令和八年 豊川稲荷御開帳
豊川稲荷御開帳推進室 | 寺院・宗教法人 | 1ヶ月

コンセプト設計ブランディング動画撮影映像制作


2026年、72年ぶりに開催される豊川稲荷の御開帳に向けて、プロモーション動画の第一弾を制作しました。 本プロジェクトでは、「時代を超えて、縁を繋ぐ」というコンセプトのもと、豊川稲荷に残る歴史的な写真と、現代の祭事風景をシネマカメラで撮影。 過去と現在を重ね合わせ、“歴史を超えた縁”を感じさせる映像表現を追求しました。

撮影は2日間にわたり実施し、2台のシネマカメラを使用。 機動性を重視したCanon EOS C70+ジンバルと、構図を優先した三脚固定カメラを併用し、柔軟かつ印象的な画づくりを目指しました。 実際に豊川稲荷で行われた祭事を撮影することで、来たる御開帳の瞬間を先取りし、未来の記憶を予感させるような映像表現を狙っています。

本映像では、家族をモデルとして起用し、「家族の縁」そのものが時代を超えてつながっていくというテーマも重ね合わせています。 映像内では、特別な催しに家族で参加する姿を通じて、単なる“見物”ではなく、その瞬間の“当事者”として歴史に立ち会う臨場感と共感を描いています。

映像を観た人が、自分自身もその場に立ち会いたくなるような感覚を得られるよう、共感と感情に訴える映像体験として設計。 御開帳に参加することの意味を、静かに、そして力強く届けるメッセージとして表現しています。本映像は、2025年の三が日、30万人を超える参拝者で賑わう豊川稲荷の境内にて、大型ビジョンを通じて放映されました。 新年の空気の中、時代を超える世界観が荘厳に映し出され、多くの人々の心に静かに刻まれています。