Make Money Presentation〜人生をつかみとれ〜 配信映像
一般社団法人 豊川青年会議所主催で行われたライブコマースのアーカイブ映像。参加した学生たちは、それぞれ個性的でしっかりと準備を重ねてきたこともあり、現場の経営者達も真剣な眼差しを向けていました。番組は盛り上がりをみせて、配信も800ユーザーほどの視聴があり、各チームそれぞれ10万円近い投げ銭の応援を受け取ることができました。
#デジタルイノベーション #オープンイノベーション #エクスペリエンスデザイン
一般社団法人豊川青年会議所は、コロナ禍で落ち込む豊川市を元気にしたいと「縁日参りプロジェクト実行委員会2021」を立ち上げ、豊川稲荷で新スタイルの夜間参拝企画「YORU MO-DE」を開催するなど、全国数ある青年会議所(JC)の中でも、その企画性の高さで注目を集めています。
2021年10月23日、一般社団法人豊川青年会議所は「make money presentation~人生をつかみ取れ~」と題した、新たな事業を開催しました。アートリーは同番組で、配信プラットフォームの開発と実際の配信業務を担当しています。
「make money presentation~人生をつかみ取れ~」は、対象となる16歳から20歳までの青少年が、起業を想定して作成した事業計画書に基づきながらプレゼンテーションを実施する配信番組です。今回、参加したのは高校生3組、大学生2組の計5チーム。プレゼンテーションは、視聴者側が行う投げ銭で評価され、5万円以上が集まれば報酬獲得となり、5万円以下だと無報酬というシビアな内容になりました。
一般社団法人 豊川青年会議所主催で行われたライブコマースのアーカイブ映像。参加した学生たちは、それぞれ個性的でしっかりと準備を重ねてきたこともあり、現場の経営者達も真剣な眼差しを向けていました。番組は盛り上がりをみせて、配信も800ユーザーほどの視聴があり、各チームそれぞれ10万円近い投げ銭の応援を受け取ることができました。
主催の豊川青年会議所が、今回のプロジェクトを立ち上げたのは6月。応募をしてきた参加者とともに、定期的に勉強会を行ないながら事業企画書を作成し、当日のプレゼンテーションのために半年かけて入念な準備をしてきました。ですが、コロナ禍の影響は冷めやらず、イベントはオンラインでの開催を模索することになったのです。
当初は、YouTubeと既存のライブアプリを利用した配信を考えていましたが、既存のライブアプリは事業者への手数料が膨大です。せっかく学生たちへの支援を目的としたイベントなので、できるだけ学生たちへ還元したい。そう考えていました。そんなとき、豊川稲荷の夜間参拝イベント「YORU MO-DE(ヨルモウデ)」で、私たちが手がけた「オンライン奉納」を見て、配信についていいアイデアはないかとご相談をいただいたのです。
「オンライン奉納」で使用したのは、アートリーが開発したライブコマースのプラットフォームです。ご相談を受け、今回も同じプラットフォームをベースに新たな機能を開発することにしました。
追加した機能は課金に関するものです。今回の企画は、投げ銭がプレゼンテーションに対する評価となっていたので、プラットフォームにPayPayのリンクを記載して、学生たちのプレゼンに対して投げ銭を送れるようにしました。また、それだけでは味気ないので、番組を盛り上げるためにスタンプ機能の搭載を提案しました。
システムとしては、カートボタンから投げ銭スタンプを購入してボタンを押すと、マイページで設定したプロフィールアイコンが応援スタンプとして画面上に飛んでいくというもの。スタンプで意思表示を送れるこの機能によって、視聴者はスポンサーとしての参加体験を得られるとともに、配信番組を賑やかに活気づけました。
配信は、カメラ3台、マイク、照明などの機材一式を私たちが持ち込み、主催者の会社の会議室から行われました。アートリーとしても自社機材を持ち込んでそこ配信をするという業務にも慣れ、オペレーションのシステムはかなりととのってきました。
参加した学生たちは、それぞれ個性的でしっかりと準備を重ねてきたこともあり、とても面白いイベントになりました。学生だけに会場には担任の先生など関係者も連れ添っていて、大いに盛り上がっていました。
また、配信も800ユーザーほどの視聴があり、各チームそれぞれ10万円近い投げ銭の応援を受け取ることができました。
今回のオンラインイベントの形式は、「オンライン奉納」とは少し勝手が違います。「オンライン奉納」は、カートボタンからねがいごと風鈴を購入するという形で、オンライン上に奉納体験を実現しました。これは、まさしく購入してものを得るというライブコマースの本来の役割に近いものです。
ですが、今回はものを得るのではなく、参加できるという部分に新しい価値を見出しています。学生がプレゼンテーションをするビジネスアイデアに対して、現役の経営者たちがアドバイスをしていく企画が番組として配信される中で、そこに視聴者も参加していくというイメージです。そこで投げ銭として購入したお金はエンターテイメントとして完了しているのです。アートリーとしては、プロジェクトに応じる形で、ファンディングの機能を開発できたことが新たな試みとなりました。
たとえこの先コロナ禍が収束しても、イベント事業におけるオンライン需要はますます進んでいくと思われます。私たちはイベントをただオンライン化するだけはなく、どれだけ広がりを持たせられるか、どれだけ盛り上げられるかを一番に考えています。
今回は、プロジェクトの性質から投げ銭の機能を開発しましたが、ほかにもやり方は多岐にわたって考えられます。アートリーはこれまでクライアントのビジョンをアプリケーションの開発力で実現させてきました。ご要望に合わせたカスタマイズをさせていただきますので、あなたのビジョンをお聞かせください。
#デジタルイノベーション#オープンイノベーション#エクスペリエンスデザイン#アートと経済#地方創生・地域活性化#文化振興
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