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2023.07.20 放送分
【ラテラルシンキング】仕事に役立つ思考法を身につけるには?
第141回アートリーアカデミア
THEME
【ラテラルシンキング】仕事に役立つ思考法を身につけるには?
従来の方法や既存のフレームワークに固執することなく、非直線的なアプローチで問題を解決する方法を模索する思考法、それがラテラルシンキングです。この思考法を身につけることで、従来の方法では見えてこなかった解決策や新しいアイディアを生み出すことができるようになります。アートリーアカデミアでは、どのような答えを見つけたのかをご覧ください。
TOPICS
フリップ解説
- 佐藤
- さあ、今夜も始まりました、アートリーアカデミア。
- 井戸
- 本日のテーマは、仕事に役立つ思考法を身につけるには。さっそくフリップを見ていきましょう。ラテラルシンキングとは、問題を解決するために固定観念や既存の論理にとらわれず、ものごとを多角的に考察する新しい発想を生み出すための思考法です。
- 蒲生
- このラテラルシンキングというのは水平思考とも言われまして、起源が1967年、マルタ共和国の医師エドワード・デボノ氏が提唱したというのが始まりで、一点を深掘りしていく垂直思考では気づきにくい、まず深掘りをする前の多角的な視点からものごとを捉えることの大切さに注目をした人物とされておりまして、垂直に考えを深掘りしていくのがバーチャルシンキングとかロジカルシンキングといわれて、その深掘りをする前の水平思考というのがラテラルシンキングといわれておりまして、そちらを見える化した図をお見せいたします。
- 井戸
- ラテラルシンキングとロジカルシンキングの関係性の図となっています。
- 蒲生
- まずこの深掘りをする前の前提のいくつか、そのパターンを挙げていくのがラテラルシンキングになります。ただ、1個前にクリティカルシンキングというの、これも親和性高くて、この一つの前提ってそれだけでいいの?って疑問を浮かばせる、疑問を抱くことだけがクリティカルシンキング。疑問を抱いて、こっちのほうがよくね?ってアイデアを出すのがこのラテラルシンキング。で、それに対して深掘りして論理を導いていくのがロジカルシンキング。この三つのセットで思考法が完成されるというのが最近の研究でわかってきたというようなところになります。で、ラテラルシンキングってこういうことだよというのを、例題としてご用意いたしております。
- 井戸
- ラテラルシンキングの例題です。2人の子どものお土産に買ってきた、5個セットのリンゴがあります。問題です。2人の子どもに5個のリンゴをどう分けるべきか。
- 蒲生
- この前提、分けるというのがすっと入ってくるのが、リンゴを2個分けて1個を切る。で、均等に切るために重さを量るって深掘りをしていくところが、まず前提をちょっと取っ払って、そもそも切るという方法以外にないの?ということに対して、回答がこちらになります。
- 井戸
- ラテラルシンキングの回答例ですね。5個のリンゴをミキサーにかけてジュースにし、ジュースを2人の子どもに平等に配る。
- 蒲生
- 固形物というリンゴを液体というふうに捉えて、新たな前提から深掘りをしていくというようなかたちをとったスタンスになります。
- 佐藤
- これが今、ビジネスシーンで求められてる考え方ってことなの?
- 蒲生
- そうですね。多様化する社会において、当たり前が当たり前でなくなった。この先どう選択肢を作っていけばいいのかというところで、多角的な視点が必要になってくる、というようなところで、固定概念を取っ払った考え方が大事だよとされております。
- 佐藤
- なるほどね。結構、例題とかネットに落ちてたけども、割と難しいって言い方はあれだけど、答え見ると、ああ、なるほどなっていうものが多いんだけど、どっちかっていうと無理やり作った、まあでも、これもラテラルにはまるよなとか思いながら、例えばリンゴだったら単純に半分に切るとか、俺だったらジュースにしたほうがきれいに分けれる、スマートだなって感じはするよね。だから、いきなり一発で回答にたどり着かなくても、このラテラルシンキングをしていろんな発想をして一番ベストはこれだよねって選べるというのがポイントってことだよね。
- 蒲生
- そうですね。
- 佐藤
- だって結局ジュースにしたって、この子どもたちはジュース飲みたくないかもしれないし。
- 原
- 食べたいかもしれないもんね。
- 佐藤
- おなかすいたってリンゴ出されて、じゃあ2人分けれんからジュースにするわとか言って、いや、ご飯は?みたいな感じになる(笑)。
- 原
- そもそも1個食べておなかいっぱいになるかもしれんからね。
- 久田
- 私、ラテラルシンキング、趣味なんですよ。めちゃくちゃ好きで。
- 佐藤
- 元から?
- 久田
- そう。大好きなんですよ、考え方として使うのが。すごい好きなんですけど。
- 佐藤
- 教えてください。
- 久田
- 今、直面してる問題とか会話とかに対して、それを一回全部概念に上げるんですよ。これってつまり、じゃあもっと簡単なものに置き換えれませんかとか。で、それを置き換えて考えると、原理がほぼ近いものであれば大体同じ考え方に着地するんですよ。
- 佐藤
- じゃあステーキ買ってきて、二つ買ってきたけど、
- 久田
- 肉買ってきました、めっちゃいい肉買ってきました。
- 佐藤
- でも、じゃあジュースにするわ、みたいな。肉をジュースにして?
- 久田
- ミンチにしてハンバーグにしてあげるわ。いらってするやん。
- 一同
- (笑)
- 久田
- いやいやいやいや。
- 佐藤
- ミンチにしてね。ハンバーグね。
- 久田
- そう。今だいぶ系統が近いんですけど、
- 佐藤
- 賢いね。
- 久田
- それが系統が遠ければ遠いほど、難しい問題であればあるほど、もっと簡単なものに置き換えて、身近なものに置き換えてあげると、その問題が一気に簡単になったうえに、本来ってこうじゃない?こういう選択肢もそういえばあったよねみたいなのにたどり着きやすいんですよね。で、思考がすごい広げやすい。
- 佐藤
- じゃあ何かいっぱいソリューション持ってると、横展しやすいね。型にはめやすいっていうか。
- 久田
- 型にはめやすい。そのパターンとかケースとかを増やしてくと。すごい好きなんですけど、嫌われるんですよ、基本。
- 佐藤
- 何で?
- 久田
- いや、それってさ、でもさ、みたいな話じゃん。いや今その話してねえし、ってなるわけよ。
- 佐藤
- ジュースにしやいいじゃんみたいな。
- 久田
- そうそう。いらってするやん。今その話してねえし。
- 一同
- (笑)
- 佐藤
- でも、そういうものを求められてるんでしょ?ラテラルシンキングって。
- 蒲生
- うん。そういうのはAIで答えが出てこないから、その先の人間の発想ですよね。
- 井戸
- だから生き残っていける人材ってことだよ、今後。嫌われるかもしれないけど。
- 蒲生
- その一つの回答に対して深掘りをするロジカルシンキングは得意だけど。
- 佐藤
- でもGPTに、俺、ラテラルシンキングで考えてみてとか出すよ。
- 蒲生
- まあそれで回答は出せませんとは言いませんよね。
- 佐藤
- うん。ラテラルに考えてみますとか言って、わあって。
- 蒲生
- ただ、橋を真ん中で渡ればいい、みたいな頓知までくるかなあ。
- 佐藤
- くるんじゃない?だってクリエイティブな小説書けたりするぐらいじゃん、チャットGPTって。意外性あるやつ書けたりするよ。実際書いてくるよ、ラテラルな回答。だってこれ、型にはめれるから応用利くもん。
- 久田
- そう。型にはめやすいです。なので、イノベーションとか起こすときに置き換えて考えるとか、ラテラルな考え方というのはすごい合ってるんだと思う。
- 佐藤
- そうだね。まあ、AIができるかできひんかっていうのは検証してみないとわかんないから、ここじゃあれだけど、でも出せんことはない。
- 井戸
- 誰かが一回出した答えだったら出せるかもしれないですね。
- 佐藤
- だって横展するでしょ、あいつら。全然、横展してくるじゃん。今その話してねえしみたいな。何で今、横展したそれ、みたいな。
- 久田
- めっちゃある。
- 佐藤
- あるじゃん。逆にラテラルしてくるときあるじゃん。全く求めてねえのにラテラルしてくるとき。今その話してねえしって。じゃあ肉もハンバーグでいきましょう、みたいな。いや、ちげえしみたいな。
- 井戸
- はあ、嫌われるんだ。
- 佐藤
- 嫌われるってわけじゃないけど、でもラテラルでこれだよっていうのじゃなくて、いくつか出したうえでこうだよねっていう、その選択的な部分ってのはロジカル性が必要になってくるよね。
- 原
- あくまでもこれ、前提を増やすための考え方だから、いっぱいあればあるほどいいよねという数のボリュームの話だと思うんですよね。
- 佐藤
- 選択肢を広げるってことだもんね。
- 原
- そう。で、どれ選ぶかって、選ぶときに要は垂直方向に落とす話になっていくから、どんだけ選択肢を広げようっていうふうに人間が考えれば考えるほどその選択肢広がる可能性があるよねというのを、それこそAIでどこまで広げれるかというのの勝負なんじゃないんです?ある程度かたちになるものは、パターンに落とせれるものはそうなのかもしれないけど、そうじゃないものをもっともっと人間が考えていくって話なんですもんね。
- 佐藤
- まあ、使いがちだよね、気に入ったクレヨンの色を。だから、傾向とか個性とかって、要はそいつの好きな選択をしよるだけの話だから。好きかどうかっていうのを一旦置いといて俯瞰したうえで、こういうのもあんじゃない?ああいうのもあんじゃない?みたいな。なおかつ、こういう事例がたくさんあれば応用が利くからって話。それでいくと、顧客とかも結構求めてくるもんね、事例とか。こういうやつない?とか、他社の事例とか、他業種の事例とか。それはラテラルで考えたいもんね、自分のは。それがラテラルなんでしょ?
- 蒲生
- そうですね。
- 久田
- 事例とかもそうですけど、顧客が、何とかこれを使えないかって言ってる時点でだいぶ視野が狭くなってるっていうか、この視野狭い中で、ちらっちらって事例が出たところで引っかからないから、そもそもそれって本質何の話をしてるんですかみたいな話するじゃない。で、広げて、広げた視野の状態で別のものが出てくると、こうラテラルされてく感じ。
- 佐藤
- なるほどね。だから、本質何?の話。本質何?から、じゃあそれ使うのむずいからそれやめて、みたいな。じゃあこういうのでいこう、みたいな。
- 久田
- そもそもそれにこだわる必要ありますか。
- 佐藤
- 顧客に求めとるかもしれんね、ラテラル。柔軟な発想。われわれは柔軟だけど、顧客も柔軟だと。
- 井戸
- 同じぐらい柔軟になってくれないと、意思疎通っていうか会話ができないですね。
- 佐藤
- 本質的なね。嫌われるっていうのは、要件定義ができてないやつに対して言っちゃうやつだからね。要件定義されとったら言わないんだろうけど、要件定義がファジーなまま、じゃあこれでいいじゃんみたいな。いやいや、そういう話してねえし、いや、おまえらのフィーリングは読めんし、みたいな感じになっちゃうってことね。
- 久田
- そうそう(笑)。
- 一同
- (笑)
TOPICS
テーマ討論
- 佐藤
- 本日のテーマ見ていきましょうか。
- 井戸
- はい、仕事に役立つ思考法を身につけるには。
- 佐藤
- 置き換えると、ラテラルをどうやったら身につけれるのかって話。ラテラル集を見てたら、何かできるようになってきそうじゃん、割と。
- 久田
- 結構、ケース落ちてますよね、いっぱい。
- 佐藤
- 落ちてた。意外と、何かパターンっていっぱいあるように思えて、そんなになかったりしん?世の中の出来事って。
- 久田
- ないんですよ。面白いですよね、シンプルで。最終的にこう突き詰めていくと、こんな原理みたいなとこにたどり着くんですよ、これが。趣味なんですよ、まじでこれ、本当。大好きで。自分の好きなことってあるじゃないですか。徹郎さんだったら野球好きでしょ。丈亮さんだったら音楽が好きとかゲームが好きとか。渡邉さんだったら服が好きとか。その自分が得意な分野に無理やり全部当てはめるんですよ、今の問題とか話を。そうすると急に理解度が上がるんで、すごいなあ、何だろね、これ。私、これ本当だめだ、めっちゃしゃべっちゃう。
- 佐藤
- しゃべってください。
- 久田
- 面白いんですよ。その考え方ができるようになると、今、目の前にあった何かよくわかんないものとか理解できないものが、急に身近に並ぶっていうか。私、食卓に一回置くっていうふうに勝手に言ってるんですけど。本当にわかりやすいところに一回置いてあげて展開してくと、急に身近になって、理解できるようになるかも。それを日々ずっと、起きるものごとすべてを、必要ないけど一回食卓に置いて全部そしゃくして、これってじゃあ何で起きてんの?ああ、こういうことだから起きてるんだ、これはこの原理が使える、みたいなのを毎日毎日分解して考えてるんで、人の話は覚えてないんですよ。分解しちゃってるから、聞いた時点で。
- 原
- でも本質は残るんだよね、多分ね。
- 佐藤
- じゃあ、原理の型が持ってないときはクエスチョンマークが出るね。
- 久田
- そうなんですよ。それもまた面白くてね。
- 一同
- (笑)
- 佐藤
- んん?みたいな。
- 久田
- 新パターンきたじゃん、みたいな。そうするともう本当楽しくて。え、何でそうなるんですか、みたいな。新しい、また一つ型が覚えれて。大好き。
- 蒲生
- 俺がインナーをロンTに着るのは、あれはラテラルシンキング。
- 久田
- そうですね、ラテラルしてますね。そういう人もいるんだ、みたいな。外に出てりゃ、アウターでしょ?
- 佐藤
- ブリーフ1枚しか履いてなかったら、そのブリーフはボトムになる。ボトムスになるってことだよね。
- 蒲生
- そうですね。
- 井戸
- 順番で言うとね。
- 蒲生
- 状態ですからね。
- 井戸
- あれラテラルなのかな。まあラテラルっちゃラテラルか。
- 久田
- ラテラル。まあ、屁理屈で(笑)。
- 佐藤
- 先生もよくやるの?ラテラルシンキング。
- 原
- 持ってるネタの中でやる。卓上に上げるんじゃなくて、どうしてもやっぱり今まで本で読んできたものとか、いろんな経験したこととかをベースに広げはしますよね。そこまでが限界なんだろっては思ってます、自分の中で。出せるものって、それ以上のものは出せんかもしれんっていうふうだから、それこそデザイン的な思考の部分だったりとか、アーティスティックな部分っていうのは感性の話だから、それとはまた違うけど、でもこのラテラルシンキングの在り方ってそういう部分も含まれてきやすいのかなとも、逆に、調べてて思ったところなんですけどね。
- 佐藤
- どうですか。
- 渡邉
- 武士道用語に守破離ってあるじゃないですか。やっぱ、基礎のかたちというか、型、構えは持っとかないと、どんな思考法しても戻ってこれないですよね。志村けんさんも、まず一つの型を覚えないと変化球は作れないとか言ってたり、ダウンタウンの松っちゃんとかも、悲しみと笑いは紙一重だからこれに最終着地するようにしてるとか。そういう人たちほど自分の型というか、基礎をすごい大事に持ってやってるから新しい笑いとか何かを作っていけてると思っていて、VEDUTAも型紙はほぼいじんないんですよね。和服の羽織とか、はかまとか、浴衣とか、基本この三つなんだけど、素材でどう味つけするかとか、デザインでどう見せるかとか、そういうところで変えてるだけなんで。これがいろいろぐちゃぐちゃになっちゃうと和服という定義からはずれていくんで。
- 佐藤
- ラテラルとロジカルとクリティカルって、トリプルシンキングとかいわれるらしいんだけど、最近。要は事象に対して、XとYか、X、Y、Zで考えるのがラテラルとロジカルの組み合わせ。クリティカルが、そのケースの場合の、さらに時間列とか違う要素、違うファクターを入れたときの場合に何が起こるのかっていうところまで足していくから、四次元的な部分がクリティカルシンキングの要素になってくるんじゃないのっていう感じだけど。でも癖着けはできるよね、今みたいな話だと。ラテラルのあれとか。
- 原
- わかりやすいですよ。身近なところの好きなもので当てはめるってね。
- 井戸
- それわかりやすかった。
- 久田
- どのシナプスを使うかを選ぶみたいな。一番自分が興味とかよく考えてるとこってシナプス育ってるじゃないですか。その回路を使えるようにつなげてくみたいなイメージなんかなっていう気がしますけど。
- 佐藤
- あとは何が本質なんだろう?とかね。何が大切なんだろう?みたいな。何を優先するべきなんだろう?みたいなのは、それを潜ってくのがロジカルになってくんでしょうけど。
- 原
- 再認識しないといけないですね。一番最初、多分、仮定から入るはずじゃないですか。この方向性でいけばこういうふうになるはずだみたいな仮定から入ってって、深掘りしていくと本質がちょっとずれてることに気づくって、よくあることだと思うんですよね。ずっと深掘りしてって深掘りしてって何か細いところまでいった、これ違うよね?本来の話と、みたいなって。多分そこが一番、本当は気づくところで。先ほどおっしゃられたように、一遍深掘りしたものをもう一遍ラテラルで広げるっていうのは、そこの視点が変わってるところからもう一遍考えてみようよっていうところの選択肢の広げ方だと思うんですよね。だから、これ癖着けるのって、日頃の中でどれだけ本質に行き着くように考えているかっていうことに求められてくる要素なんですよね、そう考えると。
- 佐藤
- というより、ラテラルもどっちかっていうと、今の話だと癖着けができるから、前提条件の置き換え、要はこういう直進して下に向かっていくルートじゃなくて、前提条件を置き換えて下に向かったらどうなるかっていう考え方じゃない。だから、ごみも大量にある、どうやって捨てよう?ってなったときに、じゃあさっきのリンゴの話だったら、ごみを全部シュレッダーかけて圧縮して捨てれば物体としてのボリュームは減るからとか、燃やしてみようとか、そういう話じゃん。だからもうパターンあるよね。かたちを変える、再利用するとか、何々とか40個ぐらいパターンがあって、もうそれさえ先に勉強しちゃえばラテラルな思考法は身につけれるのかなみたいな感じはあるよね。
- 原
- だからある程度、型はめで、逆にこういう考え方があるよねっていうところを、先に仕事の中で置き換える癖着けを着けていくっていうことを、日頃からやってもらうようにして。
- 佐藤
- もはや癖じゃなくてもいい。チャットGPTに聞くとか。
- 久田
- 必要なときにチャットGPTに聞きゃいいと。
- 佐藤
- 必要なときにチャットGPTで聞くとか、必要なときにエバーノート開いて、こういう考え方で考えてみようとかいって自分に問いただすやつとか。かたちを変えたらいけませんか、何々を変えたらいけませんか、それはGPTに聞けばいけるやん。ラテラルに考えれる要素を洗いざらい考えてくれ、みたいな。100個とか200個とか出したら大体かぶってくるから。途中で工夫しだして、おんなじようなこと言っとるなみたいな。そこを取捨選択して、もう世の中にこんだけしかパターンがねえんだってのがわかるから、パターン出し終わらせて。
- 原
- 選ぶのは自分たちで選ぶっていうことよね。
- 佐藤
- そう。で、直面したときに何かできんかなみたいな。要は、Xの数字に入ってるやつとYに入ってるやつを変えりゃいいだけの話だもんね。だから、何かもうそうなんだよね。AIができちゃったから、
- 久田
- やってもらえばいい。
- 佐藤
- やってもらえばいいし、AIがあるから、もう考え方のパターンっていうものも、試行錯誤して散々AIが知能使わして全部出させるってことが、世の中のほとんどの事象、多分出させれるんだろうな、もう。
- 原
- 癖着けるまでもない。
- 佐藤
- だから定義がもう作り始められてっちゃってるのかもしれん、いろんなものに関して。
- 久田
- 本当にあとは、ラテラルシンキングを使うタイミングだけだと思うんですよ。ラテラルシンキング必要になるタイミングって、どん詰まりになってるとき。もうこれ以外にないんだっていう固定概念を持ってしまってるときに必要なだけで、じゃあさ、もうこれゴールここだよねって言ってるときには必要ないんですよ。嫌われるだけだから、広げてもね。だから、そのタイミングに、ああ、これ今使うタイミングだって気づいて、その気づいたときにチャットGPTに相談すれば使えるよ。
- 一同
- (笑)
- 原
- 後押しもらうのね。
- 久田
- そうそう。
- 佐藤
- AIね。まあいずれにしても、パターンを作って、チートシート作って、それではめてく。だからもうフレームワークにすりゃいい。
- 原
- それ自体をね。
- 佐藤
- フレームワーク化しよう。出ちゃった。書くだけだね。まあそれか、ここからラテラルするかだよね。
- 井戸
- 全然違うの出てくるんでしょ?
- 久田
- もう一ラテラルあるの?それはちょっと気持ちよすぎるんですけど。
- 佐藤
- 思考をどう身につけるか。
- 久田
- いいんですか。
- 一同
- (笑)
- 井戸
- 大丈夫?嫌われない?今その話をしてるんですってならない?
- 原
- それってさあって(笑)。
- 佐藤
- じゃあ一回やってみましょうかね。
- 井戸
- お願いします。
TOPICS
ソリューション
- 佐藤
- では、本日のソリューションはこちらです。フレームワーク化しよう。
- 渡邉
- ノンラテラル。
- 原
- ラテラルどうした?
- 久田
- すばらしい。
- 佐藤
- 思考ストップしました(笑)。
- 井戸
- 嫌われるからね。
- 久田
- いや、合ってると思う。ラテラルシンキング、結局何か幅広げるけど、大体最初のところに、
- 井戸
- 戻ってくるの?
- 久田
- 正解あるから。大体もう正解だから、最初に思いついた答えがね。
- 井戸
- でも大事だよね、一回広げるってね。
- 佐藤
- そうだね。だってあとAIに聞こうとか、システム組もうとか、もう最適化のほうに入っていっちゃう(笑)。ラテラルむずいんだった、意外と。フレームワーク化してねえから。ありがとうございました。
- 井戸
- ありがとうございます。
- 佐藤
- でも渡邉さん、ラテラル得意だよね。何か武蔵の着物の、
- 渡邉
- こじつけですね。
- 佐藤
- 半分に切っちゃえ、みたいな。でも、こじつけって言ってたもんね。
- 久田
- こじつけですよ。
- 渡邉
- そうなんですよ。無理やりひもづけさせるって意味では、そうなんですよね、ラテラルの逆算なんですよね。
- 久田
- 屁理屈並べてって10個のうち1個、たまに気持ちいいのが当たる。
- 佐藤
- でも、もう一つソリューション出すとしたら、前提を探そう。本質を探るってのはするんだけど、ラテラルに必要なのって多分、本質探ることじゃなくて前提を探ること。だから、さっきのフレームワーク化するっていっても、フレームワーク落とし込んで前提って何かっていうところを見つけて、そこ置き換えができないと始まらないから。もう一つ上の俯瞰して見ると。だから、前提を見つけることがラテラル、本質を見つけることがロジカル。両極端にいるじゃん。
- 久田
- そうだわ。だから前提ずれると肉がミンチになって台無しになっちゃうから、前提はまずおいしくみんなで肉を食べることっちゅうことだ。
- 佐藤
- そういうこと。じゃあカットしてきれいに個体として分けようとか。せめて個体のまま食べたいんですよ、われわれは、みたいな(笑)。誰も焼き肉屋行って、割れねえからっつって出てきた皿を全部ミンチにしてハンバーグにして。ずっとハンバーグしか食ってねえじゃんさっきから、みたいな。焼きハンバーグ屋かよここは、みたいな。
- 久田
- タンのミンチです。
- 佐藤
- 全部かよ、みたいな。ええ加減にしろよってなってくるじゃん(笑)。だから、前提が大切、ラテラルは。
- 久田
- まじ嫌われるから。
- 佐藤
- 前提を大切にしようよ(笑)。
- 一同
- (笑)
- 佐藤
- はい、ありがとうございました。
- 井戸
- ありがとうございました。来週以降の放送はこちらのとおりとなっています。次回も木曜日の夜10時にお会いしましょう。来週もお楽しみに。
- 佐藤
- 最後までご視聴ありがとうございました。さよなら。
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