Galeria 卓 リニューアル記念個展『燦々』集客支援・広告運用
Atelier TAKUYA | 画家・アーティスト | 3ヶ月

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名鉄名古屋本線「新清洲駅」すぐに位置する、画家・水上卓哉氏のアトリエ兼ギャラリー「Galeria 卓」が、2025年春に空間リニューアルを経て、新たな創作と発信の場として再始動。その節目となる個展『燦々』が、3月4日〜9日の期間で開催されました。ARTORYでは、本プロジェクトにおいて、プロモーション戦略の立案、ランディングページ制作・広告運用などWebマーケティングの施策に加え、イベント企画・運営、ドキュメンタリー動画制作、印刷物の制作までを総合的に支援。デジタルとリアルの双方から、水上氏と空間の魅力を伝える企画設計を担いました。

プロジェクトは、「この機に、水上卓哉のことを知らない人にも訪れてほしい」というご相談からスタート。初めての方でも作品の魅力や展示の空気感に自然と引き込まれるような体験の構築を目指し、Webとクリエイティブの観点から“現地でしか得られない感動”をどう伝えるかというテーマに向き合いました。

広告施策では、InstagramとFacebookを中心に展開。アートファン層にフォーカスしたセグメント配信により、リーチ数183,198回、クリック数5,426回、CPA3,921円を記録。事前申込件数は51件、実来場人数は約500名を超え、プロジェクトの目的だった“まだ知られていない人たちとの接点づくり”を、数字としても明確に証明できる結果となりました。

ランディングページは、作品紹介・イベント案内・予約をスムーズに一元化したシンプルな構成で設計。来場のきっかけとなるよう、特典付き申込の導線や、案内に迷わないUI構成など、情報の伝わりやすさと行動へのつながりを重視しました。ギャラリーの持つ独特の空気感や、作品を体験する時間の尊さを、視覚表現とテキストの両面から言語化・構成。“訪れる前の体験”として成立するよう全体設計を整えています。

水上氏の作品は自然をモチーフにしたものが多く、「無意識の中に眠る“生の鼓動”が呼び覚まされる」と語られるように、観る者の内面に静かに作用する力を持っています。視覚だけでなく、音やにおい、湿度といった感覚にも訴えかける空間構成と呼応するように、Web上でもその多層的な感覚が想起される表現設計を心がけました。