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縁日参りプロジェクト実行委員会 |
団体・組合|地域活性化・寺社イベント
施策サマリー
オンライン奉納企画 / ライブコマース基盤 / AWS運用 / 縦型ライブ配信 / 2カメラ収録 / 番組構成 / MCキャスティング / 購入・決済フォーム / 願い事入力 / 管理画面連携 / チャット機能
豊川稲荷の夜間参拝イベント「YORU MO-DE」は、コロナ禍のまん延防止措置を受け、2021年8月21日に初めてオンラインイベントを開催しました。
イベントを継続するには運営資金が必要です。しかし、単に商品を販売するだけでは、参拝客が減少した豊川稲荷へ応援の気持ちを届けるという企画の目的と結びつきません。現地へ行けない人が、オンラインから奉納に参加できる仕組みが求められました。
同時に、豊川稲荷だけでなく周辺地域の活性化も重要なテーマでした。デジタル上の疑似体験で完結させず、視聴者の行為が現地の営みと地域経済へつながる設計が必要でした。
ARTORYが提案したのは、奉納へライブコマースを取り入れる「奉納のDX化」です。当初はデジタル絵馬も検討しましたが、周辺経済の活性化という目的から、地元商店街の名物である「花風鈴」を採用しました。
視聴者が配信画面の購入ボタンから決済フォームへ進み、願い事を入力して送信すると、その内容がMCの確認する管理画面へ届きます。情報を受け取った書家がその場で花風鈴へ願い事を代筆し、豊川稲荷に奉納。視聴者は一連の流れをライブ配信で見届けることができます。
物品を自宅へ発送するのではなく、購入した花風鈴が現地で奉納される設計です。お賽銭や御祈願に近い参拝行為を、ライブコマースによってオンラインから参加できる体験へ変換しました。
配信には、ARTORYが独自開発したライブコマース基盤を使用し、AWS上で運用しました。チャットボタンや購入ボタン、閲覧席数などを企画に合わせて設定できるため、奉納という特殊な体験にも柔軟に対応できます。
番組はスマートフォンで見やすい縦型のセットを組み、2台のカメラで収録。プログラム構成やMCのキャスティングもARTORYが担当しました。視聴者から届く質問やコメントへ番組内で応えながら、購入と願い事の送信、代筆、奉納がリアルタイムで進行する双方向の配信をつくりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| なぜ花風鈴か | 豊川稲荷への奉納と、地元商店街の活性化を同時に実現するため |
| なぜライブコマースか | 購入・願い事・代筆・奉納をリアルタイムにつなぎ、視聴者が参加できる体験にするため |
| なぜ独自プラットフォームか | 購入ボタン・チャット・席数などを、宗教儀式の進行に合わせて柔軟に設定するため |
| なぜ番組形式か | MCがコメントへ応え、奉納の流れを分かりやすく案内するため |
オンライン奉納企画 / UX設計 / ライブコマース基盤 / AWSサーバー運用 / 購入・決済フォーム / 願い事入力 / 管理画面連携 / チャット機能 / 購入ボタン / 閲覧席数設定 / 番組構成 / MCキャスティング / 縦型セット / 2カメラ収録 / ライブ配信 / 書家・現場オペレーション連携
当日は、視聴枠上限100席の配信プランを利用し、40個の花風鈴を購入いただきました。100席は実視聴者数ではなく、プラン上の上限です。視聴者はスマートフォンやパソコンから願い事を送り、その内容が書家の手で花風鈴へ記され、豊川稲荷へ奉納されました。
オンラインで決済するだけではなく、購入者の願いが現地の行為となって完結する。この仕組みによって、現地へ参拝できない状況でも、豊川稲荷へ応援の気持ちを届けられる体験が生まれました。
同時に、地元商店街の商品を活用することで、オンラインイベントの収益化と周辺経済への還元も両立しました。ライブコマースを物販の枠から広げ、宗教体験と地域支援をつなぐサービスとして実装した事例です。