かめり屋 亜紋度らすく
株式会社カメリヤ | 食品製造・店舗 | 2ヶ月
ラスクを、味わう菓子から「語れる贈りもの」へ。
ブランドの思想を表現すべく生まれたのが「かめり屋 亜紋度らすく」というネーミングと、本を模したオリジナルパッケージです。
名に込めたのは、和名と洋名を掛け合わせた、椿のように控えめでありながら芯のある美しさ。
“アーモンド”をあえて漢字と仮名で表現し、ひらがな表記の「かめり屋」とともに、優雅でどこか懐かしさを感じさせる響きに仕立てました。
パッケージは、大正ロマンを思わせる深紅と金の意匠で設計。重厚な“装丁”を思わせる箱を開くと、ラスクが一枚ずつ丁寧に納められており、まるで一冊の物語を読み進めるような体験を演出します。
贈る人の想いが伝わり、受け取った人の記憶に残る。
「食」ではなく「時間」を包むことをテーマに設計した、パッケージブランディングの一例です。
