう、予測の数が増えてくる。
- 原
- そう、増えてくるから。慣れることが大事だと思う。
- 久田
- 予測だけに頼ると、結局経験してこない限り、無理になっちゃうから。そこをうまく仕組み化というかできるといいです。
- 原
- それが、殴られるのが一番早いと思いますよ、私も。
- 久田
- 身に染みるしね。
- 佐藤
- だから、クリティカルシンキングを、ベースに、じゃあ、どういうペルソナがいるのかという話とかで、とか、そうなってくるとロジカルシンキングをしていくし、逆に言うと、また全然違うやつが来る可能性もあるから、世の中。いろんな思考の人たちがいる。そこでアート思考を発揮させることもできるし。
- 久田
- 常にケースを増やすのは、あけとかないといけないですよね。変なやつが来て、わあ、変なやつ来た。さようならって思ったら、そこで一つのケース取り逃すし、変なやつが来たときに、この人はこういう考えで来たのかなとか、そういうパターンがあるんだというのを取り入れていく姿勢がない限りは、増えていかないですよね、ケースが。
- 佐藤
- だって、突然展示会場にナイフを持ったやつが現れて、うわーとか言って、暴れだして、うちのブース、うわーみたいな感じになったら、どうしようっていうことを考えないものね。
- 久田
- 考えないね。
- 原
- 考えないね。想定としては入れない。
- 佐藤
- だけど、展示会場、別に持ち物チェックしてるわけじゃないから、銃持ってこようが、ナイフ持ってこようが、あれ通っていっちゃう、あそこ。
- 久田
- でも、それ言うと、商業施設とかで訓練してたりするじゃないですか。あれがクリティカルシンキングだね。
- 佐藤
- クリティカルシンキングしとると思う。だから、嫌なこととかそういうこと、想定してないことを考えることがあれだから。だから、リスクマネジメントにもなるし、サービスの向上にもなるし。だから、もしかしたら、比叡山延暦寺で、勝手にやったんですかみたいな感じのやつが、例えば言われることを想定して、ちょっとひるんだよ。え?みたいな。ちょっとこいつ、むかつくな、嫌み言いやがってみたいな気持ちになった?
- 蒲生
- むっとしました。
- 佐藤
- むっとしたでしょう。そういうちょっと変なやつも来るなと思ってたら。ていうのを、逆にそれを話しとったとするじゃん、例えばふざけて。こうやって言ってきたら、どうする?みたいな。ていうのが笑い話であったら、そのとき本当に現れたみたいな(笑)、ちょっとむっとじゃなくて、笑いになっていた可能性あるよね。
- 久田
- 面白くなっちゃう。来たー。
- 佐藤
- そしたら、もしかしたら、最初嫌みで入ってきたかもしれないけど、実は返しがうまくて、もしかしたら、感動して、実は、こういうの、うちでやろうとしてるんだけど。
- 一同
- (笑)
- 佐藤
- そこで機会を創出してた可能性があったみたいな。そういうクリティカルな状況をチャンスに変えれたかもしれない。
- 蒲生
- Q&Aの一つにね。
- 佐藤
- 比叡山延暦寺は許可を取らずに、勝手に作ってるんですか(笑)。
- 原
- なかなかないですもの、確かに。
- 佐藤
- それはおかしいし。だって、お坊さんとか一緒に映っているのに、そんなわけねえだろう(笑)。そこは、だから、盲点。盲点を突くっていうところ。はい、行ってみましょう。
- 井戸
- では、お願いします。
TOPICS
ソリューション
- 佐藤
- じゃあ、本日のソリューションはこちらです。将棋をしよう。将棋って、めちゃくちゃいろんなパターンを考えるし、ここ突かれたら嫌だろうなとか、ここをおとりに使っておいて、こっちにバイアス向けさせて、ここを攻めるとか、そういうのをいろいろ考えるじゃん。あれやれば、クリティカルシンキング、必然的にやれるんじゃない?
- 原
- 何手先を考えるかだけじゃなくて、ここやると嫌だなというのを考える。
- 佐藤
- 攻め方の設計を考える。
- 井戸
- この人だったら、こう、さしてきそうとか。
- 佐藤
- そういうのもあるし。あれは意外と結構ゲームをしようとか。そういう感じなんじゃないかな。逆にここ突かれたら、やべえなって気づくじゃん、自分の陣地の。だけど、一手しか動かせれんから。気づかれんようにとか、そういうのもあって。将棋とか指す?
- 原
- たまに指します。
- 佐藤
- 俺、将棋好きなの。
- 原
- 居飛車か、振り飛車かって、どうしても考えちゃうけど、どっちかというと居飛車の派なんで。
- 佐藤
- 俺、中飛車のほう。
- 原
- そう?
- 井戸
- その違いがあるんだ。
- 原
- 相性悪いな。
- 佐藤
- (笑)、フレームワークがあるから。
- 原
- そう。どうしても考えちゃうよね。どうしても将棋で考えるのは、自分の打ちたい手を打とうなんだけど、相手はそれを打たせないで考えるから。
- 佐藤
- そう。だから、最初の動きで、飛車をどこに動かすかとかでも、何を狙っとるか。こう来たかみたいなのとかあるし。
- 原
- あるね。
- 佐藤
- 面白い。
- 原
- 面白いね。
- 井戸
- 将棋、七菜ちゃん、指せる?
- 久田
- 全然。
- 一同
- (笑)
- 久田
- じゃあ、やろう。将棋やろう。今年やろう、将棋。
- 蒲生
- ありがとうございました。
- 井戸
- ありがとうございました。
- 佐藤
- でも本当に何だろうな。うちの家庭って結構本当に子どもの頃から、おかんともよく口論というか、そういう家庭だから、余計あれなのかもしれない。
- 渡邉
- クリティカルファミリー。
- 佐藤
- (笑)、うちはクリティカルファミリーだから。
- 久田
- 怒られますよ、あとで。
- 佐藤
- (笑)
- 井戸
- 言っときますね。クリティカルファミリーって言ってましたよ。
- 佐藤
- 売り言葉に買い言葉をやっていく。発展させていくから、会話を。
- 久田
- ディスカッションが活発なご家庭なんですよ。
- 佐藤
- そう。ディスカッションがすごく攻撃的な感じ。
- 原
- だから、今の話を聞いてると、ディスカッションを超えて、ディベートになってる感じがする。
- 佐藤
- だから、必然的にディベートをやってる感じなの、家の中。それをクリティカルシンキング。そう言われたら、じゃあ、どういうふうに理論武装して、返すか。そういうのが。
- 原
- 小さい頃から考えてた。
- 佐藤
- 小さい頃から考えてる。ホモサピエンスの血なんだろうね、攻撃したいとか、マウント取りたい。
- 井戸
- 相手が弱ってたら殴るものね。
- 原
- 間違いない。
- 佐藤
- だから、サピエンス(笑)。
- 井戸
- ありがとうございます。来週以降の放送はこちらのとおりとなっています。また次回も木曜日の夜10時にお会いしましょう。また来週もお楽しみに。
- 佐藤
- 最後までご視聴ありがとうございました。さよなら。
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