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2022.02.03 放送分
フェムテック
第66回アートリーアカデミア
THEME
フェムテック
2021年9月、アパレル大手ユニクロは、ナプキンを付けなくても経血モレを防ぐ生理用品「エアリズム吸水サニタリーショーツ」を発売しました。このような、女性が抱える生理などの健康問題をテクノロジーで解決できる商品やサービスのことをフェムテックと総称し、経産省は今年度「フェムテック等サポートサービス実証事業」を募集し、20事業に補助金を出すことを発表しました。2025年には年間2兆円の経済効果があるとして、今注目を集めている分野のようです。フェムテックに女性が求めるものとは?アートリーアカデミアでソリューションを見出します。
TOPICS
ニュースの話題
- 佐藤
- 今夜も始まりました。アートリーアカデミア
- 井戸
- 本日のテーマはこちらです。「フェムテック。ユニクロはフェムテック強化。サステナブルな吸水ショーツを開発。昨年(2021年)9月、アパレル大手ユニクロは、ナプキンを付けなくても経血漏れが防げる生理用品『エアリズム吸水サニタリーショーツ』を発売しました。「女性が抱える生理などの健康問題をテクノロジーで解決できる商品やサービス」は「フェムテック」と総称され、経産省は今年度、「フェムテック等サポートサービス実証事業」を募集し、「20事業に補助金を出す」と発表しました。2025年には年間2兆円の経済効果があるとされ、今注目を集めている分野のようです」
- 佐藤
- (今回のテーマは)「フェムテック」ですけれども。まずは七菜子から「ニーズについて」などの情報は何かありますか?
- 久田
- 私は使ったことがありませんが、調べてみると、ショーツ……、男性陣にはパンツを想像してもらうと分かりやすいと思います、に「吸水しやすい布」が付いていて。その布で経血をある程度……、 30ml〜40ml吸収してくれて。使ったら、「洗って乾かすと使い回せる」みたいな製品が出ているらしいです。
- 佐藤
- 七菜子は今までその手の生理用品は使ったことがあるの?
- 久田
- ないです。
- 佐藤
- (ユニクロのサニタリーショーツは)「そこまでメジャーではない」の?
- 井戸
- (発売されたのが、)「去年(2021年)の9月」なので、「まだそこまでの市民権はない」段階でしょうね。
- 久田
- 「フェムテック」と言うか、「生理用品自体」が、結構進化していて。従来の(生理用)ナプキンだと、「(サニタリーショーツに)貼り付ける」んですけど。(肌とナプキンの間に)「挟むやつ(シンクロフィットのこと)」も出ていて。
- 井戸
- 「挟む」やつ? どこに(挟むの)? 「下着と挟む」の?
- 横井
- パンツに(挟むの)?
- 久田
- 指原莉乃さんがCMに出ていたのかな? (肌とナプキンの間に)「挟むんだけど、動いてもズレにくい」みたいな商品です。だから、「すごくいろいろと出てきて」いる感じですよね。「経血カップ」もそうですし。
- 井戸
- ありますね。最近になって結構増えてきていますよね。
- 佐藤
- 何で「最近」なんだろうね?
- 久田
- おそらく、「『女性の働きやすさ』が注目されてきているから」だろうとは思います。
- 佐藤
- 今まで生理用品の分野では「革新的なものがあまりなかった」の?
- 井戸
- 「(生理用ナプキン自体の)ボリュームダウンに成功した」みたいな「改良」は「しばしばありました」けどね。「厚みが薄くなった」や「吸水量が増えた」というような話はよく見聞きしましたが。「形が大きく変わるレベルで変化があった」のは、「ここ最近の話」ですね。
- 佐藤
- 市場規模は(2025年に)「2兆円」だっけ?
- 井戸
- (2025年に)「年間2兆円の経済効果」ですね。
- 佐藤
- 市場規模としては「かなり大きい」ですよね?
- 原
- そうだね。
- 佐藤
- 確か、パチンコ業界は「1兆円産業」なんて呼ばれていたよね?
- 原
- ですね。
- 佐藤
- (フェムテックは)「その2倍」だものね。ちなみに(フェムテックの)「代表的な会社」は「どこ」なの?
- 井戸
- (「代表的な会社」というのは、)「フェムテックの」ですか?
- 佐藤
- (「女性もののメーカー」ということであるのなら、)「ワコール」辺りはどうなの?
- 久田
- 今回の「補助金対象の20事業」の中には「ワコール」の名前はなかった気がします。
- 井戸
- ワコールはありませんでしたけど、「下着メーカー」はあった気がします。だけど、「本当に聞いたことないようなメーカーさん」で。
- 佐藤
- (その会社はいわゆる)「ベンチャー(企業)」なの?
- 井戸
- (補助金対象の企業は)「ベンチャー(企業)ばかり」ですし、おそらく、「ニッチなゾーンを攻めている会社さんが多い」のだろうというイメージですね。例えば、「乳がんを患って、手術で片方(の乳房)を取られた方向けのブラジャー」などの商品が扱われている感じですね。
- 佐藤
- ということは、「 吸水サニタリーショーツ」に関しては、「ユニクロが大々的に宣伝している」わけだよね? それは「結構革新的」なんだよね?
- 井戸
- (ユニクロのサニタリーショーツは、)「(吸水パッドが)下着と一体化していること」は、「かなり革新的」かもしれないです。「布ナプキンのようなもの」は、「そこそこ出て」はいましたけれど。
- 佐藤
- とは言え、(生理は)「いつ来るか分からないもの」だから、「(吸水サニタリーショーツは)おそらく来そうかな?」みたいな時に「履いておくもの」なんだよね?
- 井戸
- もちろん、そういう使い方もできますし、「終わりがけに履く」ことで、「(生理期間中の)(紙)ナプキンの使用枚数が減らせるからサステナブルだ」ということもあるのかもしれません。
- 佐藤
- あとはそれ(吸水サニタリーショーツ)を使っていれば、「突然(生理が)来ても(慌てて)トイレに駆け込まないでも済む」んでしょう?
- 久田
- 確かに。そこ(突然の生理でトイレに駆け込まずに済むこと)は「ありがたい」かも。
- 井戸
- とは言え、「あれ(吸水サニタリーショーツ)だけで(生理期間中の)全てが賄える」とは思っていなくて。(経血量の多い時に「吸水サニタリーショーツだけ」という状況になることは)「さすがに不安がある」ので。そうは言っても、(吸水サニタリーショーツを使うことで、)「(生理の)最初と最後はナプキンを使わなくても良くなるのかな?」とは思いました。
- 佐藤
- 確かに、それ(突然の生理でトイレに駆け込むこと)がなくなるだけでも良いよね。例えば、「打ち合わせ中に突然生理が来て、『やべっ……』と焦る」みたいなこともなくなるわけだから。
- 井戸
- あと、肝心な時に限って「持ち歩いていない」なんてこともよくあるんですよ。仮に「来そうかな?」と思っても、人によっては「不順」だったりもするので。
- 佐藤
- 今の時代は「女性のホルモンバランスが崩れやすい」とは聞くものね。
- 井戸
- なので、(生理用品を)持ち歩いていない場合、「買うところからスタート」になるので。「走ってコンビニまで行かなければならない」という……。
- 原
- あとは、「仕事中」だった場合、「ちょっとした事件」みたいになってしまうこともあるからね。
- 横井
- スカートによっては「大変なこと」に…。
- 井戸
- そういうこともあり得たので、こうした商品が世に出たことは(女性からしても)「嬉しいこと」です。
- 佐藤
- ちなみに、それ(吸水サニタリーショーツ)は「どんな形」なの?ショーツだから……。
- 井戸
- 「普通のパンツ」です。
- 横井
- 「おなかまで隠れるパンツ」みたいなものをイメージしていただければ。
- 井戸
- あとは、「エアリズムのシリーズとして出したこと」もおそらく「ポイント」でしょうね。
- 佐藤
- (エアリズムは)「空気性」と言うか「通気性が良い」よね。
- 井戸
- (エアリズムは)「蒸れにくかった」り、「締め付けもあまりない」んですよ。あとは、「(体の)ラインも出にくい」ので。そこ(エアリズムとしてシリーズ展開したこと)は「ポイント」でしょうね。要するに「ユニクロならではの強み」ですから。
- 佐藤
- 原先生は「ビジネスとして」どう見ますか?
- 原
- それこそフェムテックは2025年の市場規模ですが、「2兆円」という「かなりの大きさ」なので。ニュースとして考えても、「ユニクロが女性向け商品に力を入れている」現れでしょうね。だけど、この先どんどん進めて行くのであれば、「下着メーカーの今後の方向性とは被っていく」だろうと思います。だけど、「『新市場へ入り込もうとしている』というニュース」として見た場合は、「まだまだ売り込める余地がある」んでしょうね。要は『ピーチ・ジョン(日本の女性向け下着通信販売会社)』などの「本来のメーカー」からは、「そこまで出ていない」わけですから。
- 佐藤
- (最大手とその他では)「資本力の差がありすぎる」からね。だから、(新製品を売り出すにしても)基本的には「共同開発」が主体だよね? 確か「ヒートテック」もそうだったよね?
- 原
- そうですね。特にエアリズムが出てきてからは、「技術開発」と言うよりも「科学技術の方向性」と言うか、「素材から入っている」わけですから。だから「市場に向けた発信の仕方を変えていくところ」は「さすが柳井さんだな」と思ってしまいました。
- 佐藤
- そうなると、「競合はどうなっていく」んでしょうかね。とは言え、「市場自体が広がっていく」という意味では「良いこと」なのかな?
- 原
- ところで、女性は「気合いを入れるために下着を変える」みたいな話があるでしょう?
- 井戸
- 「見た目のかわいいやつはデートの時の勝負下着」みたいなことですか?
- 原
- だから、そこに「『どれだけ機能性があるのか』が入り込みやすくなるのかな」と思って。…… ごめんなさい。「男性視点」から見てしまうと……。
- 井戸
- ユニクロの吸水サニタリーショーツに「かわいさはない」んですよ。「何ということのない全くの無地」なので。「実用性に特化」されていますね。
- 佐藤
- とは言え、俺もそうなんだけど、「アレルギー」は気になるよね? 俺も元々はヒートテックやエアリズムは「持っていた」んだけど、「肌荒れ」と言うか、「化繊アレルギー」みたいな症状が出てしまって…。
- 原
- (ヒートテックやエアリズムは)「綿100%ではない」ですからね。吸湿発熱性や通気性が「良く」ても、「化繊アレルギー持ちの人は症状が出てしまい」ますよね。
- 久田
- 言ってしまえば、「テックに近寄っていくと、全てが『アレルギー』」に……。
- 佐藤
- だから結局俺は、「シルクの下着 」に落ち着いて。
- 久田
- 言うなれば、「大自然のテック」ですね。
- 佐藤
- だから(ヒートテックやエアリズムで化繊アレルギーが出たことは、)「逆に良いきっかけ」になったんだけどね。(シルクの下着は)着心地も「(ヒートテックやエアリズムと)ほぼ一緒」と言うか、むしろ「良い」かもね。要は「暖かさや通気性に優れている」と言うか。ただ、多少お値段は張るけどね。
- 井戸
- でも、値段が張る分(シルクは)長もちしますよね。
- 佐藤
- そう。だから、化学繊維ばかりでなく「天然のものも良い」とは思うんだけど。……どちらかと言うと「アパレルの話」になってきたね。ということで、話の流れを戻して「フェムテック」ということですが。
- 横井
- 確か、「生理パッドが出る前」は「布(ナプキン)が使われていた」んですよ。だから、(吸水サニタリーショーツの登場は)考え方によっては「時代が戻った」と言いますか……。
- 井戸
- とは言え、「布自体の機能は進化していそう」ですけど。
- 佐藤
- だから「(布製の良さが)見直されている」と言うか……。
- 横井
- おそらく、そういうことでしょうね。
TOPICS
テーマ討論
- 佐藤
- そうしたら、「本日の課題」をそろそろ見ていきましょうか。
- 井戸
- 「フェムテック。課題:新しいフェムテックのアプリを作るなら」
- 佐藤
- 「新しいフェムテックのアプリを作るなら」ですけど、RYUちゃんはどうですか?
- RYUICHIRO
- アプリですか? 知り合いのダンサーなどが、「『周期記録アプリ』を利用している場面」を見かけたことはあるんですけど。いざ「新しいアプリを」となると、「難しいな」と思ってしまって。だから、「何も(アイディアが)浮かばなかった」んですが……。
- 佐藤
- 別に「アプリでなくても構わない」と思うけど? ……「『アプリ』と言っている」からには、「アプリでなければならない」のか? ……ひとまず、アプリに限らず「何でも良いからアイディアを出す」としたら、何かある?
- RYUICHIRO
- (自分の)周りには、「運動している」と言うか、「体を動かしている子が多い」ので。その(生理の)時に、「『動いていてもあまり影響が出なもの』があれば良いな」とは思ったりしまするそれこそ、先ほどまでの「生理の話」で言うと、「衣装として白などの『淡い色味』を着る機会が多い」んですよ。だから、「生理の時に大変そうにしている子」も少なからずいて……。
- 佐藤
- それ(生理の時に大変そうにしている理由)は、「(衣装に経血が)染みる」かもしれないから?
- 井戸
- そうです。
- 横井
- (思う以上に)「なる」んですよ。
- RYUICHIRO
- 色によっては「悪目立ち」することもありますから。だから、「(生理が来ることを)気にして(大丈夫なように)工夫している子」は結構いますね。
- 佐藤
- ということは、「生理中にダンスやショーをすること」は「結構大変なこと」なんだね。
- 横井
- ダンスは「(体の)ラインが出る」ので。
- RYUICHIRO
- そうです。
- 佐藤
- (衣装自体も)「割とぴっちりしている」ものね。
- RYUICHIRO
- 衣装によっては、(生理用品のシルエットが)「すごく出てしまっている」みたいなケースもありますからね。ただし僕は男性なので、「衣装を着る時に(生理用品のシルエットが出ないように)どうやって工夫してるか」までは分からないですが。とは言え、「大変そうにしているな」ということは傍目から見ても分かります。
- 佐藤
- おそらく「タンポンを入れている」んだと思う。
- 久田
- ですけど、タンポンにも「体に合う/合わない」はありますし、「使えない人もいる」らしいので。
- 佐藤
- (タンポンは)「直に体内に入れるもの」だからね。それこそ、「化繊アレルギー」があったりすると「使えない」のかもしれないね。
- RYUICHIRO
- だから、「使えない子」は「大変だ」と言っています。
- 佐藤
- 先ほどの(原)先生の話でも、「フェムテックは市場規模が大きくなってきている」とのことだったけれど。ただ、「男性の認識や認知」の面では、「だいぶ浅い」と言うか「知られていない」と言うか。だけど、俺は(フェムテックのような話には)結構興味があるから。要は、性格的に「そもそもそう」なんだけど、付き合っている彼女がいる時に聞いたりしたの。それで、「いろいろ教えてもらったりした」けど、「分からないことは分からないままだったから」ね
- 横井
- おそらく、日本の歴史上では、「紙ナプキンの時代」は「すごく短い」んだと思います。そもそも「江戸時代は布しかなかった」はずですし。そこを踏まえると、(吸水サニタリーショーツの登場は)「想像にかたくない手法」であるとは思います。
- 久田
- 「日本のマーケティング」と言うか、「世界のマーケティング上」では「月経」は「タブー視がすごく」て。本当は「血液」だから、「経血は赤いもの」ですけど、CMでは「青く着色された液体」で「表されて」いたりして。
- 井戸
- 「爽やかな」ね。
- 久田
- それ(生理用品のCMでは経血の代わりに青く着色した液体を使っていること)を知らない男性が、「生理=女性から青い液体が出る」と(笑)。思っている人も……。
- 井戸
- 「いる」と聞きますよね(笑)。「経血=あれ(青く着色された液体)」と思っている人は「少なからずいる」らしいですよ。
- 久田
- 「人外かよ!」(笑)。
- 佐藤
- あれ(青く着色した液体)は、「お小水」にも見えるよね(笑)。
- 井戸
- オムツのCMでも使われていますよね。
- 佐藤
- 色が一緒だから……。
- 原
- 確かにそうだね。……「そんな発想なんだ」と思って、びっくりしてしまったけど。
- 久田
- そのタブー視が少しずつでもなくなっていって、「(思春期以降の女性なら)普通にあることだし、恥ずかしいことでもないよ」となれば「良い」ですよね。
- 横井
- 最近は「生理パッドのデザイン自体がかわいくなり」ましたよね。確か「 蜷川実花が(生理パッドを)プロデュースした」ことがあって。その商品は「とてもかわいかった」んですけど。だから、それ(蜷川実花によるプロデュース品が出て)以降、「生理パッド自体、少なからずデザイン重視になってきている」と言いますか……。
- 佐藤
- デザイン面からも「新しいプロダクト作ること」は、「重要なポイント」でしょう。原先生はどうお考えですか?
- 原
- 2019年からApple Watchでも「体温や脈拍を測れる」ようになってきてから、「フェムテック」と言うか「女性に向けたアプリ」が増えてきた印象ですね。代表的なアプリ名を挙げると『ルナルナ』かな?
- 井戸
- それ(『ルナルナ』)に限らず、「周期記録アプリ」は無数にありますね。
- 原
- 要は「いろいろある」わけですよ。だから、「それらとの連動が」次々と行われるようになって。ちなみに、私は「既婚者だから」もあるとは思いますが、「妻の体調は感情から察せてしまう」んです。要は「精神」と言うか「気持ちの状態」から、「どう接しようかな?」と「こちらが気にかけている」だけですけど。だから、これ(フェムテック)がどんどん進んでいけば。おそらく、「夫婦の関係性によるところはある」とは思いますが、「 そう(生理中)なのかな?」が分かれば、「不用意な発言は減らせる」ような気がします。
- 佐藤
- 俺としても「月経周期の情報」くらい「共有しても構わない」と思う。そうすれば、「こっちとしても気を遣いやすくなる」から。要は、「テレパシーや第六感みたいなもので悟って」なんて言われても困るわけだから。だけど、そう返すと「それも愛でしょ!」みたいに言ってくる人もいるだろうけど。でも、「そっちは自分の体だから、『そういう(生理の)状態になっていること』は『アラームみたいに分かる』のかもしれないけど、こっちはそこまで意識してねえし!」という話なわけで。
- 原
- (男には)それが「分からない」のよ。
- 佐藤
- ちなみに俺は、「今は彼女がいないから好き放題言える」わけだけどね(笑)。大体そうなのよ。仕方ないんだけど。(生理に伴う感情の起伏は、)「女性特有の問題」と言うか「課題」だろうね。
- 井戸
- そこ(生理中の気持ちの変化)は「必ず一回は揉めるポイント」ですね。
- 佐藤
- (男の言い分からすれば、)「知るかよ!」という感じですけど。
- 原
- 男性はそうなのよ。男性からすると「分からないこと」だから。
- 井戸
- そもそも、「女性からしても分からない」んですよ。「生理だから仕方ない」とは思っていないんですけど、「いらいらしているけど、何でだろう?」と思っていたら、「生理来た!」みたいなことすらありますね。
- 佐藤
- それ(イライラすること)は、誰だって「嫌」だと思うよ。俺ら男性陣にも伝わるように言えば、「大なり小なり排泄物を漏らした」という状況なわけでしょう?それなら、「気分も悪くなる」よね。(「お漏らし」の場合なら、)「収録を止めてまでトイレに行く」わけですよね? それと理屈は一緒なわけだから。
- 井戸
- (周期情報が)共有できて、「お互いに気を遣え合え」れば、「本当に平和」ですよね。無駄な争いも……。
- 佐藤
- だから、「カレンダー」は「 理解を深める」という意味でも、「良い機会になる」とは思うけどね。
- 原
- 「もし(フェムテックが)もう少し 進んだら」で思うのは、「膣内環境から女性が罹りやすい病気……、例えば『 子宮の病気』になりかけているところや症状が見えるようになれ」ば。「病院にも行きやすく」なる気がします。例えば「子宮内膜症に罹っている女性は結構いる」と聞きますけど、もし予測であっても「(子宮内膜症に)罹ってるかどうか」が見えれば、本人だけでなく、他の女性にとっても「より良いのかな?」と思います。
- 佐藤
- (トークの内容が)「いささか生理に寄りすぎている」から、一度フリップを見てみましょうか
- 井戸
- 参考資料があるので見てみましょう。「フェムテックの6つのジャンル」ですね。(分野が)月経以外にもいろいろありますね。
- 佐藤
- それぞれ読み上げてください。
- 井戸
- 「月経」「妊娠・子育てケア」「更年期や出産による身体の変化」「メディカル」「セクシャルヘルス」「ファッション」
- 佐藤
- 「ファッションもフェムテック」なんだね 。……先ほどの「吸水サニタリーショーツ」などが「ファッションに入る」のか。
- 井戸
- そうですね。「月経」とジャンルを2つ跨いで、ですね。
- 佐藤
- 「6つのジャンル」があることが分かりましたけど、横井さんは(フリップを)見てどうですか?
- 横井
- 「気になるものは(ありましたか)」ということですか?
- 佐藤
- 「気になるもの」でも良いですし……。
- 横井
- 私は「ファッション」ですかね。
- 佐藤
- 「フェムテックに関するファッション」という意味でよろしいでしょうか(笑)。
- 横井
- どれだろう? 「ファッション」と「子育てケア」ですかね?
- 佐藤
- (もしかして、)「実はあまりフェムテックには興味がない」んですか(笑)。
- 横井
- 割と「どうでも良い」と思っている(笑)。……というわけではありませんけど、私は「産後に骨盤が少し歪んで」しまって。だから、それ(骨盤矯正)は 「フェムテックになる」とは思いますが……。
- 佐藤
- (骨盤矯正は)「出産による身体の変化」のほうでしょうね。
- 横井
- 私(の場合)は、「自力で治らなく」て。それで「骨盤ベルトみたいなもの」があるので、それを使って治したんですけど。だから、そういうものが「もっと増えても良いのかな?」とも思ったり。ある意味ファッションですけど。……(骨盤ベルトは)ファッションなのかな?でも、「腰が歪んでいる」と自分は「嫌だな」と思うところがあって。
- 佐藤
- そうですよね。(フェムテックには)「6つのジャンルがある」ということですが、(原)先生はどうお感じですか?
- 原
- この先、社会は「超高齢化」に向かっているので。女性の場合は、更年期が「大きな要素」になってくるでしょうね。聞くところによると、「多汗症になって汗がすごくたくさん出たりして困ってみえる方もいる」という話もあるらしいので。
- 佐藤
- こうして見ると、女性は「すごく波瀾万丈」と言うか「すごく大変」ですよね。男性の場合、そもそも「月経自体ない」わけで。「子育てケア」と言っても「妊娠することはない」し、「更年期」もまず関係ないし、(妊娠がないわけだから、)「出産による(体型の)変化」もないでしょう。とりあえず「メディカル」はジャンルとしてあり得るとしても、「セクシャルヘルス」は、いわゆる「セクシャルウェルネス的なこと」だよね? となると、それも関係なくなるし、「ファッション」も関係ないだろうね。
- 原
- (「女性的な観点」という言い方はあっても、)「『男性的な』という表現はない」ですからね。おっしゃる通り、「女性というものは大変」ですよ。確か、「女性は一生涯で大体400回月経を迎える」と言いますから。当然、「毎月大変」だろうとは思います。
- 井戸
- 「女性は1カ月で性格が4回変わる」んですよ。要するに、「毎週性格が違う」んです。
- 原
- 「4週それぞれ違う」のね。
- 佐藤
- ということは、「4つの性格全てと相性が良ければ問題ない」けれど、「2週目は嫌い」や 「3週目はちょっと……」みたいなことがあるとすると、好きな性格の時は「1週間しかない」ということも考えられるわけ?
- 井戸
- そうです。基本的に「キラキラできるのは1週間しかない」ので、「そこしか合わない」という可能性は普通にあると思います。あとは「いらいらして」いたり、「どんよりしている」であったり。「落ち着いている」のは、「まだ良いほう」ですかね?
- 佐藤
- RYUちゃんはこれ(フリップ)を見てどう思った?
- RYUICHIRO
- フェムテックのジャンルを見た時に、「知らないことが多かった」から……。
- 佐藤
- アプリを作るならどのジャンルにする?
- RYUICHIRO
- アプリですか?
- 佐藤
- (アプリで考えるのが難しいなら、)「便利ツールみたいなもの」でも良いよ。
- RYUICHIRO
- どこだろう? でも、「妊娠」や「子育て」は「お互いに共通してくる」と言うか「夫婦であれば隠し立てするものでもない」気がするので。そうしたジャンルなら「作りたいな」と思いますけど……。
- 佐藤
- こうして見ていると「セルフマネジメント」と言うか「マネジメントに関わるものが多い」感じだよね。少なくとも、「月経」「メディカルケア」「ファッション」「妊娠」「子育て」辺りは「カレンダーアプリと紐付けられる仕様のものがありそう」だよね。あと、ぱっと思い付く分では「ファッション」は「専用アプリがある」としても、残りは「カレンダー系のイメージ」だよね。
- 原
- ちなみに、市場として伸びているのは「セクシャルヘルス」ジャンルなんですよ。例えば、具体例を挙げると、TENGA社は、「女性向け商品」もどんどん打ち出していまして。商圏としてデパートにも出店したりもして。要は「女性でも気にならないように」という一種の配慮ですね。
- 佐藤
- でも、冷静に考えると「男性のフェムテックへの理解を深める」なんて言ってるけど、どうなんだろうね。例えば、「セクシャルヘルスについて」なんて聞いたら、うっかりすると「セクハラ認定されかねない」よね。だから、「安易には触れにくい」よね。要は、「七菜子、(セクシャルヘルスは)やってる?」みたいな変な話になってくるわけだから(笑)。
- 原
- だから、「女性が求めるもの」は、上段のものでしょうね。
- 井戸
- 確かに、上の3つ(「月経」「妊娠・子育てケア」「更年期や出産による身体の変化」)のような気がします。
- 原
- 要するに、(自分のツラさを)「知ってほしい」や「楽にしたい」が望みだと思われるので。だから、「上段の3つ」なんでしょうね。
- 井戸
- あと、上の3つは「人によって全く程度が違う」ので。
- 原
- だから、余計に「知ってほしい」となるよね。
- 井戸
- (身体にまつわる事柄は、)本当に「個々人で違う」ので。その分、「お互いに理解してほしい」というところがあるんだと思います。
- 横井
- 「妊娠中のつわりなどで性格が変わったりする」なんて言いますからね。とは言え、それも「人による」んですけど。あと、更年期に入って、「あんなに優しかった人が、どうしてこんなに怒るようになっちゃったんだろう」という場合もありますから。
- 佐藤
- そうなると、もはや「精神的な話」になるので。そろそろ課題に戻ってみましょうか。課題の内容は、「フェムテックの新しいアプリを作ってみるなら」でしたね。今回は「いつもより具体的」ですけれども。これに関して七菜子はどう考えましたか?
- 久田
- 画期的なものは何一つ思い付かなかったんですが、何がいいですかね?「妊娠」「子育て」「更年期」は、どちらかと言えば、「自分一人で抱え込みやすい」と言いますか。だけど、いずれそれらの問題が降りかかってくるとしても、(自分の中に)「明確な答えを持っていない」わけですよ。だから、「この場合は、こうやって解決すると良いよ」みたいに「先人たちの知恵が集まっている」だけでも、「ありがたい」と言うか「不安は少くなるのかな?」という気がします。
- 佐藤
- そうすると、「認知系サイト」と言うか 「まとめサイト的なものがあると良いな」ということか。
- 久田
- そうですね。あと月経に伴うPMS__いらいらしたり__に関しても、以前の収録(※おそらく第53回 ブレイン・マシン・インターフェース 2021年11月4日放送のこと)でも出たかと思うんですけど、「今いらいらしてます」や「ほっといてください」みたいにピコーンと表示できる機能は欲しい。
- 佐藤
- そうだね。それなら俺も欲しい。俺にも「気分の波はある」もの(笑)。
- 井戸
- 社長の場合は、(男性なので、)「PMS」ではなくて単なる「機嫌サイン」ですね。
- 佐藤
- 「オムテック」みたいなことでどう? でも、「フェムテック」があるなら、「オムテック」があっても構わないよね。
- 井戸
- それは「あり」だと思います。
- 原
- 「急激に衝動的になる」としても、「男性にも気分の波がある」からね。
- 井戸
- 人間ですからね。
- 佐藤
- 「ビジネス的にメジャーなもの」では、比較・レビュー(サイト)やポータルサイトは結構あるよね。だから、「フェムテック系のまとめポータル」みたいなものがあっても悪くはないだろうね。……(今回の主題の)アプリとは少し違うけど。おそらく、「作るならそこ(ポータルサイト)」だろうね。
- 原
- 特に「出産や更年期」は、女性は誰しも「不安からスタートしている」はずなので。要は、「日々の生活から少し違う段階に入っていく」わけですから。しかも「期間に長短まである」わけですから。そういうことから「不安になりやすい」わけですよね? だから、七菜子さんのおっしゃる通り、フェムテックに特化したポータルサイトは「あったほうが良い」とは思います。
- 佐藤
- フリップを見ていて思ったんだけど、いくつもあるジャンルのうち、「IoTを駆使しなければならない領域が多い」気がする。
- 久田
- 「体に関わるもの」は、「どうしてもIoTに寄ってき」ますからね。
- 佐藤
- 「ウェアラブルと連携」したりね。
- 久田
- 確か補助金を受けている事業で1社ありましたよね。「膣の中に入れて管理する」みたいなものが。……だけど、そんなものが体調を管理してくれるのか?
- 井戸
- (私は)「サプリしか見ていなかった」です。「膣内環境を整えるサプリメントの事業」もあって、そちらばかり見ていました。
- 佐藤
- 最近は芸能人でも……、「膣の中に入れるやつ」は何だっけ?
- 横井
- 経血カップですか?
- 佐藤
- 手術で入れる「ワイヤーっぽいやつ※」は何だっけ? 「益若つばさなども使っている」らしいけれど……。(※おそらく子宮内避妊リング(UID)のこと)
- 井戸
- 「名前が出て来ない」ですけど、ありますね。中に入れて、経血もそうだし……。
- 佐藤
- (入れると)「生理が来なくなる」んだよね?
- 井戸
- さらに、「避妊具としての効果もある」という「あれ」ですよね? どなたか聞いたことありますか?
- 佐藤
- (材質は)プラスチック製なのかな? 確か「ホルモンか何かを出す」んだよね?
- 井戸
- 確か、(益若)つばさちゃんは「それで(生理が)すごく楽になった」とも言ってましたよね。
- 佐藤
- とにかく聞く限りでは、「生理が楽になる方が多い」ようだから。それ(子宮内避妊リング)に電子回路を軽く組み合わせて。「膣からBluetoothが出て」……、良いのかどうかは分からないけれど(笑)。
- 井戸
- 「人体から電磁波が出て」も大丈夫なのかな? そうは言っても、「どこかから電磁波を出さなければ、 IoTで管理できない」ですよね。
- 佐藤
- 安全性さえクリアできれば、「セクシャルウェルネスの面白いアプリ」が作れそうだよね。だけど、テーマがテーマだから、「どこまでなら話しても問題ないのか」が……。
- 久田
- 女性器は、ほかの器官と違って「外から接続しやすい」ですよね。そこを踏まえると、IoTとの親和性はありそうですけどね。
- 佐藤
- だけど、「考え方としては面白い」よね。発想としては、「体調を数値化する」みたいな話だから。
- 原
- しかも「パーソナライズされやすくなる」よね。
- 佐藤
- そもそも「基本的にパーソナライズされなければならない案件」だから。
- 原
- だから、「より事例が増える」と考えられることから、「個人差による違和感を埋めやすい」と言いますか。要は「フェムテックの観点からアプローチする」ことで、今まで少なからず違和感のあったものでも、「どんどん小さくなって」いけば……。
- 佐藤
- そういう意味では、フェムテックは「市場を作って押し広げている」わけだから。「歴史的に禁忌とされてきたようなテーマ」に対してもアプローチしやすくなるわけだよね。……何だか「(セクシャル)ウェルネスの話」ばかりだけど。とは言え、「本来なら突っ込みにくいジャンル」であっても、それ(フェムテック)があることで、「建て付け」と言うか「掲げるものがある」から……。
- 原
- 話がしやすくなるわけですよ。
- 佐藤
- そこ(フェムテック)に関しては、市場はすごく広いと思う。だから、そういうもの(IoTへの対応)を連携させて。もちろん「(セクシャル)ウェルネス以外(のジャンル)」にもどんどん広がってもおかしくないだろうし。要は、この先「オムテック」や「 LGBTQ」にも繋げられそうと言うか。結局、 「性やジェンダーにまつわる問題」は、「誰しもが持っているだろう」から。もしかすると数年後には「ジェンダーテック」みたいな概念になっていそうだよね。……何だか「エンディングっぽいまとめ方」になってしまったけど、「ソリューションをまだ何も出していない」から。ひとまず皆さんの声も見てみましょう。
TOPICS
みんなの声
- 井戸
- 『フェムテックをニッチ扱いしているのは男性だ。』
- 佐藤
- そうだよね。「ニッチ」と言うか「知らなさすぎる」と言うか。
- 井戸
- 今までが。
- 佐藤
- だけど、「女性は男性のことを知っているのか」と問われたとすると?
- 井戸
- 知らないですね。「知っているか、知らないのかすら分かっていない」かもしれません。
- 佐藤
- それを言ったら「(異性に)興味ないの?」なんて言われて。
- 久田
- 今日はその話じゃない。
- 佐藤
- 「全部終わってしまう」よね。「男は女に興味ねえし」みたいになって。
- 井戸
- それだとまるで「小学生のけんか」だから。
- 佐藤
- けんかしなくても良いはずだから。
- 井戸
- 『タニタは20年以上前からフェムテックに取り組んできた。』
- 原
- 「20年以上前から取り組んでいる」なんて、タニタはすごいよね。
- 佐藤
- 「原始的なフェムテック」と言うか、「ヘルステック」ではタニタはパイオニアだよね。実際、体重計は本当に高機能だよね。
- 井戸
- 「体脂肪率」などが測れてね。
- 佐藤
- 「数値化する」という発想では、まずアナログの体重計が生まれて、それがデジタル式になって。要は「 IoT化」だよね。だからこの(フェムテックやヘルステックの)分野では(タニタは)強いでしょうね。「知見を持っている」わけだから。
- 井戸
- 次へいきましょう。
- 井戸
- 『妊娠中のつわりもテクノロジーで何とかならないかな』。なれば良いですよね。
- 久田
- (つわりの最中は、)「日によって食べられるものが違う」なんて言いますよね。だから、「何か出せれば良い」のかもしれません。「今日(のおすすめ)はバナナです」みたいに通知をピコーンと。
- 井戸
- あとは、「妊娠中の不足しがちな栄養素」なども出せたら良いですよね。
- 横井
- (つわりの状況は)本当に「人によって違う」ので。私の場合は「ほとんどなかった」ですけれど。(つわりの)ある人は「本当に大変そう」と言いますか……。
- 佐藤
- 横井さんは「割と鍛えている」と言いますか。「身体的な面でアドバンテージがありそう」だから。
- 井戸
- 心配なさそうに思います。
- 横井
- いやいや、当人としては少なからず心配です。
- 久田
- 「妊娠中もトレーニングをしたほうが良い」とは言いますものね。「産みやすさが変わるし、産後の復帰も変わる」という話らしいので。
- 井戸
- 「筋肉は付けておいたほうが良い」とは言いますよね。
- 横井
- だから、私は妊娠中は意識して積極的に歩いていました。
- 佐藤
- それなら「アラーム的なもの」でも良いよね。
- 井戸
- 確かに、「運動量」なども重要そうですし。それが、「イコールつわりを軽減させられるか」は、分からないですけど、「繋げられそう」ですよね。
- 佐藤
- 科学的な見知を踏まえて、そこ(運動とつわりの関係)がつながるようにできれば良いよね。
- 原
- だから、「つわり」に限らず、「妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群の旧称)などにも絡められればなお良い」だろうね。妊娠中毒症での死亡率は「思ったより高い」から。「テクノロジーで対応できるなら進めていきたい」よね。「いつの間にか……」という悲劇は「ないに越したことはない話」だろうから。
- 井戸
- 要するに、「母親が早く気付けるから」ということですよね。最後いきましょう。
- 井戸
- 『男性特有の悩みを解決してくれるテクノロジーはないのか。』
- 原
- 欲しい。
- 井戸
- 「オムテック」ですよね。
- 佐藤
- 今や美容系などでは「オム」を積極的にテーマにしているから。「フェムテック」が広がっていけば、そのまま「オムになる」と言うか。
- 原
- 「のちのち出てくる」でしょうね。
- 佐藤
- いずれは「2兆円規模でなくなる可能性もある」よね?
- 原
- 人口数で言えば、「人類の半分で2兆円」の話ですよね。
- 井戸
- 正確には、「医学的な性質の(人口数)」でしょうね。
- 原
- 要するに、「残り半分」なので、分かりやすく言えば、「2倍の4兆円」になるわけですよ。
- 佐藤
- だから、遺伝子的は「絶対需要に近い」わけだ。
- 井戸
- 確かに、(人間が生き物である限り、性別は)「なくならない」わけですからね。
- 佐藤
- というわけで、「どこまで突っ込んで構わないのか」という線引きはありますが。でも、ジャンルとしては、どんどんやっていくべきだろうとは思う。実際、もう少し深く突っ込みたいところもあるけれど。とりあえずソリューションを出してみましょう。
TOPICS
ソリューション
- 井戸
- お願いいたします。
- 佐藤
- 本日のソリューションはこちらです。「フェムテックまとめを作ろう」。さっき言っていたやつだね。まずは、フェムテックについてもう少し理解を深めて。女性でも「どういうソリューションがあるのか」という予見整理ができていないわけだから。
- 久田
- いまだに、「(生理用品に)新しいものが出たよ」みたいな内容ですら「口伝で伝わって」いますからね。
- 佐藤
- そういう「フェムテック版の@cosme的なもの」があれば良いよね。市場を押し広げることも早くなるかもしれないし。そんな感じで今日のソリューションをまとめたいと思います。
- 佐藤
- 男性でもそうなんだけど、(他者の身体のことは)「分からない」わけだから。だけど、身体のことになると女性は「一層思いが強い」から。「なかなか一本の軸にならない」というね。「新しいアプリを作るなら」と言っているのに、「話が全くあらぬところに行った」と言うか、(全員が)「好き放題に言う」ものだから。前もって打ち合わせしておいてほしいよね(笑)。何はなくとも、こういう「感情的になりやすいテーマ」の場合は、先に打ち合わせておくべきなのかもね。
- 井戸
- これでも「しゃべらないようにしたほう」なんだけどな。
- 佐藤
- 別にしゃべってもらって構わないんだけど、もう少し「ゴールに向かって話してもらう」と言うか、「番組の進行に協力していただければ」と言いたいわけです。ありがとうございます。
- 井戸
- ありがとうございました。次回以降の放送はこちらの通りとなっています。また次回も木曜日の夜10時にお会いしましょう。次回もお楽しみに。
- 佐藤
- 最後までご視聴ありがとうございました。さようなら。
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