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縁日参りプロジェクト実行委員会 |
団体・組合|地域活性化・寺社イベント
施策サマリー
オンラインイベント企画 / ライブ配信MAP / 4番組同時配信 / 特設サイト開発 / テレビロケ型ツアー / キャスティング / ステージ設営 / 音響・照明 / 撮影・配信 / ライブコマース / オンライン奉納
日本三大稲荷の一つである豊川稲荷は、年間約500万人が訪れる参拝観光スポットです。しかし新型コロナウイルスの影響により、例年約150万人で賑わう初詣客が2021年には26万人まで減少。地域経済も大きな打撃を受けました。
一般社団法人豊川青年会議所は、毎月22日の縁日に夜間参拝を行う「YORU MO-DE」を立ち上げ、分散参拝と恒常的なにぎわいの創出に取り組みました。7月の開会式には10日間で約1万7千人を動員する一方、8月のまん延防止等重点措置によって、予定していた6日間のイベント開催が困難になります。
実施決定から本番まではわずか2週間。現地イベントを単に映像へ置き換えるのではなく、夜間参拝の魅力、地域のパフォーマンス、奉納体験までをオンラインで成立させる必要がありました。
オンラインイベントの入口として、ARTORYはライブ配信MAPを作成しました。MAP上のボタンをクリックすると、4ヶ所の映像へリアルタイムで移動できる仕組みです。
一つは、光と音で彩られる豊川稲荷・大本殿の定点配信。加えて、女性ナビゲーターが境内と周辺商店街を巡る「YORU MO-DEメインツアー」、地元キッズダンサーによる「奉納演舞」、花風鈴を購入して願い事を奉納する「オンライン奉納」を用意しました。
メインツアーは、視聴者に馴染みのあるテレビロケ番組の形式を採用。企画、キャスティング、撮影、配信までをARTORYが担当し、現地を歩く感覚と見どころをライブで届けました。
「奉納演舞」では、ARTORYが3m×7mのステージを設営し、音響、照明、撮影、生配信を担当しました。照明は楽曲に合わせて事前にプログラミングし、自社スタジオでリハーサルを行ったうえで本番へ臨みました。
現場へ持ち込んだ機材は車4台分。オンライン配信翌日の有観客ステージでも、楽殿内の設営、音響・照明、映像収録を担当しました。オンラインとリアルの双方で同じ演出品質を成立させる運営体制を構築しています。
「オンライン奉納」には、ARTORY独自のライブコマース基盤を使用しました。視聴者が配信中に地元商店街の名物「花風鈴」を購入し、フォームへ願い事を入力すると、その場で書家が願い事を代筆し、豊川稲荷へ奉納する仕組みです。
購入というオンライン上の操作が、現地で行われる奉納につながり、その様子をライブ配信で見届けられます。チャットによるコミュニケーションも組み合わせ、生配信ならではの双方向性と、神社仏閣の宗教儀式をデジタルで体験する新しいUXをつくりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| なぜ4番組同時配信か | 夜間参拝・地域プログラム・奉納体験を一つに集約し、視聴者が興味に合わせて巡れるようにするため |
| なぜテレビロケ形式か | 現地を歩く感覚とイベントの楽しみ方を、馴染みのある番組形式で伝えるため |
| なぜ独自ライブコマースか | 商品の購入ではなく、願い事が現地で奉納される宗教体験までオンライン化するため |
| なぜ一社で一貫対応か | 2週間という短期間で企画・開発・現場運営を並行して進めるため |
場内マップ、グッズ、ステージ、参加型アートなどの情報は、Webページやパンフレットに並べるだけでは、夜の境内を巡るワクワク感まで伝えきれません。そこで、ナビゲーターが現地を巡り、出展者へのインタビューや体験レポートを通じて見どころを紹介する、テレビロケ型のライブツアーを制作しました。
番組は情報を読み上げるのではなく、出演者自身が体験し、驚きや疑問を言葉にする構成です。視聴者のコメントも番組に取り込み、「行けない人への案内」を「一緒に巡る体験」へ変えました。
オンラインイベント企画 / ライブ配信MAP / 特設サイト開発 / 4番組同時配信 / 大本殿定点配信 / テレビロケ型メインツアー / 番組構成 / キャスティング / ステージ設営 / 音響・照明 / 照明プログラミング / 撮影・生配信 / ライブコマース基盤 / 花風鈴購入・願い事フォーム / オンライン奉納 / チャット機能 / SNS運用 / 会員システム
YORU MO-DEのオンラインイベントは、開催決定から本番までわずか2週間で実現しました。4ヶ所の配信を同時に運用し、視聴者は配信MAPから、境内の定点映像、メインツアー、奉納演舞、オンライン奉納を自由に巡ることができました。
現地に来られない人へイベントの雰囲気を届けるだけでなく、花風鈴の購入と願い事の入力を通じて、遠隔地から奉納へ参加できる体験も実現。オンラインを現地イベントの代替に留めず、リアルでは届かなかった人との新たな接点へ拡張しました。
マルチメディア、テクノロジー、クリエイティブを一体化し、ウェブ制作から番組企画、タレントのキャスティング、ステージ、音響・照明、撮影、配信までを同時並行で進めたことが、短期間での実現につながりました。